SGHトピックス
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2年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑤
2016年10月6日(木) | SGHトピックス
10月5日(水)第5回SG基礎知識講座を行いました。大阪教育大学の乾 陽子先生をお迎えし、「マレーシアの熱帯雨林の生態系」と題して講演していただきました。
東南アジアの熱帯雨林は、世界的に見ても森林の歴史が古く生物多様性に富むこと、ボルネオ島では乾期がなく一年中高温多湿であること、世界の熱帯雨林の中でも特に背の高い森を形成しているということを学びました。
人間がプランテーションとして熱帯雨林を利用したことにより生態系が破壊され、現在のマレーシアでは保護区域として指定されている国立公園以外では原生林は残っていないことを学びました。地球温暖化防止条約や保護区の設置といった対策をはるかに凌ぐ勢いで生物の絶滅は進んでいます。生物多様性という観点から見ても、すでに取り返しのつかない段階まで来ていることを知り衝撃を受けました。来年1月に修学旅行で訪れる熱帯雨林について、このような壊滅的な状況の中で、私たちに何ができるのかを考える良い機会となりました。 -
2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座32
2016年9月30日(金) | SGHトピックス
9月28日(水)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第32回2年SG重点分野講座を行いました。前回に引き続き、10月3日訪問予定の在大阪モンゴル国総領事館での日本語プレゼンテーションの作成、及び練習を行いました。
1限目は前回に引き続き、各グループでプレゼンテーションをよりわかり易く的確なものにするため、写真の加工や内容編集を行いました。
2限目、各グループが、発表時間を計測し、話す速度や声、パワーポイント画面をスライドするタイミングなどに気を配りながら発表しました。本番ではマイクがないため、大きな声ではっきりと伝えるよう注意すると同時に、アイコンタクトが重要であることを学びました。
文化祭での英語プレゼンテーションの練習や展示の準備、総領事館訪問など、モンゴルで学習したことや感じたことを伝えるのに大変忙しい日々が続きますが、皆で協力しながら一生懸命取り組んでいます。
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2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座31
2016年9月23日(金) | SGHトピックス
9月21日(水)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第31回2年SG重点分野講座を行いました。大阪大学の今岡良子先生による課題研究の授業です。
1限目は前回に引き続き10月3日の在大阪モンゴル国総領事館への訪問に向け、グループごとに日本語プレゼンテーションの内容編集、及び練習を行いました。パワーポイントのデータに新たな写真やアンケート結果などを追加し文章を要約するなどの作業に取り組みました。
2限目は、各グループが出来上がっているところまでのプレゼンテーション内容を発表しました。最初のグループは、モンゴル セレンゲ県シャーマル群の養蜂の歴史と現状について発表しました。これから現地アンケート調査結果を追加します。次のグループは、ミツバチが人間にとっていかに重要な役割を果たしているか、また養蜂の仕事内容や能勢高校で行われている養蜂活動の1年の流れを説明しました。最後のグループは、8月に現地調査したモンゴルと自分たちの暮らす能勢町について気候や特産物、学校の様子など、比較研究した内容を発表しました。
プレゼンテーションのデータ編集の仕方や声の出し方など、ひとつひとつご指導いただき、在大阪モンゴル国総領事館での発表に向けた練習に熱が入りました。
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2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座30
2016年9月16日(金) | SGHトピックス
9月14日(水)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第30回2年SG重点分野講座を行いました。大阪大学の今岡良子先生から課題研究のご指導をいただきました。
