校長室だより
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農業の授業から
2017年10月30日(月) | 校長室だより
少し時間をかけて農業の授業を見学しました。
栽培と加工の時間では、栗の甘露煮作りをテーマとして、鬼皮と渋皮を剥く作業でした。手で剥くことと機械の使用を比較して、効率と剥きすぎによる欠損との、バランスを求める活動となっていました。
くらしと動物の授業では、ウサギの飼育管理でした。感情や苦痛を表現することの少ないウサギを、いかにして病気やストレスから守るのかがテーマでした。その特徴を理解しつつ、ウサギのグルーミングや小屋の清掃も行いました。
グリーンライフの時間には、春に植えた古代米の稲刈りをしました。保存のための乾燥と栄養の固定化のために、しばらく天日干しができるよう稲架がけをしました。
また、1年生は、外部から講師の方をお招きして、職業についての体験学習を行いました。 -
様々な活動の一日
2017年10月29日(日) | 校長室だより
昨日と本日の2日間、農業系列選択生徒の2年生が、大丸梅田店で販売実習をさせていただいた。地下2階のエレベータ前のブースをお貸しいただき、販売物の配列からの実践となりました。銀寄栗や蜂蜜、黒米に加えてそのジャムやマドレーヌ等の加工品も販売しました。
この実習も恒例となってきており、毎年お越しいただくお客様もおられました。本日は生憎の台風で少しお客さんが少なかったですが、販売場所以外でも呼び込み等もさせていただき、学ぶことの多い実習となりました。
一方、靭公園を会場に行われたモンゴル祭りにも、1年生3名と留学生1名が、ボランティアで参加しました。こちらも雨の為、センターコート内の少し狭いスペースとなってしましましたが、モンゴルの産品の販売を担当させていただきました。併せて、昨年度のモンゴルへのSGH研修旅行の紹介もさせていただきました。
また、今年度のSGH、マレーシアへの研修旅行も、本日出発しました。 -
挨拶運動を行っています
2017年10月27日(金) | 校長室だより
2週間前に選出された後期生徒会の最初の取り組みで、挨拶運動を行ってくれています。中間考査後に継続して実施する予定でしたが、生憎の雨が続き、ようやく気持ちの良い青空の下で、挨拶の交流をすることができました。朝の一声から、活動的な一日を続けていきましょう。
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人権を考える取り組みから
2017年10月26日(木) | 校長室だより
昨日と今日の2日間で、全学年が人権をテーマとした映画を鑑賞しました。今年のタイトルは「あん」。河瀬直美監督の映画である。元ハンセン病患者である老女が尊厳を失わずに生きようとする姿をつむいだ人間ドラマと、紹介されている。2時間弱の映画だが、すっかり引き込まれた感があった。誤った知識や偏見が差別意識を助長し人権侵害に及んできたことを、この映画からくみ取り、今後の「人生の道しるべ」にして欲しいと思います。
また、能勢中学校が実施されていた「人権・文化発表会」も見学にいってきました。様々な取り組みの展示物と共に、3年生の発表『バベルの塔~理屈ではない魔法~』を観ました。「繋げろ われらの気持ち」というテーマが素直に伝わってくる、そんな発表だったと思います。この発表での人権への思いが、そのまま洗練と伝播できるように、協働していきたいと思いました。 -
高原マラソンが開催されました
2017年10月22日(日) | 校長室だより
能勢町体育連盟主催の第54回能勢高原マラソンが、本校を出発・ゴール地点として、開催されました。台風21号の影響で、生憎の雨となりましたが、町内外から、事前エントリーをされた250名近い方々が参加されていました。体育館での開会式の後、1.5Kmの親子レースから始まり、3Km・5Km・10Kmと順にレースは行われました。
距離が延びるに従い、雨脚も強くなる中、参加された方々は、肌寒い能勢路を力走されていました。 -
中学校1年生の授業体験
2017年10月20日(金) | 校長室だより
能勢中学校1年生を対象として体験授業を開催しました。中学校と高校との違いをイメージしていただくことを主眼としての開催となりました。全員に向けての概要説明では、少し長い視点で人生をみつつ、中学校から高校までの時期を過ごしてほしいとお話ししました。今回の授業体験では、国語・数学・英語・農業の授業を体験していただきました。農業では講義形式を採用し、数学では三角比の実習となっていました。
今後の中学校生活が充実したものであってほしいと思います。 -
多様な進路希望むけた準備と取組み
2017年10月16日(月) | 校長室だより
1年生「産業社会と人間」の時間では、2週間前に引き続いて、2年次及び3年次に向けての、選択科目の説明の時間となりました。2分冊に及ぶ選択科目集の、全ての科目を説明することは不可能ですので、要点を絞っての説明となりました。
最終的には自分で読み込んでいくことになります。その前に、自分自身が、「この先、どのようなことを大切にして生きていくのか。学んでいくのか。」を考えることが求められます。選択するという行為は、選ぶことでもあり、逆にいうと選ばないということでもあります。その両面を意識してこの先の作業にはいってほしいと思います。
また、社会福祉基礎の時間では、関西福祉科学大学の一村先生をお招きして、この先4回連続で実施する、施設実習にむけての準備のための講義になりました。町内で実習を受け入れていただける施設の代表の方々にもお越しいただきました。最後に施設の紹介をしていただきました。
まだまだピンときていない受講生13名は、次回、施設からより詳細な説明を受け、実習に臨みます。いずれにしても、明日から中間考査、がんばりましょう。
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生徒会役員選挙と留学生の紹介
2017年10月12日(木) | 校長室だより
6時間目に、後期生徒会の役員選挙を行いました。会長を始め5名の立候補があり、いずれも信任を問う投票となりました。個々人は、施政方針を的確に述べており、それらが具体的に実現されていくことを望むばかりです。
併せて、前期生徒会の報告と謝辞がありました。体育祭・文化祭等の大きな行事を運営した3年生には、本当にいいモデルとなってくれたと思います。また、11日から11月の2日まで、短期留学で受けいれている2名の留学生の紹介も行いました。本校と関わりの深い2か国、モンゴルとマレーシアからの留学生です。いずれも日本語が堪能で、素晴らしい自己紹介となりました。