SGHトピックス

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  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座42

    2016年11月18日(金) | SGHトピックス

    11月16日(水) 1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第42回2年SG重点分野講座を行いました。大阪大学の今岡良子先生による中間発表に向けた課題研究のご指導をいただきました。
    前半は、約1週間後に迫った中間発表に向けたプレゼンテーションの練習を行いました。自分の言葉で感情を込めてスピーチすることを意識するよう、先生より細やかなアドバイスがありました。その後、英語でモンゴルの実態調査についてプレゼンテーションをするグループと日本語でシャーマルの養蜂についてプレゼンテーションするグループに分かれ、パワーポイントを使いながら本番さながらの発表を行い、その様子をVTRに撮りました。
    後半は、撮った内容を全員でチェックをしました。自分自身のプレゼンテーションを客観的に見ながら自己分析し改善点を話し合い、お互いに気が付いたことなどアドバイスしました。「もっと元気よく、大きな声を出したほうがいい」、「リラックスした雰囲気で聞きやすい」、「話すスピードをゆっくりと、かつメリハリをつけて」など、各自が互いのプレゼンテーションを向上させようと前向きな感想が多く出ました。
    中間発表まで限られた時間ですが、今回各自のプレゼンテーションを見つめ直したことで問題点を改善し、本番では堂々とした発表を行えるよう最後の準備を進めていきます。

  • 2年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑦

    2016年11月16日(水) | SGHトピックス

    11月16日(水)第7回SG基礎知識講座を行いました。箕面市国際交流協会から荻野克彦さんをお迎えし、「アメリカの人種問題と人権について」というタイトルで講演していただきました。ご自身が6年間アメリカでお仕事をされていた経験から、「黒人差別」「米国の強さ」について語っていただきました。
    日本とアメリカとの関係の中で特に印象深いお話がありました。米国が作成した第二次世界大戦での降伏文書の内容について、日本の海軍大将が即座に反発しその内容を取り消させたことでした。戦争に負けても言うべきことをきちんと言った日本人、論理的な異議申し立てに納得しそれを受け入れ文書を書き直したアメリカ人、ともに筋の通った素晴らしい感覚、考えの持ち主であった、とお話されました。
    また、現在のアメリカについては次のような内容でした。「理屈を通し自由と平等を重んじるアメリカだが、黒人差別は学校・バス・レストランなどにおいて今なお根強く残っており、理屈を重視する精神とは別の次元で解決のままならない影の部分がある。それでいて、世界における寄付金の額、GDP、ノーベル賞受賞者の数が示すように、いまなお世界のリーダーとして健在である。一部の優秀な人材が国をひっぱっている、能力のある者にチャンスを与える教育がある、人と違うということを大事にする文化がある、世界から高度な人材が集まる環境が整っている、人種などで差別されず平等に機会が与えられる、そういうアメリカがある」と、大変興味深いお話しでした。
    最後に、コミュニケーション力として必要なことは、『言語の習得+理屈で説得する論理的思考力+相手を寛容に受け入れる異文化理解+ハート+自分を持つこと』であるとお話しされました。それらを踏まえた上で、2の事例を読んで各班が意見をまとめて発表するワークショップを行いました。お互いの関係が悪くならないように努めながら、自身の意見を出すことの大切さについて考えることができました。
    人権、国際理解、自己理解、他者理解など、グローバルな感覚を磨く大変貴重な講演、ワークショップの時間となりました。

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  • 1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑪

    2016年11月12日(土) | SGHトピックス

    11月10日(木) 青年海外協力協会近畿支部の河合憲太さんをお迎えし、第11回1年SG基礎知識講座を行いました。
    河合さんは,水球を教えるためにインドネシアに派遣されたときの体験を元に,JICAのこと,青年海外協力隊のことなど,色々と話してくださいました。自分の得意なことがあれば,「水球」からでも国際協力に貢献できた体験談は,生徒たちの視野が広がりました。特に,日本のやり方を押し付けてしまい失敗してしまった話や,現地の人々の暮らしは学ぶことだらけだったという話は,外国・異文化などに対する姿勢を見つめ直すキッカケにできました。河合さんから学んだ「国際協力とは,助けるではなく,共感すること」という考え方を,今後の学習に活かしていきます。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座39

