SGHトピックス

2年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座②

6月29日(水)箕面市国際交流協会職員の河合大輔さんをお迎えし、第2回2年SG基礎知識講座を行いました。河合さんには国際交流協会の職員の立場から日本に暮らす外国人の実情をお話いただきました。

前半は、多文化共生社会に向けて箕面市国際交流協会の取り組みが紹介されました。ワークショップを行い、「言葉の分からない外国人の持つ感覚」を感じました。また、外国籍の人が日本で暮らして感じる三つの壁をとして、「社会生活の基本になる言葉の壁」、「移民政策不在とも言える制度の壁」、「文化の違いから差別につながる心の壁」があることを学びました。

後半では、日本の学校で配布される一般的な保護者案内を、日本語がほとんど理解できない外国籍の保護者に案内するワークショップを行ないました。各グループさまざまな工夫を凝らし外国人向け保護者案内を作成し、グループごとに発表しました。大切なことは、誰にでも分かりやすい案内を作ることができたか、また日本に暮らす外国籍の人に対する心配りがあったかという二点である、ということを学びました。

実際に箕面市で行なわれている在留外国人向けの取組の一端を体験することで、異文化理解、多文化共生を実感できた貴重な講演、ワークショップとなりました。

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