SGHトピックス

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  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座14

    2017年7月20日(木) | SGHトピックス

    7月18日(火)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第14回2年SG重点分野講座をLAN教室にて実施しました。午後から行われる「平成29年度 能勢・豊能地域中学3年生 能勢高校見学会」で行うプレゼンテーションの練習を行いました。このプレゼンテーションは、豊中高校とのSGH交流活動の一環で、新しい遠隔ネットシステム(スムーススペース)を使った交流発表会です。グループ1は『アブラヤシと日本の関わり』、グループ2は『エビの養殖とマングローブ伐採』のテーマでプレゼンテーションを練習し、パワーポイントの内容など細かい修正を行いました。
    後半では、実際にスムーススペース設置の教室に移動し、司会進行も含めたリハーサルを行いました。本番では質疑応答の時間も設けられており、豊中高校と能勢高校が互いに学び合いながらプレゼンテーションの質を向上していけるよう、練習に熱が入りました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座12,13

    2017年7月17日(月) | SGHトピックス

    7月15日(土)1~4限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第12,13回2年SG重点分野講座をLAN教室にて行いました。今回は7月18日午後から実施される豊中高校とのSGH交流活動(ネットシステムを使った交流発表会)で行うプレゼンテーション作成を、大阪市立大学の祖田先生にご指導をいただきました。プレゼンテーションは『アブラヤシと日本の関わり』、『エビの養殖とマングローブ伐採』、『熱帯雨林』の3グループです。
    前半、3グループがプレゼンテーションを行いました。その後、祖田先生より全体のプレゼンテーションについて指導と講評をいただきました。
    後半は、各グループの内容についてそれぞれ細かく指導していただき、各グループで修正を加えることでより分かりやすいプレゼンテーションに改善できました。
    最後にプレゼンテーションをスムーズに行うためのポイントと心構えをご指導いただきました。

     

  • 2年SG重点分野講座校外学習(公立鳥取環境大学)

    2017年7月16日(日) | SGHトピックス

    7月14日(金)、2年生SG重点分野講座受講生徒13名と長期留学生Vale、そしてライオンズクラブの留学生でトルコ(イスタンブール)から来たAtakanとで、公立鳥取環境大学 を訪問しました。
    午前は大学英語村に入村し、英語交流活動を行いました。英語村には`English Only’というルールが有り、まるで外国にいる気分です。英語村講師は、エチオピア、内モンゴル、フィリピン、フィンランドの方々です。各国のプレゼンテーション、グループディスカッション、そしてグローバルクイズ大会と続き、午前中、グローバル感覚をしっかり磨くことができました。
    昼食を大学生に交じって学生食堂で取り、大学の雰囲気を体験しました。
    午後は、中橋文夫教授による『環境保全と人間』の講義を受けました。講義の後は、本校生徒による英語プレゼンテーション『能勢高校SGHの概要』、中橋ゼミの大学3回生4名による『守(ま)破(は)離(り)の里』、地元鳥取で陶芸家が集まるという地方創生についてのプレゼンテーションがあり、最後は大学生と高校生で意見交換を行いました。
    午前の英語村体験から、午後の環境学習、地方創生学習まで、公立鳥取環境大学で充実したグローカルな一日を過ごすことが出来ました。

  • 1年ス-パーグローバル(SG)基礎知識講座5

    2017年7月15日(土) | SGHトピックス

    7月13日(月)3・4限目に、オイスカ関西研修センター所長の清水利春さんをお招きして、第5回1年SG基礎知識講座を行いました。オイスカは、地球環境を考え、「教育と開発」を促進するNGO団体です。
    講座内容は、オイスカが国内、海外に多くの研修センターを有し、世界中で行っている発展途上国への支援活動や、国内外で展開している環境保護の推進活動についてお話しいただきました。また、本校と同じ地域(豊能郡)にある関西研修センターの活動内容のお話から、海外からの研修生のセンターでの研修活動がどのようなものであるかなどの話がありました。また、そのフィリピンからのオイスカ研修生3名を紹介があり、3人とも日本語でショートスピーチを行いました。オイスカ研修生は日本に滞在し、日本語及び日本生活基礎研修、企業内実技研修を受け、研修後は帰国し母国のために修得技術を生かした仕事に就いたり、オイスカ海外研修センターのスタッフとして国際ボランティア活動に従事したりし、母国で活躍していると話されました。発展途上国と日本のつながりを感じ、母国のために学ぶ研修生の姿に驚き、様々な支援の方法があることを学びました。
    清水さんは講演の最後に「今後、日本社会では外国人労働者の数は増え、私たちが異文化に接する機会も確実に増える。それぞれが“共生”について考えることが重要である」と語られました。

