SGHトピックス

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  • 2,3年SG基礎知識特別集中講座(社会福祉基礎)1

    2017年6月28日(水) | SGHトピックス

    6月26日(月)5~6限、2年生9名と3年生4名(合計13名)の選択授業「社会福祉基礎」において、SG基礎知識特別集中講座を行いました。大笑い福祉使かつ楽語家の交遊亭楽笑さんをお迎えし「日本の伝統文化を知る」~手話落語を通して~というテーマで講演、及びワークショップを行いました。交遊亭楽笑さんはイベント「ごきげん企画 楽笑屋」を主宰され、学校や福祉施設など様々な場所で日本の伝統文化を通じて福祉活動を展開しています。
    日本伝統文化である落語の話芸にまつわる解説、落語を介した福祉活動、そして、これらの活動がグローバルに広がっていくことなど、幅広い内容の講演でした。また、手話落語の基礎となる手話漫談の手法を使い、謎かけからグローバルで機知に富んだ答えを考えるワークショップを行いました。教室は、大きな笑いに包まれました。日本の伝統文化を通してたくさんの手話を覚え、柔軟な思考の大切さも体験する充実した講演、ワークショップとなりました。

  • 2年SG重点分野講座校外学習(平安神宮で英語観光ガイドにチャレンジ!)

    2017年6月26日(月) | SGHトピックス

    6月24日(土)、2年生SG重点分野講座を受講する11名が参加し、京都平安神宮にて英語観光通訳体験を実施しました。大阪国際大学ESSクラブの大学生のサポートを受け、1グループに能勢高生2~3人と大学生2人の構成で、4グループで英語観光ガイドにチャレンジしました。最初は緊張しながらも、勇気を出して声掛けし、英語で案内しました。次第に慣れるにつれて、自分の言葉で説明することができるようになりました。カナダ、スペイン、オランダ、イギリス、台湾、オーストラリア、リトアニア…様々な国の観光客のみなさんが、快くガイドにご協力くださいました。
    最後は、一日ご指導いただいた大阪国際大学のロジャー先生からご講評をいただき観光ガイドチャレンジを終了しました。4グループで20組以上の外国人にガイドをすることができ、大きな自信となりました。

  • 1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座4

    2017年6月24日(土) | SGHトピックス

    6月22日(木)5・6限目に、大阪大学言語文化研究科言語社会専攻准教授の今岡良子先生をお招きして、第4回1年SG基礎知識講座を行いました。
    講座の内容は、「モンゴルと私」と題し、今岡先生自身の生い立ちやなぜ勉強するのかなどのお話から始まりました。モンゴルの気候等の概要、ストリートチルドレン(マンホールチルドレン)に関する内容、また、能勢高校と今岡先生が今までに行ってきたモンゴルに関する取組みなどをお話しいただきました。昨年2年生がモンゴルへ実態調査に行ったこと、そして、毎年、文化祭でNPOモンゴルジェンダーセンターへのチャリティ活動を行っていること、在大阪モンゴル国総領事館が応援していただいていることなど、モンゴルと能勢高校の強い繋がりのお話しがありました。
    また、モンゴルの五畜(羊、ヤギ、牛、馬、ラクダ)を最大限生かした食生活、移動式住居「ゲル」での生活、大草原の自然の中で暮らし環境にやさしく自然と共生するライフスタイルなど、モンゴルの魅力をたくさん伝えていただきました。
    今年度の文化祭での取組みや来年度のSGHでの課題研究につながる講演内容であり、今後1年生が活動を進めていくための動機づけとなりました。

