SGHトピックス

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  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座15

    2016年7月1日(金) | SGHトピックス

    6月29日(水) 1、2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第15回2年重SG点分野講座を行いました。今回も、大阪大学の今岡良子先生に課題研究のご指導をいただきました。モンゴル国立大学、モンゴル科学技術大学、モンゴルジェンダーセンターでのプレゼンテーションに向けて、3グループに分かれて準備を進めました。
    まず、LAN教室にて、今後のプレゼンテーション作りのスケジュールとそれに伴う準備作業や練習などの流れについて説明がありました。プレゼンテーションの内容は、次の3つです。「①能勢町の紹介、②能勢高の養蜂について、③シャーマルの養蜂について」
    早速、各グループが英語によるプレゼンテーションの作成に取りかかりました。養蜂に関する資料を集め、それを英訳する作業を協力しながら進めていきました。
    モンゴルへの海外実態調査まで、後1ヶ月余りとなり、各グループとも課題研究に熱が入ってきました。

  • 「NHK おはよう関西」で能勢高校のSGH活動が番組に取り上げられました

    2016年7月1日(金) | SGHトピックス

    2016年6月29日(水)朝の番組「NHK おはよう関西」で能勢高校のSGH活動が取り上げられました。約1か月にわたるNHKの取材があり、当日の放送では本校のSGH活動が5分の番組に凝縮されて分かりやすく説明されていました。
    教職員や生徒へのインタビューから始まり、授業や農場での養蜂実習の撮影、京都平安神宮での観光通訳ガイドワークショップの撮影など、1か月にわたる取材がありました。担当ディレクターの方が何度も来校され、能勢高校のこれまでの国際交流活動やユネスコスクールに指定されたこと、そしてその延長としてスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定された経緯など、丁寧に取材をしていただきました。
    6月29日の放送後、多くの方々から番組を見たという連絡をいただきました。今後もSGHの取組を発展させ、能勢高校の教育を充実して欲しいというメッセージをいただきました。
    以下にNHKホームページに紹介されている番組紹介を掲載いたします。

    大阪の小さな町の公立校が国の「スーパーグローバル高校」に選抜!能勢高校の挑戦

    全校生徒150人余り、過疎が進む町にある大阪府立能勢高校。去年、全国の有名校が名を連ねる文科省指定「スーパー・グローバル・ハイスクール」に選抜された。評価されたのは地道に続けてきた「グローカル」教育。国際NPOを招いて世界の貧困や人口問題を学ぶなど、過疎が進む地元の問題解決にこそ国際的視点が重要と、独特の教育方針を掲げてきた。世界とローカルを結ぶ公立高の挑戦を伝える。

  • 2年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座②

    2016年7月1日(金) | SGHトピックス

    6月29日(水)箕面市国際交流協会職員の河合大輔さんをお迎えし、第2回2年SG基礎知識講座を行いました。河合さんには国際交流協会の職員の立場から日本に暮らす外国人の実情をお話いただきました。

    前半は、多文化共生社会に向けて箕面市国際交流協会の取り組みが紹介されました。ワークショップを行い、「言葉の分からない外国人の持つ感覚」を感じました。また、外国籍の人が日本で暮らして感じる三つの壁をとして、「社会生活の基本になる言葉の壁」、「移民政策不在とも言える制度の壁」、「文化の違いから差別につながる心の壁」があることを学びました。

    後半では、日本の学校で配布される一般的な保護者案内を、日本語がほとんど理解できない外国籍の保護者に案内するワークショップを行ないました。各グループさまざまな工夫を凝らし外国人向け保護者案内を作成し、グループごとに発表しました。大切なことは、誰にでも分かりやすい案内を作ることができたか、また日本に暮らす外国籍の人に対する心配りがあったかという二点である、ということを学びました。

    実際に箕面市で行なわれている在留外国人向けの取組の一端を体験することで、異文化理解、多文化共生を実感できた貴重な講演、ワークショップとなりました。

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  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座13、14

    2016年6月27日(月) | SGHトピックス

    6月25日(土) 第13,14回2年SG重点分野講座を行いました。
    前半は、農場技師の脇谷先生が「能勢高校の養蜂と能勢町の養蜂家」のタイトルで、講演を行ないました。5本の柱「内検、蜜源植物の保全、新女王蜂の育成、採蜜、副産物」について、能勢高校の養蜂を詳しく学びました。さらに、能勢町の養蜂家の一年間の営みについて、実際の活動状況をもとに詳しく学習しました。
    後半は、農業科の松田先生の指導のもと、防護服を身につけ、ハチの巣箱に行き内検の実習を行ないました。女王蜂,雄蜂,働き蜂の様子を確認し、ハチがストレスなく生活できる環境を整えました。
    今日の授業によって、8月に訪れるモンゴルでの実態調査のために、スキルを身につけることができました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座12

