SGHトピックス

2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座10

6月27日(火)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第10回2年SG重点分野講座を行いました。今回は、第6回に引き続き大阪市立大学の祖田亮次先生をお迎えし、マレーシア ボルネオにおける熱帯雨林とパームオイルプランテーションについて講演およびワークショップを行いました。
前半は、3つのグループに分かれて7月に行うプレゼンテーションの練習を行いました。グループはそれぞれ『アブラヤシプランテーション』、『エビの養殖とマングローブ』、『マレーシアの熱帯雨林とアブラヤシプランテーション』を発表し、祖田先生と能勢の里山を研究中の大阪大学学生の高成さんよりご指導をいただきました。話し方から、スライドの工夫、聴衆を引き付ける方法まで、多岐にわたる実践的なアドバイスを受けました。
後半は、前回の授業内容を踏まえて、近年増加している小農(個人の栽培者)によるアブラヤシの小規模栽培とプランテーションによる大規模栽培とで、どのような違いがあるかについて学習しました。熱帯で小農たちがアブラヤシを植えている隙間に残る原生林に種多様性が見られることを学び、アブラヤシ栽培の在り方についてさらに考察を深めることができました。