  • 3年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座①

    2017年6月23日(金) | SGHトピックス

     6月22日(木)5,6限目、第1回3年SG(スーパーグローバル)基礎知識講座を実施しました。コアプラスの武田緑さんを講師にお迎えし「Think Global Act Local」というテーマで、ご講演いただきました。日ごろ、コアプラスでは地域での教育活動を行い、また、講習会を開くなどして全国に教育情報を発信しています。
     武田さんは、19歳のときに初めてピースボートに乗船し、世界一周を果たしました。その後も幾度かピースボートに乗船しました。近年はピースビートの主催者側のスタッフとして各国の乗客をもてなしました。                         
    講演では、ご自身の経験から、さまざまな方法によって世界と繋がりを持ち、性別や人種をこえてあらゆる人と関わることで、グローバルな視点、幅広いネットワークを手にすることができるが、それだけでは日常生活や地域活動に変化は起こらないと気が付きました。そこで、地域の課題解決に向けた変化をさせるためには、ローカルな場所で実現可能且つ、具体的なアクションを起こすことが重要だと語られました。
      講演後の感想として、「様々な体験をし、異文化に触れることで自分を見つけようと思う」、「自ら行動することが大切だと知った。きっかけを作ることで、やりたいことや目標を見つけることができるかもしれない」、また「自分の住む地域で積極的に協力しようと思う」などの声が聞かれ、グローバルな活動からローカルな活動まで、物事をグローカルに捉えるよい経験となりました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座9

    2017年6月22日(木) | SGHトピックス

    6月20日(火)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第9回2年SG重点分野講座を行いました。前回に引き続き、関西学院大学 文学部 文化歴史学科 教授 田和正孝先生をお迎えし、『マレーシア 環境破壊と経済発展~エビの養殖とマングローブの植林~②』をテーマに講演いただきました。
    前半は、エビの養殖場がどのように造成され、エビが管理、飼育そして収穫されているのかをマレーシアの養殖場を例に学習しました。養殖業者によって、現地の人々が海の満干を利用した漁を生業とし自給自足をしていた湿地帯のマングローブ林は伐採され、入り江から水を引いて集約的な養殖池が数多く造られています。そして、池をアルカリ化するための石灰や害魚を取り除くための薬品、病気対策の抗生物質を撒く養殖場もあることを知りました。
    後半は、主に田和先生が調査されたタイと日本の合弁事業の水産加工会社を例に、収穫されたエビなどの水産物が加工・商品化されていく様子を学習しました。養殖池から消費者まで、いうなれば川の上流から下流までの流れを知ることの重要性を学びました。生産から流通、消費に至るまで、責任ある漁業を行うことが大切であることを学習しました。
    マングローブ林の伐採からエビの養殖技術、加工、流通、消費までを学んだことで、環境問題から経済活動まで幅広く考える機会となりました。

  • 3年SG重点分野講座:課題研究成果発表(大阪府立大学にてプレゼンテーション)

    2017年6月21日(水) | SGHトピックス

    6月19日(月)、3年SG重点分野講座生徒3名が大阪府立大学 伊井准教授講義「教育の法の制度」に招待され、SGH課題研究のプレゼンテーションを行いました。大きな講義室には大学1~4回生、大学院生など40名ほどの学生が出席しており、3名はやや緊張した様子で発表を行いました。
    発表内容は、昨年度のSGH研究発表会で発表した「モンゴルのストリートチルドレン~その原因と取組」で、貧困問題に対する分析と、対策への提案でした。発表後、質疑応答の時間が設けられ、大学生・大学院生から多くの質問が出されました。中には高校生のレベルでは手に余る難しい質問もありましたが、3名は自分なりの答えを考え回答していました。
    最後に伊井先生より「大学生が本気で質問をしたくなるレベルの高い発表でした」という講評をいただき、3名にとっては今後のSGH活動に対する大きな自信となりました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座『シャプラニール全国キャラバン2017』

