SGHトピックス

2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座9

6月20日(火)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第9回2年SG重点分野講座を行いました。前回に引き続き、関西学院大学 文学部 文化歴史学科 教授 田和正孝先生をお迎えし、『マレーシア 環境破壊と経済発展~エビの養殖とマングローブの植林~②』をテーマに講演いただきました。
前半は、エビの養殖場がどのように造成され、エビが管理、飼育そして収穫されているのかをマレーシアの養殖場を例に学習しました。養殖業者によって、現地の人々が海の満干を利用した漁を生業とし自給自足をしていた湿地帯のマングローブ林は伐採され、入り江から水を引いて集約的な養殖池が数多く造られています。そして、池をアルカリ化するための石灰や害魚を取り除くための薬品、病気対策の抗生物質を撒く養殖場もあることを知りました。
後半は、主に田和先生が調査されたタイと日本の合弁事業の水産加工会社を例に、収穫されたエビなどの水産物が加工・商品化されていく様子を学習しました。養殖池から消費者まで、いうなれば川の上流から下流までの流れを知ることの重要性を学びました。生産から流通、消費に至るまで、責任ある漁業を行うことが大切であることを学習しました。
マングローブ林の伐採からエビの養殖技術、加工、流通、消費までを学んだことで、環境問題から経済活動まで幅広く考える機会となりました。