校長室だより

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  • 二次入学者選抜の合格者発表

    2015年3月27日(金) | 校長室だより

    平成27年3月27日(金) 午前10時から、二次入学者選抜の合格者発表を行いました。
    今回の二次選抜での合格者は3名です。
    合格者3名は保護者とともに、すぐに会議室で合格者説明を受け、物品購入等を行いました。
    この4月からの入学生は、中高一貫選抜と総合学科選抜の合格者を合わせると57名になります。
    昨年度の50名より7名増えましたが、まだまだ大きな課題であると考えます。
    本校教育の一層の魅力化と教育成果発信・PRの必要性を感じています。

    二次合格発表

  • 天王小学校閉校式に出席

    2015年3月22日(日) | 校長室だより

    平成27年3月22日(日) 能勢町立天王小学校閉校式に出席しました。
    天王小学校は、明治7年、天王村長杉寺の一室を借りての開校以来、140年の歴史を有する小学校です。平成28年度からの能勢町の小学校、中学校の統合を前にしての閉校となりました。
    在籍する4名の児童のうち、2名は卒業し、4月から西中学校に入学、2名は岐尼小学校の児童となります。
    閉校式は、第一部の式典、第二部の激励の会、第三部の思い出の会で構成されました。式全般に天王地域が持つ子どもたちを大切にする温かみが感じられました。
    特に、児童発表全校劇「天王小物語」での子どもたちの頑張りが特に印象に残りました。
    4名の皆さんの新たな環境での活躍を期待します。

    山口町長式辞

    山口町長式辞

    校旗返納

    校旗返納

    激励の会

    激励の会

  • 静岡県立川根高校(連携型中高一貫校)を視察

    2015年3月20日(金) | 校長室だより

    平成27年3月20日(金) 静岡県立川根高等学校を視察しました。堀田英正校長 嶋照生副校長に対応していただきました。
    川根高校は、SLで有名な大井川鉄道沿線の山間地にある高校で、3つの中学との連携型中高一貫教育校です。普通科の高校で全校生徒数は143名(240名定員)です。
    地域の人口減少に加え、進学意識の高い中学生が都会の学校に流れるなど、本校との共通点が多い学校でもあります。
    また、少人数でありながらも、各学年を3クラス展開(うち1クラスを特別進学クラス)するとともに、3年生では、全教員が3~4人の生徒のチューターとなり、個別の進路指導を徹底させています。このことにより、進学、就職で高い実績をあげているとのことです。
    今回の視察を通じ、川根高校の魅力化と存続につながる様々な取組を教示していただきました。特筆すべき事項を3つ紹介します。
    第一に、地元川根本町が、遠隔地からの生徒に下宿先等を提供する制度である「川根留学」の導入です。これは、学習やクラブ活動などに対して意欲の高い生徒を県内全域から入学させることにより、地元生徒に刺激を与えるとともに、地元生徒の川根高校対するイメージを変えさせ、地元中学からの入学生の増加につなげていくためのものです。(1か月の寮費7万円のうち、3万円を川根本町が補助)
    現在、町立の診療所あとの建物を寮として提供しています。私がうかがった時には、寮生が増えることで、新たにベッドなどを寮に運び込む作業をされていました。今後、川根本町とは、本格的な寮の建設を検討しているとのことでした。
    第二に、スクールバスの導入です。これは、大井川鉄道の減便にともない、生徒の通学に支障をきたさないよう、川根本町がスクールバス(バスは町民の寄付)を走らせることになりました。バスを利用しているのは、大井川鉄道の定期券を利用する者で、おもに川根本町外の生徒たちです。
    第三に、「学校応援団(人材バンク)」の設立です。現在、こころざし団員7000人が登録(無料)されています。また、サポート団員といって、直接学校の支援に係ってもらう人たち10人が登録されています。来年度は、総学の時間に来てもらい、生徒に生き方について語ってもらうとのことでした。
    堀田校長、嶋副校長とは、本校や川根高校など、生徒減少など共通の課題を有する学校間でネットワークを構築し、ともに頑張っていくことを確認しあいました。