10月3日(月)在大阪モンゴル国総領事館訪問に向けて、能勢の紹介、モンゴル実態調査報告のプレゼンテーション作成と練習を行いました。能勢とモンゴルの気候、人口を比較しそれぞれの特産品を紹介するグループ、養蜂の仕事や能勢で行われている養蜂について発表するグループ、そしてモンゴルのシャーマルにおける養蜂の様子や養蜂によって経済状況が改善されつつある現状を伝えるグループ、これら3グループがプレゼンテーションの内容を再編し、経過発表を行いました。その後、それぞれのグループで、初めてプレゼンテーションを聴く人の立場に立って、どのようにすればより分かり易い発表になるのかを互いに指摘し合い、改善に向けた意見交換を行いました。
最後に、授業を見学していただいた関西学院大学の小谷正登教授から、「プレゼンテーションをする際に自分たちが伝えたいことは何か、そのメッセージを常に念頭に置いて語らなければどんなに素晴らしい写真も内容も聴衆には伝わらない」とアドバイスをいただきました。
今回の講座で学んだ聴く人の立場になってメッセージを伝えることの重要性を踏まえ、お互いに切磋琢磨しながらプレゼンテーションのスキルを高める授業となりました。
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1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑥
2016年9月14日(水) | SGHトピックス
9月12日(月) 農家体験ができる民宿みちくさから三上順子さんと横山さんをお迎えし,「バックパッカーから能勢の古民家へ」をテーマに,第6回1年SG基礎知識講座を行いました。
最初に,みちくさスタッフである横山さんが,自分の体験談を話してくださいました。コンピュータを使った職業についておられた横山さんが,三上さんと出会うこと,農業に出会ったこと,大切な家族に出会ったことなどの体験談を通して,自分の働く意義・自分の人生について語ってくださいました。みちくさオーナーの三上さんの経歴も紹介してもらいながら,本日のワークショップとして「自分年表」を作りました。
今まで体験したことを通して,自分の将来に夢を持つこと,目標を作って頑張ってみることなど,自分を見つめ直す機会になりました。
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2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座28
2016年9月9日(金) | SGHトピックス
9月7日(水)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第28回2年SG重点分野講座を行いました。今回は、8月に実施したモンゴルでの海外実態調査を踏まえ、大阪大学の今岡良子先生より課題研究のご指導をいただきました。
モンゴルで発表したプレゼンテーションに、現地調査で入手した最新の情報や写真を組み込み、現地で感じたことや意見を追加していきました。10月には文化祭でプレゼンテーションや資料展示、蜂蜜のテイスティングを行う計画があります。また、在大阪モンゴル国総領事館を訪問し、能勢の紹介とモンゴル現地調査についてのプレゼンテーションを行う予定です。
モンゴル現地調査を終えた今、11月の中間発表、2月の最終発表に向けて、自分たちが現地で見てきたこと、考えたこと、感じたこと、調査した内容をもとに、課題研究を進めていきます。 -
2年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座④
2016年9月9日(金) | SGHトピックス
9月7日(水)サラヤ株式会社CSR推進部長の小辻昌平さんをお迎えし、2年SG基礎知識講座第4回を行ないました。「パームオイルとボルネオ環境保全活動」と題しての講演でした。
サラヤは「ヤシノミ洗剤」のメーカーとして知られており、マレーシア・ボルネオ島で採れるヤシノミを洗剤の原材料としています。講演の最初に、マレーシアの歴史、文化などの紹介があり、マレーシアについて詳しく学ぶことができました。
講演の前半では、日本をはじめ世界の多くの国々ではアブラヤシから採れるパームオイルが食用品から日用品に至るまで幅広く使われていること、パームオイル生産はマレーシアで約60万人の労働者に雇用機会を与えていること、ボルネオ島ではパームオイル生産のためのプランテーションが増え続け熱帯雨林の乱開発が進んでいること、そこに住む動植物に多大な影響が出ており生物多様性が失われていることなど、複雑な現状をお話いただきました。
後半では、このような現状の中でサラヤは環境と産業の両立をめざし、熱帯雨林保全のためのCSR活動に取り組んでいることをお話いただきました。
来年の1月実施のマレーシア修学旅行では、マレー半島タマンネガラの熱帯雨林を訪れます。今回の講演は、熱帯雨林訪問のための素晴らしい事前学習となりました。
