SGHトピックス

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  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座39・40

    2018年1月16日(火) | SGHトピックス

    1月13日(土)1~4限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第39・40回2年SG重点分野講座を行いました。
    関西学院大学のティモシー・カーン先生をお迎えし、間際に迫ったSGH最終発表会にむけて、英語プレゼンテーションの練習と日本語での課題研究発表の準備を行いました。また、本校の第1期留学生(2006年度在籍)であるミーンさんがマレーシアから、現在オーストラリアから来ている留学生の平原美冴さんにも参加してもらいました。
    最終発表で課題研究を発表する班は全部で3班あります。内2班は、海外調査班、1班は国内調査班です。各班のメンバーは、発表内容について様々なアイデアを出し合いながら充実した発表をするために協力して考えていました。生徒たちは発表内容についてミーンさんに相談したり、アドバイスをもらうことができました。
    英語によるプレゼンテーションは今までの課題研究や実態調査をまとめたもので、英語で円滑に発表できるよう、カーン先生の指導を受けました。自分たちの発表が伝わるように、何度も練習を行い、最後に、全員の前で各班が発表を行いました。カーン先生、ミーンさんからアドバイスをいただき、本日の講座は終了しました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座37・38

    2017年12月23日(土) | SGHトピックス

    12月23日(土)1~4限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第37・38回2年SG重点分野講座を行いました。今回は関西学院大学講師のティモシー・カーン先生をお迎えし、プレゼンテーション資料作成のご指導を頂きました。年内最後の活動となり、プレゼンテーション準備もまとめの段階に入っています。2月に行われるSGH最終発表会にむけて生徒たちも真剣に取り組んでいました。前半は、各班が中間発表会で頂いた助言や講師の指導を基に、発表内容や方法について意見を交換しながら作業を進めました。後半は、プレゼンテーション資料を英語で円滑に発表できるようカーン先生の指導を受けながら発表内容をまとめました。メンバーはプレゼンテーションを通して伝えたいことは何なのかを念頭に、英語での自然な表現方法に気をつけながら試行錯誤していました。最終発表会では以前より成長した姿を見せられるよう日々努力を重ねています。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座35,36

    2017年12月19日(火) | SGHトピックス

    12月16日(土)1~4限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第35回、36回2年SG重点分野講座を行いました。今回は大阪教育大学准教授の乾陽子先生をお迎えして、来年2月のSGH発表会に向けて3つのプレゼンテーション「震災復興から考えるふるさと創生」、「エビ養殖とマングローブ林破壊」、「オイルパームプランテーションと熱帯雨林の伐採」について、アドバイスをいただきました。前半は、先日行われたSGSの期末考査の結果を踏まえ、SGHの研究テーマである「自然破壊と経済発展」について、再確認とまとめをお話がありました。「まず、根本的に人間の活動が自然破壊につながっており、生産活動と消費によって今の人間の富が生まれている。今それぞれの班に分かれ各研究テーマは異なるが、それらを自分の消費活動と結びつけて考えることが必要である」と、説明がありました。後半は話の内容を踏まえそれぞれの班で個別にアドバイスを受けながら、プレゼンテーションの内容を見直しました。そのあと、国内組の発表を聞き、疑問点や改善点を出し合いました。また、気仙沼のカキ養殖場と上流の森の関係性をうたう「森は海の恋人」の観点を、いかに能勢地域の自然環境保全の課題に繋ぐかを考えてみました。グローバルな課題解決をローカルな課題解決に活かす方向性が見えてきました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座4

    2017年12月18日(月) | SGHトピックス

    12月6日(水)5,6限、元青年海外協力隊員の早瀬悟志さんを迎えて、第4回2年SG基礎知識講座を実施しました。早瀬さんは、大学卒業後、JICAの青年海外協力隊員として南アジアのスリランカで「体育・体操」の指導・普及活動を行い、帰国後は大阪府立高校で保健体育教師として働いています。青年海外協力隊の経験を通して、スリランカと日本の文化の違い、価値観や考え方の違いについてお話していただきました。

