SGHトピックス
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《募集》第2回目6月5日(水)能勢町と地域連携公開講座を開催します
2019年5月22日(水) | SGHトピックス, 新着情報
今年9月に能勢町と能勢分校の生徒がドイツ・ブリロン市を訪問し、シュタットベルケを視察し、再生可能エネルギーや環境問題を考える実態調査を行います。
視察に先がけ、高校生と能勢町民のみなさんと一緒に能勢町における持続可能な町づくりを考える公開講座を行います。
全4回となりますが、どの回からでもご参加可能です。
また、予約は不要ですので、直接高校へお越しください。たくさんのご参加をお待ちしております。
『掛川市における日本版シュタットベルケの取組み』
講師:久保田 崇 氏(静岡県掛川市副市長)
日時:6月5日(水) 15:30~17:00
場所:能勢高校・能勢分校 本館2階 生物教室
静岡県掛川市生まれ。内閣府職員時代に英国ケンブリッジ大学へ留学。帰国後、震災直後に陸前高田市副市長を4年間務め、本年4月から掛川市副市長に就任。同市はドイツのシュタットベルケをモデルに、市内の太陽光発電などによる電力を買い取り、市内のみで販売する地域限定の新電力会社を2020年に設立する。少子高齢化で将来的な税収減少が見込まれる中、クリーンエネルギーを有効に活用する試みとなる。主な著書に『官僚に学ぶ仕事術』(マイナビ)『私が官僚1年目で知っておきたかったこと』(かんき出版)など。
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3年SG・2年GS重点講座2回目
2019年5月20日(月) | SGHトピックス, 新着情報
3年SG(スーパーグローバル)とその後継事業となる2年GS(グローカルスタディー)課題探究重点講座の合同講座第2回目を、5月15日(水)放課後に行いました。
今年の課題テーマがマレーシアということで、一昨年SGH受講生徒としてマレーシアについて課題研究をし、海外実態調査から戻った後に再びマレーシアへ1年間留学をした卒業生がマレーシアやSGへの取り組み方など、経験談を話しました。また、その場でマレーシアの友人とつなぎ、熱帯雨林保護とパームオイルプランテーションについての意見を聞き、生徒たちと考えをシェアしました。
“ About palm oil plantations I have mixed feelings… They have their pros and cons.
I guess it’s kind of good for our economy…. but we had better reduce the farming of oil which causes a different kind of contamination.”“オイルプランテーションについては賛否両論あり、私も良いか悪いかは言えません。マレーシアの経済発展にとってはいいかもしれませんが、環境破壊を引き起こすパームオイルの生産は減らしていく方がいいのかもしれません。”
また、2017年度SGH研究発表会で先輩が行ったプレゼンテーションの映像を見ました。8月にマレーシア・サバ州で行う実態調査を前にして、どのように課題研究をすすめていけばよいかを知ることができました。
来年9月に能勢町とGS受講生徒がドイツ・ブリロン市を訪れ、再生可能エネルギー利用や地域創生について視察を行います。それに先がけ、能勢町との連携講座を本校にて行います。申込みは不要ですので、ぜひご参加ください。高校生徒と一緒に能勢町の持続可能なまちづくりを考えましょう!