     

  • 2年スーパーグローバル(SG)基礎知識特別講座1,2,3,4

    2017年7月13日(木) | SGHトピックス

    4月18日(火)、5月9日(火)、6月6日(火)、7月11日(火)の放課後、第1,2,3,4回2年SG基礎知識特別講座を行いました。この講座ではプロの紙芝居師であるヤッサン一座の安野だんまるさんと弟子のぼんまるさんをお迎えし、『日本伝統文化の継承』と『プレゼンテーションのツールとしての紙芝居』という視点でワークショップとご指導を行っていただきました。
    来年の1月に修学旅行でマレーシアのアスンタ高校を訪問します。アスンタ高校生と交流するときに紹介する「黄金バット」の紙芝居を練習しました。紙芝居は簡単な英語と日本語を交えて発表します。聴衆に内容をより深く伝えるために、だんまるさんから声の大きさや話す速度などの具体的な演技指導を受けました。また、言葉を超えたユーモアのある作品をめざして工夫を重ねています。それ以外に、日本語、それも関西弁を楽しみながら覚えてもらうための紙芝居や、アスンタ高校へのサプライズも用意しています。
    たとえ言葉が通じなくても、絵を使ったり、ユーモアを使って相手を笑顔にしたりすることでコミュニケーションを深めることができることを学びました。1月にアスンタ高校生に会って、紙芝居を楽しんでもらうのを楽しみにしています。

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座11

    2017年7月6日(木) | SGHトピックス

    7月4日(火)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、11回2年SG重点分野講座を行いました。今回は、兵庫県立大学名誉教授の服部 保先生をお招きし、『世界の植生、日本の植生、猪名川上流域の植生』~大阪みどりのトラスト協会~をテーマに、ご講演いただきました。冒頭に、SGHで国内・海外実態調査へ行くにあたり、先生は「地方や海外に行く前に、まず自分達の地域の自然の状態や特徴を見て知ることが重要だ。それをしてはじめて両者を比較することができる。」と話されました。
    世界と日本の植生の状況について学習しました。‘植生’は人の手が加わっていない自然植生と人の手が加わった代償植生があることを知りました。色分けされた世界地図を使い気候的自然植生がどのように区分され分布しているのか、また能勢町やマレーシアはどんな樹林群系に属するのかを学習し、世界には様々な植生が地域によって分布していることを学習しました。
    日本国内の現存植生はほとんどが代償植生となりましたが、数少ない自然植生が見られる地域として、能勢町では妙見山の夏緑樹林や地黄湿地が、豊能町では吉川八幡神社の夏緑樹林があることを知りました。歴史、文化、生物多様性など多くの特徴を兼ね備える貴重な里山が、地元能勢や猪名川流域にあることを具体的に学びました。これらの貴重な能勢の自然を守っていくことの大切さを、改めて考える機会となりました。

     

  • 2,3年SG基礎知識特別集中講座(社会福祉基礎)2

    2017年7月5日(水) | SGHトピックス

    7月3日(月)5~6限 2年生9名と3年生4名による選択授業「社会福祉基礎」において、SG基礎知識特別集中講座を行いました。先週に引き続き、大笑い福祉使かつ楽語家の交遊亭楽笑さんをお迎えし「日本の伝統文化を知る」~手話落語を通して~というテーマで講演、及びワークショップを行いました。
    まず前回の復習をした上で、なぞかけを通してその中に出てくる単語をテキスト『聴さんと学ぼう』を参照にしながら楽しく手話を学習しました。また、指文字も練習し、指文字で自己紹介を行いました。指文字や手話の手法が、関東と関西では異なること、海外でも異なること、しかし、コミュニケーションをとるという気持ちがあれば、世界中で通じることを学びました。手話や笑いを通して、グローバルにコミュニケーションを広げていける可能性を実感する良い機会となりました。