    最初に「あなたは世界を旅する釣り人です。ある国の海辺で、目の前に食糧が無く困っている人がいます。さてあなたなら・・・」と問いを投げかけ、国際協力活動とは何か、また、一歩国境を超えると「常識、当たり前、普通」が通じなくなることについてのお話でした。

    次に、ビデオを交えながらスリランカの紹介がありました。スリランカは北海道と同じくらいの大きさの国ですが8つもの世界遺産があります。また、サンフランシスコ平和条約の締結の際スリランカの初代大統領が日本を助けたなど、日本との関係も深い国です。また、ビデオで早瀬さんが勤務したスリランカの学校での体育授業の様子を見て、日本の学校とはかなり様子が違うことを知りました。

    後半は、ワークショップ「フォトランゲージ」を行いました。このワークショップでは、写真からわかること気付くことを話し合うことを通して、それぞれの人が持っている固定観念を壊すのことが目的です。 グループごとにスリランカでの生活の様子の写真を1枚渡され、写真から何を想像するか話し合いました。たくさんの意見が出て、また後で実際に、何の写真かを知らされて、様々な考え方があることを体験しました。この講演、ワークショップを通して、自分の常識が世界の常識ではないことを学ぶ良い機会となりました。

  • 2・3年SG基礎知識特別集中講座

    2017年12月18日(月) | SGHトピックス

    12月16日から1月31日まで、オーストラリアのアデレードにある、Blackwood High Schoolから、日本人の留学生として平原美冴さんが来ています。オーストラリアの永住権を持ち、現地高校に通う2年生です。ご家族の海外赴任により、小学4年生の時にオーストラリアへ移住し、以後日本の学校に通ったことがなく、今回短期留学生として能勢高校で高校生活を体験しています。日本語、英語、スペイン語を話すトリリンガルです。頭の中では英語で物事を考えているようです。2、3年生のコミュニケーション英語ⅡⅢの授業では、オーストラリアの学校生活についてネイティブイングリッシュでプレゼンテーションを行い、多くの質疑応答がありました。日本の高校とオーストラリアの高校では多くの相違点があり、驚かされました。同じ日本人でも様々な生き方があることを実感することが出来ました。SGH活動の一環であるインドネシア伝統音楽“ガムラン”にもチャレンジし、日本での高校生活を楽しんでいます。1月21日からは2年生と一緒にマレーシアへの修学旅行にも参加し、姉妹校アスンタ高校訪問や連携大学であるプトラマレーシア大学訪問では英語で交流のサポートをする予定です。

     

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座34

    2017年12月18日(月) | SGHトピックス

    12月5日(火)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第34回2年SG重点分野講座を行いました。今回は『マレーシアのパームオイルとRSPO』をテーマに、6月に引き続き、サラヤ株式会社CSR推進部長の小辻昌平さんをお迎えしてお話いただきました。前半は、パーム油の生産・調達に関して、世界基準を設けることを目的とした、「RSPO」(Round table on Sustainable Palm Oil=持続可能なパーム油のための円卓会議)という会議体についての講義が中心でした。日本を含め、世界で2879もの企業団体が参加していますが、最大のパーム油消費国である、インドと中国が参加していないという問題があることがわかりました。後半は前半で学んだことを踏まえ、①消費財メーカー②環境NGO③森の住民④プランテーションオーナーと4つのグループに分かれ、ステイクホルダーワークショップを行いました。それぞれの立場で、アブラヤシのプランテーションについて主張したいことを考え、発表しました。異なる視点からプランテーションを見ることで、今までは見えてこなかった問題点や意見に目を向けることが出来ました。小辻さんから、「どうやって上手くみんなが折り合いをつけてやっていくかが大切。正解はない」とお話いただきました。パームオイルだけではなく、これから多くの問題に向かい合っていく上でも役立つ貴重なワークショップとなりました。

  • 1年SG基礎知識講座9

    2017年12月17日(日) | SGHトピックス

    12月4日(月)5~6限、第9回1年SG基礎知識講座を行いました。元ユニセフ事務局長で現関西学院大学教授の久木田純先生にお越しいただき、演題「世界のためのデザインについて」で講演していただきました。