『バリスタから見た ドイツ人の環境問題への取組み』
日時:5月22日(水) 15:30~17:00
講師:中村 靖彦氏(ドイツ在住バリスタ、DJ)
場所:能勢高校・能勢分校 本館2階 生物教室
豊能町出身。幼少期をドイツで過ごす。現在ドイツ在住。バリスタ、DJとして幅広く活躍。環境問題への意識も高く、講座では日本とドイツの文化の違いや、環境問題への意識の差などについてお話しいただきます。
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《募集》第1回目 5月22日(水)能勢町と地域連携公開講座を開催します
2019年5月17日(金) | SGHトピックス, 新着情報
今年9月に能勢町と能勢分校の生徒がドイツ・ブリロン市を訪問し、シュタットベルケを視察し、
再生可能エネルギーや環境問題を考える実態調査を行います。視察に先がけ、高校生と能勢町民のみなさんと一緒に能勢町における持続可能な町づくりを考える公開講座を行います。
全4回となりますが、どの回からでもご参加可能です。
また、予約は不要ですので、直接高校へお越しください。たくさんのご参加をお待ちしております。『バリスタから見た ドイツ人の環境問題への取組み』
講師:中村 靖彦氏(ドイツ在住バリスタ、DJ)
日時:5月22日(水) 15:30~17:00
場所:能勢高校・能勢分校 本館2階 生物教室
豊能町出身。幼少期をドイツで過ごす。現在ドイツ在住。バリスタ、DJとして幅広く活躍。環境問題への意識も高く、講座では日本とドイツの文化の違いや、環境問題への意識の差などについてお話しいただきます。
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3年SG・2年GS 重点講座1回目
2019年5月12日(日) | SGHトピックス, 新着情報
スーパーグローバルハイスクール(SGH)として5年目にあたる本年度、3年スーパーグローバル(SG)重点分野講座とその後継事業となる2年グローカルスタディー(GS)課題探究重点講座の合同講座第1回目を、5月8日(水)放課後に行いました。前半は担当の富樫先生から今後の授業の展開について説明があり、その後内田教頭先生より講座の趣旨など講座全般のオリエンテーションがありました。本年度は「マレーシア『経済発展と自然破壊』~プランテーションと森林破壊~」と「地方創生『能勢版シュタットベルケを考える』~再生可能エネルギーと地方創生」の2つのテーマを掲げ活動を進めていきます。内田先生からは「テーマにとらわれることなくグローカルな視点を持ってグローバルイシューと向き合い課題解決に挑んでほしい」と話がありました。
後半では大阪大学 今岡良子先生より、5月26日(日)に淨るりシアターで開催される「ピースマーケット」での2,3年生の課題研究発表について、説明がありました。当日は2年生がドイツのシュタットベルケについて、3年生がモンゴルで学んだ教育問題についてプレゼンテーションを行います。また、同じく発表する新電力に取り組む市民グループについて説明がありました。本校及び市民グループの発表後、再生可能エネルギーについて市民グループと意見交換をする予定です。
今年度も外部から多くの講師やゲストに来ていただき、グローカルな高校生をめざして、自分たちにできることは何かを追い求めていきます。
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タイより長期留学生が来ています
2019年4月17日(水) | SGHトピックス, 新着情報
3月23日、今年もタイから長期留学生が能勢に到着しました。タイのバンコク近郊にあるパトゥムターニー県からやって来た、オスカーです。ホームステイ先は能勢町にある農家体験民宿“みちくさ”のオーナー、三上さんです。毎日そこから自転車で通学しています。
初登校の日、職員室で挨拶をした後、入学式に出席しました。始業式では全生徒を前に自己紹介をしました。オスカーは2年生のクラスに参加し授業も一緒に受けます。それに加え、住民の日本語ボランティアの先生に来ていただき、日本語の授業も始まっています。日本のアニメが大好きで、タイでは出版されていない漫画がたくさん読めると喜んでいます。また、ドラムや料理など趣味もたくさんあるそうです。クラブ活動は弓道部で頑張るつもりです。今年も能勢高校・能勢分校の国際交流の1ページが開かれました!
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校外活動『菊炭と里山を未来につなぐ植樹会』に参加しました
2019年4月17日(水) | SGHトピックス, 新着情報
2019年4月13日(土)、桜が満開の素晴らしい快晴の中、能勢町・田尻にある荒木谷の里山にて里山保全フィールドワーク『菊炭と里山を未来につなぐ植樹会』に、3年生7人、2年生9人、タイ留学生オスカー、卒業生1人の18人が参加しました。このフィールドワークは、能勢高校近隣の菊炭の里(大阪能勢田尻菊炭振興協議会)が主催しており、昨年に引き続きの参加となります。今回は一般の参加者40人を迎える前に、高校生はスタッフとして里山・荒木谷に入り植樹の準備を行いました。
参加者の方が到着後は5グループに分かれ、クヌギの原木を植えていきます。獣害防止のネットで木を囲い、最後は固定するための杭を打って完成です。足場の悪い斜面での作業は大変でしたが、100年後の成長に想いを馳せながら作業しました。今回は『Air茶室』という新しい試みがあり、山頂に丸太で即席の茶室が作られ、妙見山などの絶景を眺めながらお抹茶とお菓子をいただきました。菊炭と茶道のつながりを学ぶことができ、植樹活動の合間にほっと一息つくことができました。植樹活動が終わると、地元の方々が羽釜で炊いたご飯で手作りカレーを食べました。作業後のカレーは最高に美味でした!
