校長室だより
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平成26年度 第1回安全衛生委員会を開催
2014年7月3日(木) | 校長室だより
平成26年7月3日(木) 本校校長室におきまして、学校医で産業医でもあられます小川定男先生にお越しいただき、第1回安全衛生委員会を開催しました。
安全衛生委員会とは、職員の危険または健康障害の防止、職員の健康保持増進、公務災害の原因及び再発防止対策など、安全衛生管理者(校長)に対し意見を述べるための組織です。
今回は、職員の時間外勤務時間について府立学校全校と本校とを比較することにより、時間外勤務時間の減少に向けての業務改善、病気休職をしない、ストレスを受けないためのメンタルヘルス対策などについて話し合いを行いました。
総合学科であり中高一貫教育校である本校の教職員の仕事量増大と仕事の多様化は、なかなか避けては通れない状況になっていますが、健康管理の把握、職場の人間関係などには十分配慮し、良好な職場環境・雰囲気の醸成に努めてまいりたいと思います。 -
能勢高校を応援する会 第5回総会に向けて
2014年7月3日(木) | 校長室だより
7月20日(日) 淨るりシアター大ホールで開催する能勢高校を応援する会第5回総会に向けて、西田彦次会長とともに、当会及び本校の魅力化に力になっていただける来賓の方々への出席並びに祝辞の依頼に出向きました。
箕面に事務所のある大阪府会議員の上島一彦氏にはお会いし直接依頼、前田佳則氏には秘書さんに依頼書・案内をお渡しできました。山口禎町長には、多くの町職員の参加を含めて依頼しました。
また、箕面からの帰りには、西田会長から、能勢町地黄にある清普寺(せいふうじ)を案内していただきました。
清普寺は、本堂が日蓮宗方丈型としては府内最古であり、能勢家墓地の五輪塔13基、宝塔4基、笠塔婆25基、板碑27基は府指定文化財に指定されています。
当時の能勢家の繁栄ぶりを確かめることができる、見応えのあるお寺です。
来年は、地黄城の築城400年を迎えます。能勢の歴史と文化の奥深さに感動しました。 -
7月20日(日) 能勢高校を応援する会第5回総会を開催します。
2014年6月30日(月) | 校長室だより
平成26年7月20日(日) 淨るりシアター大ホールにて、能勢高校を応援する会第5回総会を開催いたします。
今回は、生徒発表に加え、地域再生マネージャーとして能勢町の6次産業化に係っていただいている斉藤俊幸さんに講演をお願いいたします。
斉藤さんは、農業高校などの食の6次産業化プロデューサー事業やグローバル人材育成等の教育分野でも活躍されておられます。
能勢高校の今後のめざすべき方向性に大きな示唆を与えてくださる、有意義な会になると確信しています。学校関係者、行政関係者、6次産業化に興味のある方、保護者、地域の多くの皆さまの参加をお待ちしています。
配布用チラシです。クリックすると大きくなります。閉じるときは右下×をクリックしてください。
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大阪府立高等学校PTA第1ブロック協議会に参加
2014年6月22日(日) | 校長室だより
平成26年6月21日(土) 豊中駅前のホテルアイボリーで開催された大阪府立高等学校PTA第1ブロック協議会に本校PTA役員さんたちと参加しました。
第1部の総会では、幹事校の東淀川高校のPTA会長からのあいさつ、第1地区校長会代表からのあいさつに加え、平成25年度の会計報告がありました。
第2部では、芦屋大学特任教授の桧山茂先生から「子どもとともに」というテーマで講演をしていただきました。
桧山先生は、村田諒太選手が金メダルを獲得したロンドンオリンピックのボクシング日本代表コーチとして有名ですが、本職は高校の教員です。
奈良県立王寺工業高等学校でボクシングの指導をされ、日本一に輝く多くの選手を育成されてこられました。
桧山先生によれば、学校だけが教育の場ではなく、教育のはじまりは家庭であり、いかに家庭で子どもに愛情を与えられるか、あいさつなどを教えるかが大切だそうです。
また、子どもの指導などで困ったときは、抱え込まないで先生をはじめ周りの人に頼ることも大切とのことでした。
桧山先生の言葉の端々から、これまで大きな愛情をもって子どもたちに接してこられたことに気づかされる講演会でした。