  • 2年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座4

    2017年6月30日(金) | SGHトピックス

    6月28日(水)、サラヤ株式会社CSR推進部長の小辻昌平さんをお迎えし、第1回2年SG基礎知識講座を行ないました。「パームオイルとボルネオ環境保全活動」と題しての講演でした。
    サラヤは「ヤシノミ洗剤」のメーカーとして知られており、マレーシア・ボルネオ島で採れるヤシノミを洗剤の原材料としています。講演の最初に、マレーシアの歴史、文化などの紹介があり、マレーシアについて詳しく学ぶことができました。
    講演の前半では、日本をはじめ世界の多くの国々ではアブラヤシから採れるパームオイルが食用品から日用品に至るまで幅広く使われていること、パームオイル生産はマレーシアで約60万人の労働者に雇用機会を与えていること、ボルネオ島ではパームオイル生産のためのプランテーションが増え続け熱帯雨林の乱開発が進んでいること、そこに住む動植物に多大な影響が出ており生物多様性が失われていることなど、複雑な現状をお話いただきました。
    後半では、このような現状の中でサラヤは環境と産業の両立をめざし、熱帯雨林保全のためのCSR活動に取り組んでいることをお話いただきました。
    来年の1月実施のマレーシア修学旅行では、マレー半島タマンネガラの熱帯雨林を訪れます。今回の講演は、熱帯雨林訪問のための素晴らしい事前学習となりました。

  • 3年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座②

    2017年6月30日(金) | SGHトピックス

     6月29日(木)5限目、第2回3年SG基礎知識講座を行いました。今回は、能勢町地黄にある民宿「みちくさ」のオーナーである三上順子さんを講師にお迎えし、「旅が教えてくれること~タイを旅して~」をテーマに講演をしていただきました。三上さんは「みちくさ」を始める前、バックパッカーとして世界中を旅され、今回は主にタイについてお話をされました。
     三上さんは、「旅行を通して学ぶことがあり、今回の旅行でも多くを学ぶことができた。近年、タイは観光客が増え、観光収入自体も増加している一方、訪れる人が増えることによって環境にかかる負担も増大している。日本での観光についても、小さなことから環境負担を減らせるような取り組みを一人一人が意識して行ったほうがいいのでは」とお話されました。
     講演後、「海外は修学旅行のマレーシアしか行ったことがないが、もっと色々な国に行って他文化に触れてみたいと思った」、「自分たちが環境のためにできることを一つでも多く実行したい」などの感想がでました。今回の講演で、異文化について学ぶことや身近な環境への取り組みが重要であることを改めて考える良い機会となりました。

     

     

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座10

    2017年6月29日(木) | SGHトピックス

    6月27日(火)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第10回2年SG重点分野講座を行いました。今回は、第6回に引き続き大阪市立大学の祖田亮次先生をお迎えし、マレーシア ボルネオにおける熱帯雨林とパームオイルプランテーションについて講演およびワークショップを行いました。
    前半は、3つのグループに分かれて7月に行うプレゼンテーションの練習を行いました。グループはそれぞれ『アブラヤシプランテーション』、『エビの養殖とマングローブ』、『マレーシアの熱帯雨林とアブラヤシプランテーション』を発表し、祖田先生と能勢の里山を研究中の大阪大学学生の高成さんよりご指導をいただきました。話し方から、スライドの工夫、聴衆を引き付ける方法まで、多岐にわたる実践的なアドバイスを受けました。
    後半は、前回の授業内容を踏まえて、近年増加している小農(個人の栽培者)によるアブラヤシの小規模栽培とプランテーションによる大規模栽培とで、どのような違いがあるかについて学習しました。熱帯で小農たちがアブラヤシを植えている隙間に残る原生林に種多様性が見られることを学び、アブラヤシ栽培の在り方についてさらに考察を深めることができました。