SGHトピックス

1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑩

11月7日(月) 鳥取環境大学教授の中橋文夫先生をお迎えし、1年SG基礎知識講座第10回を行いました。
5限目は,中橋先生の自己紹介(園芸高校に通っておられた頃から,今の職場で働くことになった経緯)から始まり,「緑は大地のお医者様」を題にランドスケープについて,講演していただきました。まず,今年の4月にあった熊本地震の様々な現地調査を元にした具体例を見ました。座屈の例や,クスノキが家を支えている写真などは印象的でした。話は,調査の延長で訪れた長崎県の様子に移りました。長崎原爆の被害とクスノキの生命力,そして長崎水害の蛇抜けと地すべりから再生した事例などは驚くことばかりでした。様々な事例から,日本が抱えている大地の病(問題),人との関係や歴史,大地の役割などに気付かされる時間でした。
6限目は,ソウルに流れるチョンゲチョンの再生から,都市,人,環境がどのように変化したのかを学びました。大きな環境問題に対し,行政が道路をなくす判断をしました。それにより交通量が減り,経済的な打撃を受けました。しかし,川が流れて自然が戻り,人々の心が豊かになったそうです。また,観光客が増えたことで経済的にも豊かになりました。ソウルの例から,生徒は人にとって本当に大切なものは何かを考えることができました。