    2016年11月11日(金) | SGHトピックス

    11月9日(水) 1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第39回2年SG重点分野講座を行いました。大阪大学の今岡良子先生をお迎えし、11月22日の中間発表に向けた課題研究のご指導をいただきました。
    シャーマルの養蜂について能勢町や能勢高校の経験から提案できることはなにか、それぞれの強みに目を向けながら「環境」そして「ビジネス」に焦点を当てて話し合い、意見を発表しました。
    前半は、シャーマルの養蜂の現状と蜂蜜の世界市場への輸出に向けた課題や取り組みについて学びました。モンゴル養蜂協会は養蜂を普及させ輸出に向けた様々な取り組みを行っていることを学習しました。糖度を基準値まで上げること、品質検査の実施、生産者や生産地の表記等の課題を抱えています。そこで、モンゴル養蜂協会や国の家畜試験場が中心となって新たな体制を作り、養蜂技術の向上や養蜂家の育成、蜜源植物の保全、ハチが生み出す産物を使ったビジネスのサポート、品質向上のための機関の発足、一般の人々へのPR活動などに努めています。
    後半は能勢町や能勢高校の取り組みを踏まえ、モンゴルにおける養蜂のビジネスプランやアドバイスをグループごとに考え発表しました。パッケージのデザイン化や容器の工夫開発、ハチミツを使った新しい発想の食べ方の提案、健康志向をアピールするアイデアなどが発表されました。
    今回の講座では、商品に対して様々なアイデアを注入し販売すること考えることで、品質が向上し洗練されていくことを学びました。今後、能勢の人々が地元の特産物に対してどのような工夫や取り組みをしているか注目しながら、新たなアイデアを出していきます。

  • 1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑩

    2016年11月9日(水) | SGHトピックス

    11月7日(月) 鳥取環境大学教授の中橋文夫先生をお迎えし、1年SG基礎知識講座第10回を行いました。
    5限目は,中橋先生の自己紹介(園芸高校に通っておられた頃から,今の職場で働くことになった経緯)から始まり,「緑は大地のお医者様」を題にランドスケープについて,講演していただきました。まず,今年の4月にあった熊本地震の様々な現地調査を元にした具体例を見ました。座屈の例や,クスノキが家を支えている写真などは印象的でした。話は,調査の延長で訪れた長崎県の様子に移りました。長崎原爆の被害とクスノキの生命力,そして長崎水害の蛇抜けと地すべりから再生した事例などは驚くことばかりでした。様々な事例から,日本が抱えている大地の病(問題),人との関係や歴史,大地の役割などに気付かされる時間でした。
    6限目は,ソウルに流れるチョンゲチョンの再生から,都市,人,環境がどのように変化したのかを学びました。大きな環境問題に対し,行政が道路をなくす判断をしました。それにより交通量が減り,経済的な打撃を受けました。しかし,川が流れて自然が戻り,人々の心が豊かになったそうです。また,観光客が増えたことで経済的にも豊かになりました。ソウルの例から,生徒は人にとって本当に大切なものは何かを考えることができました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座35

    2016年11月4日(金) | SGHトピックス

    11月2日(水) 1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第35回2年SG重点分野講座を行いました。
    元国連(ユニセフ)職員で関西学院大学教授の久木田 純さんをお招きし、『ユニセフの地球規模問題解決法』についてお話をいただきました。子どものための国際機関であるユニセフがどうやって地球規模の問題を解決しているのかを学習し、自分たちの生活、人生を通して問題を変えていく力になるのかをワークショップを通して学びました。
    前半では、ユニセフが世界中で行ってきた様々な取り組み、乳幼児の死亡率減少、マラリア撲滅、赤ちゃんの脳や身体の発育不良改善の方策などについて学びました。また、治安が著しく悪化した東ティモールにおいて、俳優のジャッキー・チェン氏が、武術とは自身を鍛錬し互いに尊重し合い人と人を協力させるものだと訴えたことで、治安が回復したというエピソードも披露していただきました。
    後半では、久木田さんご自身の自給自足・地産地消を実践する環境に配慮したライフスタイルを紹介していただき、続いてのグループワークでは、100年後の地球で環境破壊・地球温暖化・核のリスクをどうすれば止められるかを考えました。ゴミの3R活動、省エネ、EV自動車やソーラーパネルの普及など現実的で実行可能な提案が多く出ました。久木田さんは、「このまま温暖化が進むと緑がなくなり、スコールや干ばつ、新たな病気など様々な問題が発生し、やがて紛争に発展するだろう。そうならない為に、自分たちができることを実行することが大切だ」と話されました。緑豊かな能勢の自然環境を守るために、一人ひとりが問題意識を持って行動することの重要性を改めて考える機会となりました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座34

