校長室だより
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第61回卒業証書授与式を挙行
2015年3月2日(月) | 校長室だより
平成27年2月27日(金) 来賓として、大阪府教育委員会 柴浩司 首席指導主事、大阪府議会 上島一彦議員、前田佳則議員(代理前田直輝氏)、能勢町議会 山本光晴議長、能勢町教育委員会 市村依子教育委員長、森田雅彦教育長、伊藤順子 PTA会長、芝久雄 同窓会長、西田彦次 応援する会長、和辻保 東中学校長、畑鉄也 西中学校長をお迎えし、多くの保護者の皆さまの臨席のもと、第61回卒業証書授与式を行うことができました。
今年の卒業生は46名で、各クラスの代表者である生徒諸君(1組長原昇人君、2組岡田拓巳君、3組福井梨加さん)に卒業証書を授与しました。私からは、これからの変化が激しく、先行きが不透明な社会を生き抜くためには、「自らが培った知識や情報を活用し、何が問題なのか発見する力、答えのない問いに対しても、試行錯誤を重ねながらも、辛抱強く、自分なりに解決策を見いだすことができる力」が必要であり、
さらに、「違う意見の人や各々の立場を尊重しつつ、相手との共通点を見つけることにより、自分が納得し、他者も納得する答え、いわゆる「納得解」を導き出していくことのできる、コミュニケーション能力やコラボレーション能力」を身に付けることが重要であると伝えました。卒業生の皆さんの前途が洋々たるものとなり、幸多かれと祈念し、私のはなむけの言葉とさせていただきました。
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平成27年度 総合学科選抜 連携型中高一貫選抜を実施
2015年2月25日(水) | 校長室だより
平成27年2月23日(月)総合学科選抜、2月24日(火)連携型中高一貫選抜を実施しました。
両日とも天候に恵まれ、雪などで公共交通機関が遅れることもなく、予定通りに実施することができました。
本校は、募集定員80名のところ、20名を府内全域の中学生が受験できる総合学科選抜により、60名を連携中学校生徒(能勢町立の東中学校・西中学校に平成26年4月1日より在籍している者)を対象とした連携型中高一貫選抜により募集しています。
2月24日(火)の連携型中高一貫選抜(小論文・個人面接)では、東中学校の生徒のほとんどが自転車で来校し、西中学校の生徒は、能勢町教育委員会が用意したバスで来校しました。
ところで、来年度の平成28年度入学者選抜では、選抜方法が大きく変わります。今回の入学者選抜は、現行の方法での最後の実施となりました。
来年度からは、例えば、連携型中高一貫選抜やエンパワメントスクールと音楽科などの実技をともなう専門学科などについては、特別選抜としてこれまでの前期選抜と同じ日程にとどまりますが、普通科、工業科、農業科、総合学科、文理学科など、ほとんどの学科が一般選抜選(現在の後期選抜の日程)として扱われます。その結果、多くの中学生にとり、受験の機会が減ることにもつながります。
さらに、中学校では、統一の学力テストの結果を加味して、調査書に絶対評価が導入されるなど、指導方法も大きく変わることになるでしょう。
能勢地域の連携型中高一貫選抜の方法は、現行と変わりませんが、学力検査の導入など、引き続き、本校と大阪府教育委員会、能勢町教育委員会、連携中学校とで、さらなる検討を進めていきます。 -
土曜日講習会に朝日新聞とアエラが取材に来られました。
2015年1月31日(土) | 校長室だより
平成27年1月31日(土) 朝日新聞社とアエラが本校の土曜日講習会の「よのなか科」の取材に来られました。
本校では、2年前から、連携中学3年生対象に本校教員からの国語、数学、英語の授業を行っていましたが、今年度、能勢町教育コーディネーターの藤岡慎二先生を招き、「よのなか科」の授業を行っています。
この「よのなか科」とは、元東京都杉並区立和田中学校校長の藤原和博氏が提唱している「学校で教えられる知識と実際の世の中との架け橋になる授業」のことで、教科書を使った受身の授業とは異なり、自分の身近な視点から世界の仕組み、世の中の仕組みなど、大人でも簡単に答えを出せないテーマを扱うものです。
この「よのなか科」の授業は、リクルート社のインターネット教材受験サプリの中でコンテンツとして配信されており、土曜日講習会では、全10回のシリーズで扱っていきます。 -
マレーシア クアラルンプール大学UniKLを訪問
2015年1月31日(土) | 校長室だより