里山を降りた後は「能勢さとやま創造館」に移動し、菊炭の販売やウッドワーク体験を行い、炭焼師・小谷義隆氏のお話で解散となりました。この植樹活動が能勢の里山のシンボルとなるよう、地元の多くの方々が色々な形で参加していることが良くわかりました。これからもこの活動に関わり、里山から未来へとつなげていけたらと思います。
菊炭の里ホームページ→https://kikusuminosato.com/
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SGH甲子園2019@関西学院大学に参加しました
2019年4月17日(水) | SGHトピックス, 新着情報
2019年3月22日(土)、関西学院大学にて行われた『SGH甲子園2019』に、2,3年SG重点分野講座受講生徒4名が参加しました。
この事業は、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成をめざす「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」として文部科学省から指定された全国の高校生たちによる課題研究の発表会で、当日は全国から101校が参加し、総来場者数は2,233名の全国最大規模のSGH課題研究発表会となりました。発表会は、①研究成果プレゼンテーション(25チーム)、②研究成果ポスタープレゼンテーション(97チーム)、③ラウンドテーブル型ディスカッション(18名)から構成されています。
当日はポスタープレゼンテーションの部で、研究発表会でも披露した「モンゴル 貧困とストリートチルドレン~質の高い教育をみんなに~」を5分間発表し、その後5分間の質疑応答がありました。これを1時間おきに4回行いました。発表が終わると即座に多くの質問が飛び交い、会場は熱気に包まれました。評価委員の方からは、「聴衆に主観的な偏見が入らないようにプレゼンすることに、気を配るといい」など、具体的なアドバイスもいただき勉強になりました。
今回、入賞は叶いませんでしたが全国のSGH校の発表に触れ、多くの交流があり、貴重な時間を過ごすことができました。
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平成30年度 SGH研究発表会を開催しました
2019年2月15日(金) | SGHトピックス, 新着情報
2019年2月9日(土)、能勢町浄るりシアターにおいて、今年度のSGH課題研究の集大成となる平成30年度SGH研究発表会を開催しました。地域住民の皆様、SGHにご協力いただいた皆様など、100名超の一般の方々がお越し下さいました。
本校は平成27年度に文部科学省より、スーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定され、「国際協力の現場で判断力と実践力を培うグローバル人材育成」をテーマに掲げて、研究開発に取り組んできました。4年目となる今年度は、2年生12名のスーパーグローバルスタディ(SGS)受講生徒たちが、「モンゴル 貧困とストリートチルドレン」をテーマに掲げ、自立的な社会の構築と相互連携について、SDGs(持続可能な開発目標)の視点を取り入れながら、課題研究を進めてきました。昨年8月、モンゴルと鳥取県にて実態調査を行い、それぞれが課題研究を進めてきました。
また、今年開校した豊中高等学校能勢分校の1年生は、SGH後継講座である、GS(グローカルスタディー)を受講しており、そのうちの8名がドイツのシュタットベルケ(自治体が作った電力会社)の仕組みを能勢町での地域創生に活かせないかを考え、研究を行ってきました。また、昨年一年間、マレーシアのアスンタ高校へ留学していた3年生が、留学生活で学んだマレーシアの多様性を能勢町へ活かせないかを研究し、発表しました。最後にすべての発表をまとめて、「能勢町活性化への提案」を行いました。発表生徒の感想、SGH運営指導委員の先生方の指導講評、最後は大阪大学今岡良子先生の助言で締めくくりました。引き続き、これらの課題研究や提案をもとに、能勢町並びに住民の皆様と連携を図りながら能勢町活性化に貢献していきます。
一年間ご指導ご協力いただきました講師の方々、地域の方々等、皆さまに感謝申し上げます。
◆当日のプログラムとその内容を報告します◆
1.学校長挨拶・来賓紹介・今年度の取組み説明
2.運営指導委員紹介
3.SGH全国高校生フォーラム 課題研究発表《英語》
『Poverty and Street Children in Mongolia~Empowering Children by Education』
2年 後 大成、大城 伊織、齊藤 大晟
昨年12月15日に東京で開催されたSGH全国高校生フォーラムで発表した課題研究。モンゴルの子供たちの貧困克服に「教育」が鍵となることを英語で発表。