    2017年6月19日(月) | SGHトピックス

    6月17日(土)『シャプラニール全国キャラバン2017』がフェアトレードショップ&カフェ エスペーロ能勢にて開催され、本校2年次生SGS受講生徒10名が参加しました。一般の方も含め30人ほど参加者がありました。講演者は、NPOシャプラニールのバングラデシュ ダッカ事務所プログラム・オフィサーのマフザ・パルビンさんで、講演テーマは「羽ばたけ!家事使用人の少女たち」です。マフザさんは、シャプラニール ダッカ事務所で、家事使用人として働く少女の児童労働削減運動に従事されており、本年度、日本各地で講演されています。
    講演では、世界最貧国の1つであるバングラデシュの様子のお話しから始まり、厳しい貧困の状況や児童労働の実態についての詳しい説明がありました。バングラデシュには、学校に行くこともできず、親元を離れて家事使用人として働く少女が約33万人いるとされています。シャプラニールは、ダッカ市内に3つの「センター」を開設し、家事使用人の少女たちに、基礎教育、情操教育、保健衛生教育などを受ける仕組みを作っています。働く少女たちへの支援の他、保護者や雇い主への働きかけ、また地域社会や政府、行政への働きかけを行うなど、バングラデシュの社会を変えるための啓発活動を進めています。
    講演のあと、生徒から次々と質問や感想が出ました。パルビンさんは、本校生徒の関心が高かったことに対し、喜びと感謝の言葉を述べられました。
    このように、物心両面での支援ではなく、社会構造そのものを変えるNGOの児童労働撲滅の取組みを学び、貧困、児童労働から、支援の方法、NPOの活動など、国際貢献について考える良い機会となりました。

     

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座8

    2017年6月15日(木) | SGHトピックス

    6月13日(火)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第8回2年SG重点分野講座を行いました。「漁業地理学」がご専門の関西学院大学 文学部 文化歴史学科 教授 田和正孝先生をお迎えし、『マレーシア 環境破壊と経済発展~エビの養殖とマングローブの植林~①』をテーマに講演いただきました。
    今回の講演では「地域をつなぐ人とモノ-水産物から考える」という視点でお話されました。前半は水産加工物の生産、特に養殖エビについてのお話しでした。普段私たちが食べている‘泳ぐエビ‘は、暖海性と公塩性を持つ水域で獲れ、主な種類は「ブラックタイガー」と「バナメイ」であることを学びました。
    後半は、これまで主流であった「ブラックタイガー」はウイルスに弱い為、それに替わって最近では病気に強い南米原産の「バナメイ」が主に東南アジアで養殖にされている現状を学習しました。マングローブ林を伐採しエビ養殖池を造りエビを収穫していることで、環境破壊が深刻な問題となっており、世界のエビ一大消費国である日本に関わりが深いことも知りました。
    今回、エビ養殖の今日に至るまでのプロセスを知ったことで、海外実態調査で訪問するマレーシアで、調査内容がより具体的になった貴重な講演でした。

  • 1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座2,3

    2017年6月14日(水) | SGHトピックス

    6月12日(月)と19日(月)、日本政策金融公庫・大阪創業支援センター所長の大場正規さんをお招きして、第2回・第3回1年SG基礎知識講座を行いました。高校生ビジネスグランプリ参加をめざして、ビジネスプラン作りにチャレンジします。
    高校生ビジネスグランプリの紹介とビジネスアイデアの発想はどのようにして生まれるのかというお話でした。社会において、「新たなよそ者」つまり「若者」が既存の考えを変えることができ、この高校生ビジネスグランプリはそういった若者にアイデアを発信して欲しいということで行われています。人のニーズは、時代、年齢、環境によって変わり、そこに様々なビジネスアイデアを生むチャンスが生じます。高校生自身が抱える課題からそれを解決する方法を考えるなど、ビジネスアイデアを考えるアクティビティーを行いました。身近な課題から、それぞれが独自の解決方法を考える創造的な時間となり、コンテスト参加への士気が高まりました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)英語プレゼンテーション講座スタート

    2017年6月14日(水) | SGHトピックス

    6月12日(月)、今中重美先生のSG英語プレゼンテーション講座がスタートしました。 今回は、WWOOFER2名とともに来てくださり、今中先生が実践するネイティブの英語に対する姿勢について学びました。WWOOFERの Martin さんは、オーストラリア人男性でメルボルンから、Katieさんはアメリカ人女性でコロラド州から来ており、90分間すべて英語でやりとりしました。この講座では、英語プレゼンテーションの向上をめざしていますが、様々な外国人ゲストスピーカーを招き文化交流をする中で、異文化理解の良い機会になることでしょう。