平成27年1月28日(水) 修学旅行でマレーシア クアラルンプールに滞在中、クアラルンプール大学UniKLを訪問することができました。
UniKLは、12のキャンパスを有し、マレーシアの産業振興とマレー人の教育推進等のため、マラ(MARA)公団が設立した大学です。
今回、1月17日(土)大阪市内で、内田教頭とともにマレーシアのマラ(MARA)公団とオイスカによる会合に出席しことから、訪問の実現に至りました。
オイスカ・マラ公団からは、SYARIFFAH RUHIL AMANI BT SYED OMAR(オイスカマレーシア総務部長)さん、廣瀬純子(オイスカマレーシア・マラ公団)さん、木村遼(オイスカ)さんに同席していただきました。
UniKLからは、CHIRA MARCHESCHIさん, AMIRA AZIZANさん、MUHAMMAD HAIKAL ZAINAL ABIDINさん、 FAHIMAH KAMILさんが窓口となって対応してくれました。
UniKLでは、すでに日本の青山学院大学、上智大学、横浜国立大学等の学生を夏休みにサマースクールとして受け入れています。また、日本に多くの学生を留学させています。
高校生の受け入れも可能ということで、具体的に本校生の英語研修や英語によるコミュニケーション研修、さらにはマレーシアの文化を学ぶなどのプログラムについての話し合いを行いました。
UniKL、マレーシアオイスカとの連携については、今後、本校がグローカル教育を進めていくうえで、様々なメリットがあると考えられます。特に、生徒たちが使える英語力を身に付けるだけでなく、国際支援・国際協力、地球規模の環境問題などの学びにつながるでしょう。
今後、さらに具体的な話し合いを進めていき、連携を実現させることができればと考えています。 -
マラ公団、オイスカとの会合に参加 内田教頭より
2015年1月31日(土) | 校長室だより
1月17日(土)に真鍋校長、内田教頭がマレーシアのマラ(MARA)公団とオイスカによる会合に出席しました。
マラ公団は、マレーシア政府地方地域開発省の下部組織であり、教育レベルの向上、経済政策支援、海外の大学への留学支援など、マレーシアの文化、経済の向上を施策としています。
マラ公団は、クアラルンプール大学を運営し、高校もマレーシア全土に数多く設立しています。また、日本の大学に多くの留学生を派遣しています。
オイスカマレーシアはマラ公団と連携して様々な活動を進めています。
この会合には、マレーシアからはマラ公団理事長、クアラルンプール大学学長、オイスカマレーシア代表、日本からはオイスカ大阪支部代表、オイスカ中部日本研修センター役員などが参加しました。
また、マラ公団から派遣されているマレーシア人留学生も約20名参加しました。これらの留学生は、大阪大学、立命館大学、近畿大学、姫路獨協大学などの工学部、理工学部の大学生、大学院生です。
能勢高校はオイスカ関西研修センターと連携しており、今後はこの連携の拡大をめざします。今回この会合では、ハラール(イスラム教の食材、製法での食事)懐石を体験しながら、マラ公団、オイスカマレーシアを中心としてクアラルンプール大学や日本で学ぶ留学生との新たな交流について話し合いました。 -
第2回学校説明会の実施
2015年1月18日(日) | 校長室だより
本校では、特色ある教育を広く理解していただくため、様々な取組を行っています。
連携中学校(能勢町立東・西中学校)の1年生には授業見学会、2年生には授業体験入学会とクラブ体験入学会を行い、府内中学生全般に対しましては、体験入学会を1回、学校説明会を2回実施しています。
さらに、この1月31日(土)と2月7日(土)は、豊能地区(豊中市、池田市、箕面市、豊能町)の中学3年生対象の土曜日授業見学会を予定しています。平成27年1月17日(土) 第2回目となる学校見学会を実施しました。
中学生とその保護者の方々に午前9時にお越しいただき、会議室にて説明会を行いました。
つづく農場見学では、みぞれまじりの小雪の降る天気となりましたが、皆さん、熱心に説明を聞いてくださいました。
内容
・校長あいさつ
・学校生活全般、教育課程・時間割、進路等の説明
・校内施設見学
・農場見学 -
豊能地区中学3年生配布用パンフレットを緊急作成
2015年1月15日(木) | 校長室だより
能勢町教育委員会の協力により、本校PR用パンフレットを緊急作成しました。
配布するのは、豊中市、箕面市、池田市、豊能町の公立中学校の3年生です。
一人でも多くの中学生が本校の教育に興味関心をもってもらえればと思います。なお、平成27年1月31日(土)と2月7日(土)は、土曜日講習会を実施します。