【SGH高校生フォーラム】
4.1年GS課題探究重点講座 課題研究発表《日本語》
『シュタットベルケを成功させるために~一人ひとりが暮らしやすい能勢町作り~』
1年 大西 琉斗、合田 周平、中植 航太
前在ドイツ日本国大使館参事官、川又孝太郎氏の講演から始まった課題研究は、ドイツのシュタットベルケ(自治体の電力会社)にならい、能勢町で再生可能エネルギー活用を提案
【1年シュタットベルケを成功させるために】
5.3年SG重点分野講座 課題研究発表《英語・日本語》
『マレーシア留学からみた多様性について~ハラールについて考える~』
3年 齊藤 依乃里
マレーシアでの1年間の留学体験と、そこで学んだ文化の多様性について発表。また、能勢町でイスラム教のハラールをビジネスにすることを提案。
【マレーシア留学からみた多様性】
6.問題提起パフォーマンス 1年 大西 琉斗、中尾 帆介
能勢町の活性化がなぜいま必要なのか?コント形式でわかりやすく問題を提起。
7.2年SG重点分野講座 課題研究発表《日本語》
グループA『鳥取県からの地域創生の学び』
2年 石川 歩夢、小松 拓真、篠原 秀虎、ショア 愛央
日本一人口の少ない鳥取県は様々な地方創生活動を展開。これらを能勢町で活かせないかを提案。
【A鳥取県からの地域創生の学び】
☆モンゴルでのドローン撮影動画
グループB『モンゴル国 子どもの貧困と地域連携』
2年 田中 裕也、中岡 厚太
貧困はモンゴル国だけでなく、日本にも広がっている。能勢町から解決策を提案する。
【B子どもの貧困】
グループC『モンゴル国 ジェンダー平等』
2年 齊藤 大晟、辻 結衣名、中岡 優仁
モンゴル国では女性たちの活躍がめざましい。日本ではどうか。能勢町の活性化には女性の視点が必要であると提案。
【Cジェンダー平等】
グループD『モンゴル国 教育問題の取組み』
2年 後 大成、大城 伊織、小倉 惇
モンゴル国では子どもの数が急激に増え、学校不足から教育の質低下が不安視されている。能勢町では子どもが減り、学校の統廃合が起こっている。魅力ある教育環境を作るためには能勢町で何が出来るかを提案。
【D教育問題の取組み】
8.生徒による感想(全員)
本日の発表者17名が壇上に上がり、この一年間、学びを通して気づいたことや感じたことを述べました。
9.運営指導委員による指導講評
「会場から多くの質問があったが、逃げずに正面から答えようとする姿勢がすばらしかった」
伊井直比呂氏(大阪府立大学教授)
「中間発表会より格段に良くなっていた。ここで培った力を社会や地域で育てて欲しい」
大石なつ美氏(一般財団法人千里文化財団 理事兼事務局長)
「生徒たちはたくさんのものを見て成長したと感じた」
片寄俊秀氏(みつや交流亭代表理事)
「これまでより難解なテーマに取組んでいる」
平岡光生氏(能勢町商工会顧問)
「これからのグローバルな問題解決のパイオニアとなってほしい」
平田篤州氏(一般社団法人檸檬新報舎代表理事)
「すべての発表が点ではなく線でつながり、能勢町への提言となっていた」
瀧上健一氏(大阪府教育センター高等学校教育推進室)
「能勢高校生が能勢町の町づくりの中心になってほしい」
今岡良子氏(大阪大学 准教授)
10.学校長謝辞
11.閉会
☆ロビーでの発表掲示
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1年グローカルスタディー(GS)課題探究重点講座
2019年2月4日(火)、平成30年度SGH研究発表会に向けて、1年GS課題探究重点講座受講生が、当日の司会進行やパフォーマンス練習のために、マナーインストラクターの金城あやさんにご指導いただきました。大勢の観客に向けての声の出し方や、抑揚をつけて観客を惹きつける方法などを、実践を交えてご指導いただきました。
直接プロの指導を受けたことで意識が変わり、本番に向けて気合いが入ってきました。
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タイ留学生カオファンが帰国しました
昨年より約1年間タイより留学し、能勢高校で2年生と一緒に学校生活を送っていた、カオファンが帰国しました。能勢のお宅にホームステイし、そこから毎日登校していました。日本語ボランティアの方々にお手伝いいただき日本語を勉強し、その他の時間は生徒と一緒に同じ授業を受け、SGHにも毎回参加しました。クラブ活動では空手、茶道、華道、書道に所属し、日本文化を学びました。また、能勢小中学校で英語活動に参加したり、校外でタイについて紹介をする機会も沢山あり、積極的に活動していました。1月末には2年生と一緒にマレーシアへ修学旅行にも参加し、最後によい思い出ができました。お別れの日、空港には生徒をはじめ先生方、ホストファミリーのみなさんなど、多くの見送りがあり、その中を笑顔で帰っていきました。
また、能勢高校で会えることを楽しみにしています!