    2016年10月28日(金) | SGHトピックス

    10月26日(水) 1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第34回2年SG重点分野講座を行いました。今回も大阪大学の今岡良子先生をお迎えし、11月22日に迫った中間発表に向けた課題研究のご指導をいただきました。
    1限目は、4グループに分かれ、各グループで問題提起とその解決策を見出すことに重点を置きながら、『環境保全と養蜂の可能性』~シャーマルの土地・気温、植物、虫、家畜~というテーマで意見を交わしました。
    2限目、各グループが発表を行い、全体で意見交換を行いました。“植物”、“虫”、“家畜” 、“土地”についての問題点を話し合いました。“植物”に関しては、居住地域付近に多種多様な蜜源植物の種を植え花畑を作ることで、居住近辺で養蜂ができる、という提案です。 “虫”については、海外市場向けに付加価値のある無農薬の証明付の蜂蜜を輸出するために、農薬使用量の調査や基準設定、無農薬の証明など国の制度を整え、日本と同様の生産システムや安全基準を設けることが提案されました。“家畜”については、シャーマルで行われている小麦の二毛作の休耕地にレンゲやニセアカシアなどチッソを集める蜜源植物を植える案が出ました。 “土地”に関しては、厳寒のモンゴルで作物を栽培するためにビニールハウスを設置することや広大な土地の地下を掘って活用することなど、ユニークな提案がありました。
    寒さ厳しいモンゴルを冬眠せずに生きるハチには生命力が溢れています。‘養蜂‘はその恩恵を人間が享受するために欠かせない貴重な活動であること改めて感じながら、中間発表に向けて課題に取り組んでいます。

  • 1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑨

    2016年10月15日(土) | SGHトピックス

    10月13日(木) 立命館大学から久保田崇先生をお迎えし,「内閣府から東日本大震災後の陸前高田副市長へ」をテーマに,第9回1年SG基礎知識講座を行いました。
    久保田先生は,ご自身の高校生時代のエピソードから話してくださいました。話は徐々に生徒たちの目線から,ご自身の経験を元にした普段見ることのできない政治の分野に移っていきました。特に東日本大震災のボランティアから,人生の決断を行い,陸前高田に赴任する話は,先の見えないもの・不安なものに対して,自分の決断ができる勇気に感動を覚えました。その話から,グローバルな視点について話が進みました。久保田先生の経験から,グローバルな視点とは立場の異なる様々な人に配慮することであり,それは価値観の異なる人々と付き合うことで分かるということでした。最後に「あなたが来年死ぬとしたら,今何をしますか?」という問とともに,「後悔のないようにたくさんのチャレンジをしてください」とエールをいただき,心を新たにする時間となりました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座33

    2016年10月14日(金) | SGHトピックス

    10月12日(水)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第33回2年SG重点分野講座を行いました。今回は『持続可能なビジネスの作り方』~グローバルな視点でローカルを突き詰める~をテーマに、株式会社マザーハウス 大阪店店長 濱口香織さんを講師にお迎えして講演および、ワークショップを行いました。濱口さんは大学を卒業後、JICA青年海外協力隊としてネパールに赴任、その後JICAネパール事務所に勤務されました。2012年より、発展途上国におけるアパレル製品及び雑貨の企画・生産・品質指導、同商品の先進国における販売を手掛ける株式会社 マザーハウスにて勤務されています。
    1限目、能勢とモンゴルのシャーマルに関して、現在みんなで取り組んでいることを再確認し、地域活性化・雇用創出・貧困対策・所得向上に向けて目玉となる産業がいかに重要であるかを学びました。そして、産業は興すだけではなく継続してはじめて成果が見えることを知りました。持続可能なビジネスとは、調達・開発⇒生産・加工⇒流通⇒販売⇒利益確保⇒投資・収入がバランスよく循環することで初めて成り立つとのことでした。そこで、マザーハウスがアジア最貧国と言われるネパールで立ち上げた事業を例に取り、手つむぎのロウシルクのストールができるまでのプロセスや成功の秘訣を説明してくださいました。このことから固定イメージからの転換や、環境に合った生産システムの構築、地域のブランド化がいかに大切であるかを学習しました。
    2限目は、留学生3名も参加し4つのグループに分かれて、能勢とシャーマルのブランド化に挑戦するワークショップを行いました。各グループは能勢チームとシャーマルチームに分かれ、価格を下げることではなくて、それぞれの地域の強みを見出し、どのように付加価値をつけてアピールするかを話し合い、発表しました。各グループは、商品に新たな価値を見出す難しさを感じながらも、モンゴルに行ったことで初めて気がつく能勢の良さを発見しました。グローバルな視点からのビジネスプランの考え方を、課題研究に活かしていくことが重要となります。

  • 2年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑥

    2016年10月14日(金) | SGHトピックス

    10月13日(木)、第6回SG基礎知識講座を行いました。箕面市国際交流協会から中村綾さんをお迎えし、「生活者の側から見た日本の『多文化共生』」というタイトルで講演していただきました。
    ご自身の体験を踏まえた「多文化共生」についてお話をいただきました。箕面市国際交流協会で仕事として関わった「多文化共生」から、ご自身の国際結婚で外国人の夫と母と暮らすことで実感した真の「多文化共生」についてのお話でした。今までの生活で「普通のこと」が「普通」でなくなり、自分の常識が相手の常識ではなくなる中で、対立しながらでもその先に何をめざすのかを考える気持ち、相手の本心を知る努力と忍耐が肝要であると、実生活の様々な体験をもとにお話しされました。
    まさに「真の多文化共生とは何か、真の国際化とはどういうことか」について考える良い機会となりました。

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