1・2限目は本校教員から学ぶ授業、3・4限目は藤岡慎二先生から学ぶ「よのなか科」の授業を予定しています。
事前の申し込みなしでも見学・参加できますが、事前にご連絡いただけましたら資料等を確実に用意させていただくことができます。バスの時間等につきましては、本校までお問い合わせください。クリックすると拡大します。右下の×で閉じることができます。
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平成27年能勢町成人式に臨席
2015年1月12日(月) | 校長室だより
平成27年1月12日(祝) 能勢町淨るりシアターで開催された平成27年能勢町成人式に臨席させていただきました。
私がこの成人式に臨席するのは、7回目となります。
テレビのニュースなどでは、荒れる成人式・新成人などいったことがよく報道されます。
この能勢町の成人式は、凛として厳粛でさわやかな雰囲気の中で行われ、新成人たちの能勢を愛する気持ちが伝わってくる、素晴らしい式であると毎回感じています。
このことは、能勢町がこれまで培ってきた伝統・文化、教育の賜物です。
今回、成人を迎えるのは、本校では59期生たちです。当時の担任であった、松本明美先生、福田修一先生、東慎太郎先生(現北野高校)も駆けつけてくれました。
彼らの今後の活躍を大いに期待したいと思います。 -
平成26年度 3学期 始業式あいさつ
2015年1月8日(木) | 校長室だより
平成27年1月8日(木) 平成26年度3学期始業式を行いました。
能勢らしい寒さの厳しい朝となりましたが、この冬休みに事故もなく3学期を迎えることができました。
私からは、次のことを話しました。
正月は1年の始まり。今年1年をどのように過ごすのか、考えていく時期にあります。また、気持ちを新たにし、頑張っていくことができる時期でもあります。この節目の時を大いに活用して欲しいと思います。
学校生活においては、これから3学期を迎えることになります。3学期は、1年を締めくくる大切な時期です。また、3か月という短い期間でもありますが、3学期の努力や頑張りが、この1年の良い結果につながることが多いと思います。
特に、3年生は、高校生活3年間の充実や満足につながるのではないでしょうか。能勢高校での3年間が良かったと思える3学期にしてください。
2年生は、高校生活で最大のイベントであるマレーシアへの修学旅行があります。しっかりと準備をして、楽しく思い出深い体験にしてください。
1年生は、中学生から高校生に完全に脱皮する時期です。自分の在り方や生き方について考えを固め、自分をもっと磨いていって欲しいと思います。また、「介護職員初任者研修」の合格者の紹介を行いました。この研修は、外部の方をまじえて6月から12月にかけての土曜日全16回を利用し、開催したもので、参加した6名の生徒全員が見事に試験に合格し、資格を獲得することができました。最後までよく頑張ってくれました。心から賞賛します。
なお、来年度も同様に開催を予定していますので、生徒に加え、保護者、一般の方の参加を募りますので、よろしくお願いします。 -
平成26年度2学期終業式
2014年12月24日(水) | 校長室だより
12月24日(水) 本校体育館で平成26年度2学期終業式を行いました。
体育館の中は、0度近くまで下がりましたが、生徒たちの協力もあり、静粛な雰囲気で執り行うことができました。
私からは、この2学期にあった2つの大きな行事について話しました。
まず、9月27日(土)の文化祭については、内容が充実し来場者が増えましたが、より早い時期から準備に取り掛かるなどにより、まだまだ魅力を高めることができるので、来年度は一層の工夫をお願いしたい。
11月29日(土)の創立60周年記念式典については、臨席された多くの来賓から褒めていただきました。
その理由としては、戸羽太陸前高田市長の講演の素晴らしさに加え、生徒会長の大成さんの喜びの言葉、軽音楽部、ダンス部、空手道部の発表、さらには式典に臨む皆さんの態度が優れており、内容の充実、厳粛な雰囲気につながったためです。
本校は、生徒数の少ない学校ですが、他の学校に決して負けることのない高い教育力を示すことができたと思っています。
生徒の皆さんは、能勢高校の教育に自信を持って、高校生活に臨んでください。
また、表彰では、空手道部が実業総体で第3位、メニューコンテストでのグランプリに加え、英検・漢検の合格者を表彰しました。
特に英検2級に2名、漢検2級に1名が合格したことが特筆すべきです。