SGHトピックス

2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座11

7月4日(火)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、11回2年SG重点分野講座を行いました。今回は、兵庫県立大学名誉教授の服部 保先生をお招きし、『世界の植生、日本の植生、猪名川上流域の植生』~大阪みどりのトラスト協会~をテーマに、ご講演いただきました。冒頭に、SGHで国内・海外実態調査へ行くにあたり、先生は「地方や海外に行く前に、まず自分達の地域の自然の状態や特徴を見て知ることが重要だ。それをしてはじめて両者を比較することができる。」と話されました。
世界と日本の植生の状況について学習しました。‘植生’は人の手が加わっていない自然植生と人の手が加わった代償植生があることを知りました。色分けされた世界地図を使い気候的自然植生がどのように区分され分布しているのか、また能勢町やマレーシアはどんな樹林群系に属するのかを学習し、世界には様々な植生が地域によって分布していることを学習しました。
日本国内の現存植生はほとんどが代償植生となりましたが、数少ない自然植生が見られる地域として、能勢町では妙見山の夏緑樹林や地黄湿地が、豊能町では吉川八幡神社の夏緑樹林があることを知りました。歴史、文化、生物多様性など多くの特徴を兼ね備える貴重な里山が、地元能勢や猪名川流域にあることを具体的に学びました。これらの貴重な能勢の自然を守っていくことの大切さを、改めて考える機会となりました。