最後に、人間が本当に集中して物事ができるのは、わずか7分間である。また、生理学的に、有酸素運動などの運動を行った後、30分経ったときが最も記憶力が高まっている状態とのことでした。このことを知っていて学習すれば、成績の向上につながるとのことでした。
第3部の懇親会では、各学校から個性豊かなPTA活動の紹介があり、たいへん盛り上がりました。 -
平成26年度大阪府立高等学校PTA協議会定期総会
2014年6月19日(木) | 校長室だより
平成26年6月18日(水) ホテルアウィーナ大阪で開催された、平成26年度大阪府立高等学校PTA(府PTA)協議会定期総会に、私と伊藤順子会長とが参加しました。
式典では、昨年度の役員に感謝状が贈呈され、広報誌コンクールで優秀賞を受賞した、大手前、桜塚、園芸、住吉、箕面の5校が表彰を受けました。
また、総会では、事業、会計、新役員等が承認されました。
中でも、今年度から、府PTAと保険会社とが、「自転車総合保障制度」を導入したことで、加入者(生徒)から掛け金の5%となる集金事務費(手数料のようなもの)が発生することになりました。
今年度、この集金事務費は740万円にもなるとのことで、府Pの大きな財源となるため、特別会計として位置づけ、まずは、平成28年度に開催予定の近畿大会の準備等に使われるとのことです。
特に原資が自転車保険加入者からの保険料ですので、今後有効に使っていく必要があります。
この日は、併せて安全互助会定期評議会が執り行われました。 -
平成26年度大阪府立実業高等学校PTA連合協議会総会
2014年6月19日(木) | 校長室だより
平成26年6月14日(土) 大阪キャッスルホテルにおいて、平成26年度大阪府立実業高等学校PTA連合協議会総会が開催されました。
本校からは、私と伊藤順子会長、浅井しのぶ生活厚生委員長が参加しました。
本校は、もともと園芸科が設置されていたこと、現在でも農業の系列を設置していることから、このPTA連合協議会の会員校となっています。
この日は、総会で事業、予算、新役員の承認等を行った後、「高校生の怒り(アンガーマネジメント)理解とその対応」をテーマに、大阪大学 准教授の野坂祐子先生と泉北高等支援学校 指導養護教諭の池川典子先生に講演をしていただきました。
両先生によれば、高校生の怒りの下には、いろいろな気持ち(不安、心肺、緊張、悲しみ、孤独、さみしい、みじめ、恐怖など)が渦巻いており、怒りはまさに「氷山」のようなものだそうです。
大人はこの「氷山」の下を見なくてはならないこと、これらの気持ちを共有することが大切であると教えていただきました。
また、子どもたちの言葉をしっかり聞いて一緒に考え、子どもたちが聴いてもらえた、わかってもらえたと思えるように導くなど、これまで実践された例をもとにコミュニケーションの取り方について教えていただきました。
本校でも、今後、保護者、教職員を対象に、このようなカウンセリングマインドを身につけるための研修を多く取り入れていきたいと考えています。 -
6月11日(水)能勢高校を応援する会 第3回役員会を開催
2014年6月12日(木) | 校長室だより
6月11日(水)午後8時から本校校長室で平成26年度第3回役員会を行いました。内容は下記のとおりです。詳しくは、能勢高校を応援する会ホームページをご覧ください。1.あいさつ 西田 会長 加堂顧問2.報告
(1) 能勢高校の近況
(2) その他3.協議
(1)年会費の徴収について(2)平成26年度各部会の部長、副部長の決定(3)第5回総会(7月20日)の役割分担(4)設置要項の改訂(5)次回の会議 6月23日(月) 午後8時から 本校校長室 -
スーパーグローバルハイスクールSGH連絡会に参加
2014年6月2日(月) | 校長室だより
平成26年5月30日(金) 文部科学省主催で、スーパーグローバルハイスクールSGH連絡協議会・連絡会が東京の筑波大学文京校舎講堂で開催されました。
本校は、文部科学省から平成26年度SGHアソシエイト校に指定されており、この連絡会は、全国のSGH校56校とSGHアソシエイト校54校どうしが、情報交換と交流を深めることを目的に行われるものです。
連絡会では、まず、文部科学省からの挨拶のあと、文部科学省初等中等教育局の太田光春視学官が「生きる力の育成をめざして-自立した学習者を育てる-」をテーマに講演されました。