    川根高校玄関

    川根高校玄関

    元町立診療所を利用した遼

    元町立診療所を利用した寮

    寮の中のキッチン

    寮の中のキッチン

    4月からの入寮生のためのベッドの設置

    4月からの入寮生のためのベッドの設置

    町民の寄付と町の運営によるスクールバス

    町民の寄付と町の運営によるスクールバス

     

     

  • 平成27年度のクラス編成について

    2015年3月18日(水) | 校長室だより

    生徒・保護者の皆様へ

    本校では、もともと各学年2学級規模のところ、生徒の学習習熟度や卒業後の希望する進路等を考慮し、3クラス編成を行ってまいりました。
    一方、この数年で、生徒数が減少し、3クラス編成では、1クラス当たりの生徒数が少なく、行事や生徒の交流、仲間づくりなどにおいて、クラスが十分に機能できないことなどの問題が発生してまいりました。
    このようなことから、約半年間、検討を行い、来年度、各学年2クラス編成にすることを決定いたしました。
    なお、本校では、小規模校の特性を活かし、生徒一人ひとりの学力をしっかりと伸長させること、少人数で丁寧な指導を行うことを最大のメリットとしており、国語、数学、英語の教科におきましては、引き続き、学習習熟度別の編成を積極的に取り入れてまいりたいと考えております。
    何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

    このことにつきましては、3月13日(金)にお子様を通じて文書を配布いたしております。

  • 本校入学予定者に対する学習到達度調査を実施

    2015年3月18日(水) | 校長室だより

    平成27年3月18日(水) 淨るりシアター小ホールで、連携中学校(能勢町立東中学校、西中学校)から本校に入学を予定する者(入学者選抜合格者)を対象とした、学習到達度調査(試験)を行いました。
    この学習到達度調査は、中学校を卒業し、高等学校の学習を迎えるにあたり、中学生がこれまでの学習到達状況を確認し、高等学校での習熟度別授業等をスムーズに行うことを目的に調査を実施するものです。
    平成28年度から大阪府の公立高校の入学者選抜が大きく変わることから、学力検査を課さない連携型中高一貫選抜のあり方や方法についてもしっかりと検証すべき時にあると言えます。

    調達度調査

  • 平成26年度 終業式

    2015年3月13日(金) | 校長室だより

    平成27年3月13日(金) 平成26年度の終業式を行いました。
    まず、生徒に皆さんには、1つの年度が終わり、新しい年度が始まるといった節目を迎えるこの機会に、前年度を振り返るとともに、新たな気持ちであるいは、新たな目標をかかげ、新しい年度を迎えて欲しいと伝えました。
    また、この4月から学校の制度やルールを大きく変える2つのことについて説明しました。
    ひとつは、これまでの3クラス編成を2クラス編成にすることです。この理由は、生徒数が減っていることから、これまでの3クラス編成では、行事や仲間作りなどにおいて、クラスの機能が十分ではないためです。また、国語、数学、英語での学習習熟度別の編成については、引き続き行っていきます。
    ふたつめに、携帯電話やスマートホンの使用についてです。これらについては、とても便利な道具ですが、様々な弊害もあります。したがって「校舎内持ち込み禁止」「校内原則使用禁止」とし、始業時から終礼時までは使用を禁止にします。
    これらについての詳細は、本日、生徒・保護者あてのプリントを配布しますので、確認してください。