    2016年6月24日(金) | SGHトピックス

    6月22日(水) 1、2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第12回2年SG重点分野講座を行いました。今回はフリー・ザ・チルドレン・ジャパン代表 中島早苗さんによる『世界の児童労働やストリートチルドレンについて考えよう』をテーマとした講座とワークショップです。
    今、世界では子どもの権利を奪う児童労働をしいられている子ども(5~9歳)が1億6,800万人にのぼり、それは世界中の子どものおよそ9人に1人の割合と言われています。例えば、8月に訪問予定のモンゴルの首都ウランバートルには、マンホールチルドレンと呼ばれる路上での労働や生活を強いられている子どもたちがいます。ワークショップでは、彼らはなぜ家族と離れて路上で生活し、そして労働しなければならないのかをグループ別に意見をまとめ、発表しました。「親に収入がなく、政府の保護も充分でないため仕事を求めて都市に出るしかない。」というものや、「親からの暴力から逃れるため。」など様々な意見が出ました。また、ストリートチルドレンの権利を守るために何ができるのかを考えるため、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンが行ったモンゴル バヤンズルフ地区の図書館支援の様子を映像で学びました。
    8月のモンゴル訪問実態調査では、都市部と農村部を訪れ、多くのグローバルイシューを学びます。今回の講演、ワークショップはモンゴル訪問の貴重な事前学習になりました。

  • 1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座②

    2016年6月22日(水) | SGHトピックス

    6月20日(月) 5、6時間目に、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの中島早苗さんをお迎えし、1年SG基礎知識講座第2回を行いました。
    フリー・ザ・チルドレン(FC)とは、世界中で飢餓、内戦、児童労働などの過酷な環境におかれた子ども達の権利を取り戻すために、国際的な活動を展開している団体です。
    生徒は講演とワークショップを通して、世界に存在する過酷な環境下の子ども達のことを知り、日本にいる自分たちに何ができるのか考えることができました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座(大阪国際大学とのワークショップ)

    2016年6月20日(月) | SGHトピックス

    6月18日(土)、英語プレゼンテーション力を向上させるため、2年SG重点分野講座を受講する生徒11名と留学生のジーンが、高大連携校である大阪国際大学のESS部員と一緒に英語で平安神宮を外国人観光客に案内しました。午前は大学生と自己紹介や簡単な英会話レッスンを行い、午後からは本校生徒2~3名と大学生1~2名によるグループに分かれ、平安神宮の門前で積極的に外国人観光客に声を掛け、神社の歴史や大鳥居、本殿、神苑などを英語で案内する英語観光ガイドに挑戦しました。観光客に喜んで貰い、日々の学習で養った英語プレゼンテーション力やコミュニケーション力にさらなる自信を付けることができました。
    また、この日はNHK「おはよう関西」のロケが入り、カメラマンと音声さん、デスク、ディレクターの4人の方が同行しました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座11

    2016年6月17日(金) | SGHトピックス

    6月15日(水) 1、2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第11回2年SG重点分野講座を行いました。今回は『グローバルに生きるということ』をテーマに、地域再生マネージャーの斉藤俊幸さんによる講演です。
    斉藤さんは、地域再生マネージャーとして国内外約300ヶ所のまちづくりに携わっています。講義では、斉藤さんが取り組んでこられた国内外のまちづくりの事例紹介がありました。一村一品運動やフェアトレードによって地域の再生へと繋げる事例の説明から、地域再生のポイントは「serendipity セレンディピティ(創発)」であることを学びました。また、8月に訪問予定のモンゴルでの養蜂による地域再生を例にとって、「地域で役立つことは世界で役立つ。世界で役立つことは地域で役立つ。君たちにやれることはたくさんある。」と。また、モンゴルの貧困問題については、前段階として問題をどう捉え、解決策を見出すのかというプロセスを学びました。日々探求することの積み重ねが大切だということを知るとともに、問題を解決するためには、「創発」が重要であることを学ぶ良い機会となりました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座10

    2016年6月10日(金) | SGHトピックス

    6月8日(水)1、2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、大阪大学の今岡良子先生指導のもと、第10回2年SG重点分野講座を行いました。
    今岡先生から、モンゴル海外実態調査の下見で訪問されたモンゴルのセレンゲ県シャーマル郡について内容でした。『シャーマルに行ってきました。地域の視点で報告します』をテーマに、シャーマルの人口や農業、公的施設、特産物などについて能勢町と比較しました。
    セレンゲ県シャーマル郡はロシア国境に接し、遊牧地域で、本年度8月6日から12日まで2年SG重点分野講座11名が現地実態調査で訪問する予定の場所のひとつです。
    1限目はシャーマルの町章や人口、土地活用、人口密度・構成のデータを見ながら能勢町と比較をしました。また、養蜂産業がどのように発展し人々の暮らしを支えるのかを学びました。
    2限目は人口約3,800人のシャーマルの人々が持続可能な発展をするために、具体的にどのような取り組みをしているのかを学習しました。現地の人々やゲルキャンプ場の様子、広大な自然の写真の紹介がありました。
    今後、8月のモンゴル訪問で行うプレゼンテーションに向けて、能勢町の人口や土地利用・公共施設などについて最新のデータを調査し、モンゴルで飼育されているミツバチの品種の特徴などを調べていきます。

  • 1年スーパーグローバル(SG)英語プレゼンテーション講座スタート

    2016年6月8日(水) | SGHトピックス

    6月6日(月)今中重美先生のSG英語プレゼンテーション講座がスタートしました。
    初回から早速WWOOFERをつれてこられ、ネイティブの英語に対する姿勢を学習しました。WWOOFERのオーストラリア人グレッグさんは、パプアニューギニアで炭鉱の技師をしており100Kmウルトラマラソンにチャレンジしているお話を英語で語っていただきました。
    1年後の英語プレゼンテーションをめざして、様々な外国人ゲストスピーカーを招き文化交流をする中で、今中先生から日本人の英語学習の極意を学ぶ良い機会となります。