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1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑤
2016年9月7日(水) | SGHトピックス
9月5日(月) 大阪大学外国語学部生の野本悠紀子さんをお迎えし、国際理解「モンゴルの今を生きる」をテーマに,第5回1年SG基礎知識講座を行いました。
野本さんは,昨年に3ヵ月間行ったモンゴルについての体験談をたくさん話してくださいました。モンゴルの地名や国旗の意味などの国情報から,日本とは異なった価値観である生のモンゴル体験談は,驚きとともにモンゴルに対する興味へと変わっていきました。滞在中に撮影されたモンゴルの写真も見せていただき,特に夜空の写真は綺麗でした。講演後半の質問タイムには多くの質問が出てきましたが,野本さんが丁寧に答えてくださり,充実した学習となりました。
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2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座26
2016年9月2日(金) | SGHトピックス
8月31日(水)「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第26回2年SG重点分野講座を行いました。今回は、『海外での生活環境と経済活動』~日泰修好130年!日本とバンコクの架け橋を目指して~をテーマに、人材育成会社Cheers Inc.代表取締役で女優の月田有香さんをお迎えし講演とワークショップを行いました。月田さんは演劇の手法を企業での人材育成に生かしたいとの想いからCheers Inc.を起業され、多岐の分野に渉り活躍されています。現在、タイと日本を行き来しながら現地での人材育成を模索しています。
最初に、タイ王国の概要、人口、国内情勢、賃金や小乗仏教、そして急成長する経済について学習しました。タイは非常に親日的であり、アニメやアイドルをはじめ日本食や着物などの日本文化が大変人気があることも学びました。次に、グループごとに日本とタイがさらなる良好な関係を築くために重要なことは何かを、話し合いました。2017年は日泰修好130年にあたります。今後、『支援』ではなく、双方にとって最良の『WIN-WIN』という関係を築くことが重要であることを学びました。
後半、2017年に開催されるアジア最大級の日本文化の祭典である第3回ジャパンエキスポタイランドに関するワークショップを行いました。能勢の文化・産業・観光の3つのグループに分かれ、能勢高校がブースを出展する想定でアイデアを出し合いました。人形浄瑠璃の公演と体験ブース、能勢の名産品である米・栗・地酒・炭酸水などの試食ブース、美しい能勢の風景を展示し、ポストカードやパンフレットを作成してツアーの案内をする観光ブースという能勢高生ならではの提案ができました。月田さんは実際にジャパンエキスポへブースの応募を考えており、能勢高校のブース案が実現するかもしれません。世界に紹介する能勢の伝統や文化を、改めて考える良い機会となりました。
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1年スーパーグローバル(SG)重点分野講座(大阪国際大学とのワークショップ)
2016年8月27日(土) | SGHトピックス
8月26日(金) 1年スーパーグローバル(SG)重点分野講座として、高大連携校の大阪国際大学との観光通訳体験ワークショップを開催しました。
このワークショップは、大阪国際大学の学生とともに外国人が多く訪れる観光地に行き、英語で外国人観光客に日本文化を紹介することで、プレゼンテーション力を高めることを目的とするものです。
今回は、本校1年次生で、「スーパーグローバル英語プレゼンテーション講座」(放課後と土曜日に開講)を受講する12名が参加し、奈良東大寺を訪れました。
朝、バスで能勢高校を出発し奈良東大寺に到着後、大阪国際大学の学生たちと合流し、大阪国際大学のロジャー先生から東大寺の歴史や見どころについての英語表現のミニ講座を受けました。その後本校生徒2~3名と大学生1~2名によるグループに分かれ、昼食をとりながら自己紹介や役割分担などを行いました。
午後、各グループは、東大寺の入り口で外国人観光客に英語によるボランティア通訳案内を申し出て大仏殿を英語で案内する初対面の外国人観光客との異文化交流にチャレンジしました。4~5組の観光客の通訳ガイドを行いました。
この観光通訳体験ワークショップは、SGHで培った英語でのプレゼンテーション力やコミュニケーション力を試す良い機会になると同時に、異文化交流としても貴重な機会となりました。