  • アエラ3月16日号 に本校「よのなか科」の取組が大きく紹介されました。

    2015年3月12日(木) | 校長室だより

    朝日出版の「AERA(アエラ)3月16日号」に本校の「よのなか科」の取組が大きく紹介されました。
    本校では、一昨年度から連携中学校(能勢町立東中学校・西中学校)の3年生を本校に招き、中学校から高校への学習をスムーズにつなげるため、国語、数学、英語の講習会(土曜日全12回)を行ってきました。
    今年度は、国語、数学、英語の講習に加え、能勢町教育コーディネーターの藤岡慎二さんの指導により「よのなか科」(全10回)の授業を行いました。
    この授業は、リクルート社の受験サプリ「よのなか科」の映像を活用したもので、本校1~2年生14名と中学3年生17名が参加しました。
    「よのなか科」のテーマは、「制服の問題~あなたは制服派?私服派?」、「ケータイとどう付き合う?」、「英語を公用語にするべきか~世界と日本の関係を考える~」など多岐にわたり、中高生たちは、世の中の答えのない問題に対して議論し、「納得解」を得ていきます。
    毎回、本校生は、藤岡さんからの事前指導により前もって議論を重ねた上で、中学生と混成チームを組み、本校生がメンターとしてグループディスカッションをリードしていきます。回を重ねるたびに、中高生たちは、熱心に議論を深め、高校生メンターから中学生に様々なアドバイスが行われ、新たな発想も生まれてくるようになりました。
    この授業を通して、中高生たちは、これからの社会で必要とされる「21世紀型スキル」(問題解決・発見力・創造力などの思考力、自律的活動力、人間関係形成力などの実践力)を少しずつ身に付けてくれたと確信しています。
    なお、この取組みについて1月31日(土)、朝日出版社「AERA」からの取材があり、3月16日号で紹介されました。

    アエラNO1

    アエラNO2

  • 平成26年度 第3回学校協議会を開催

    2015年3月5日(木) | 校長室だより

    平成27年3月5日(木) 平成26年度第3回学校協議会を開催しました。
    まず学校側からは、「各分掌等の取組」「授業評価アンケート」「学校教育自己診断」「学校経営計画」を中心に今年度の取組や教育活動についての総括及び自己評価を委員の方々に報告させていただきました。
    その報告をもとに、委員の方々から評価をいただくとともに改善や一層の充実に向けての具体的な意見や提言をいただきました。
    これらの、ご意見等につきましては、来年度の教育活動や取組にしっかりと反映させていきたいと考えています。
    加堂委員長をはじめ委員の皆様、1年間ありがとうございました。
    学校協議会の詳細な報告につきましては、今後、「学校協議会」のページでお示しさせていただきます。

  • 平成27年度入学者選抜 合格発表

    2015年3月2日(月) | 校長室だより

    平成27年3月2日(月) 先週の2月23日、24日に実施した、総合学科選抜および連携型中高一貫選抜の合格者発表を午後2時から行いました。
    本校では、毎年、玄関前の窓ガラスを利用し、合格者の受験番号を記載した用紙を張り付けることにしています。
    受験生たちは、早くから訪れ、発表を待ちわびていました。
    また、発表と同時に自分の受験番号を確かめ、合格の喜びに味わっていました。
    合格された皆さんを心から歓迎します。

    発表を待つ受験生

    発表を待つ受験生

    受験番号を確認する受験生と中学校の先生

    受験番号を確認する受験生と中学校の先生

     

     

     

     

  • 地黄湿地保全再生検討会議に参加

    2015年3月2日(月) | 校長室だより

    平成27年3月2日(月) 能勢町役場で開催された、今年度第2回目となる地黄湿地保全再生検討会議に参加しました。
    ハッチョウトンボなどの希少生物が生息する地黄湿地は、近年、陸地化が進み、湿地としての機能が衰退してきました。
    この会議は、兵庫県立大学名誉教授の服部保先生を座長とし、学識経験者、地元関係者、本校、関連ボランティア団体、大阪みどりのトラスト協会、大阪府や能勢町などの行政関係者が集まり、地黄湿地の再生と保全に向けての取り組みを考えていくためのものです。
    本校では、地黄湿地保全の啓発活動として、今年度、大阪みどりのトラスト協会のマネージャーさんたちの指導により、生徒たちが地黄湿地に出向き、生物の観察等を全6回実施しました。
    来年度も、これらの取り組みを継続するとともに、湿地に自生するササユリやトキソウなどの草花の組織培養による繁殖に向けて取り組みを進めていきたいと考えています。

    地黄湿地再生保全検討会議

    地黄湿地再生保全検討会議

    説明する服部保先生

    説明する服部保先生