    前半は、久木田先生の高校時代から国連職員になられるまでのお話でした。高校時代に、「自分はどこからきたのか、なぜ生きているのか、どうやって生きていくのか」といった疑問を持たれたところから、地球と自分の未来を確保するための目標が必要と考えました。そして、そのために進学、国連への就職の道を選びました。国連(ユニセフ)で、通算6カ国で様々な救援活動に従事された経験を話されました。

    後半は、20世紀では「マネー中心」の資本主義産業社会により多様な問題が生じ、それを引きずっている21世紀の世界構造についてお話がありました。この状況下で「人類は22世紀を迎えることができるのか?」という問題について、グループで話し合いました。

    最後に、21世紀を生きるグローバルコンピテンシー(グローバルな課題の分析力、理解力、関わる力など)を持つ人材になるには、「地球レベルのアイデンティティー+ビジョンを持って考え行動する」「使命感を持ってあきらめず地球規模の問題を解決する」「世界の多様性を力としてシナジー(協働など)を作り出せる」ことが必要であるというメッセージがありました。現在起こっているグローバルな問題から、地球の未来を考える良いと機会となりました。

  • 能勢町議会との懇談会

    2017年12月6日(水) | SGHトピックス

    11月30日(金)、能勢町議会において、2年SGS受講生と3名と、3年SG重点分野講座受講生1名が懇親会を持ちました。3年生徒は、本年度取組んできた課題研究成果の発表を行いました。この発表は昨年2年生でのコスタリカへの留学で学んだ「生態系サービス(PES)」に関するもので、このPESを能勢地域に導入し自然を活かした地域活性化について述べたものでした。2年生3名は、本年度のSGH課題研究で、マレーシアのエビ養殖やオイルパームプランテーションなどの産業活動が、現地の自然破壊とどのように結び付いてるのかを学んでいること、またそれらの学びが能勢地域の活性化にどのように結び付けられるかを考えていることを発表しました。能勢高校のSGH活動について能勢町議会議員の方々に知っていただく良い機会となりました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座32,33

    2017年12月6日(水) | SGHトピックス

    12月2日(土)1~4限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第32回、33回2年SG重点分野講座を行いました。今回は中間発表会が終了してから2回目の授業であり、来年2月3日の最終発会に向けて準備を始めました。中間発表で出てきた疑問や課題を踏まえ、新たに最終発表会に向けての骨子を作っていくことになりました。A~Cの3グループに分かれ今後どのような展開にしていくのかを話し合いました。最終発表会では中間発表の結果を踏まえ、1年間のまとめとして課題研究の成果を十分に発表できるよう議論を深めていきます。

  • 1年SG基礎知識講座8

    2017年12月5日(火) | SGHトピックス

    11月30日(木)5~6限「日本史A」において、第8回1年SG基礎知識講座を行いました。今回は(公財)箕面市国際交流協会 河合大輔氏をお迎えし、「三つの壁を考える~多様なルーツを持つ人々が共に生きる社会をつくる~」をテーマにご講演いただきました。まずは、クイズ形式で日本や大阪で暮らす外国籍をもつ人々の実態について理解しました。それをふまえて、「三つの壁 “言葉の壁”、“制度の壁”、“心の壁”」について、考えを深めました。“言葉の壁”では、自分が海外(言葉がわからない場所)で暮らすときにどんなことに困るだろうか?そのときに、どんなものやことがあれば助けになるだろうか?と考え、グループで意見交換をしました。スマホが必要、勉強できる環境が必要、など様々な意見が出ました。また、“心の壁”では、心の壁をなくしていくために何ができるだろうか?との問いかけに対して、ヘイトスピーチ解消法にかかわる事例から考えました。「個人としての出会いを大切にしてください」という河合さんの助言があり、先月まで在学していた短期留学生ノミンとスィーとの出会いを重ね合わせて考えることが出来ました。

    最後に「決めつけだけで人を見ずに相手に敬意をもって接していきたい」などの感想が出て、他者の立場から事象をとらえる良い機会となりました。