続いて、株式会社 KS International Strategies の島田久仁彦 代表取締役社長が、「真のグローバル人材を育てるために」をテーマに、ご自身の数多くの国際現場での経験にもとづいた真のグローバル人材の姿について講演されました。
島田さんは、大阪出身で、21歳のときに国連職員に採用されました。そして若くして国連紛争調停官として、数多くの、国際紛争を解決すべく、国際ネゴシエーターとして活躍されてきました。また、時には交渉に失敗して肩を銃で撃ち抜かれた経験もおありだそうです。
現在は環境省の参与して、国際舞台の表に立つ一方、国際交渉術、コミュニケーション技術について、ハーバード大学、ケンブリッジ大学などで教鞭をとられています。
島田さんの話の中でのポイントを少しだけお示しします。
○グローバル人材とは、英語を話せることが大切であるが、自分の意見を述べることができ、その意見のもとになる明らかな理由を持っていることが重要である。
○他国の文化を理解することが大切であるが、日本の文化や自分の町のことを語れることがもっと重要であり、常日頃から、WhyとBecauseを頭に置き、自分の得意分野に加え、いろんなことに関心を持っておくこと(コンテンツを持つ)が必要である。
○先生は、頭ごなしで生徒を否定するのではなく、生徒といっしょに学び、双方向でディスカッションする環境を作っていくことが望ましい。先生が先に答えを提示するような教育をしていては、生徒の国際化につながらない。(グローバル人材に育成につながらない)
○生徒にとって、世界で活躍する、いわゆるグローバル人材から直接話を聴くこと、外国などの現地に行ってみることが大切である。
○英語がネイティブの人であっても書類作成がが苦手(文章がうまく書けない)な人が多いので、日本人が日本での英語教育で培った文法力、英作力を活かすことができる。その後、食事をともなった情報交換会が催され、日本各地から参加した学校どうしの情報交換と交流、さらには参加者の親睦を深めることができました。
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岩手県大槌町教育委員会の方々が本校を訪問されました。
2014年5月21日(水) | 校長室だより
平成26年5月21日(水) 岩手県大槌町の教育委員会の方々が本校を訪問されました。
大槌町は、ご存知のように東日本大震災で甚大な被害を受けた町です。
今回、被災した小学校と中学校を建て替えるのに、津波の心配の少ない高台にある大槌高校のグランドに小中一貫教育校を建てることとなり、また、小中学校と隣接することになる高校との連携を検討するため、箕面市、能勢町及び本校を訪問されることとなりました。
ところで、本校は、昨年度、一昨年度と大槌中学校を支援するための「うちわプロジェクトに」参加しました。
また、今年の10月末には、能勢町から大槌町へのボランティア派遣が計画されており、本校生の参加も期待されています。これから大槌町との交流・連携が本格化します。 -
全国農業高等学校長協会総会・春季研究発表会に参加しました。
2014年5月21日(水) | 校長室だより
平成26年5月19日(月)・20日(火)の2日間、東京の国立オリンピック記念青少年センターで行われた、「第128回全国農業高等学校長協会総会並びに平成26年度春季研究発表会」に参加しました。
総会では、「経営は手の長いヤジロべエ」と題し、株式会社ぶどうの木の代表取締役社長の本 昌康(もと まさやす)さんの講演を聞かせていただきました。
本さんは、石川県出身で、農業高校、農業大学卒業後、家業のブドウ農家を継ぎましたが、カフェ、洋菓子店の出店を機に、稲盛和夫氏が塾長を務める「盛和塾」に出会い、稲盛氏の経営理念に感銘を受け、経営者として頭角を現しました。
現在は、銀座、東京駅、スカイツリーなどに多くの店舗を抱える実業家です。まさに農業の6次産業化を成功させたと言えるでしょう。
本さんには、能勢町にも進出していただきたいものです。
ぶどうの木 HP http://www.budoo.co.jp/
研究発表会では、徳島県立城西高等学校、鹿児島県立山川高等学校の校長先生から報告がありました。
どちらも少子化の中での地方の農業高校の存続につがる実践であり、本校の農業教育を考えていく上で参考となるものもあり、有意義な内容でした。