校長室だより
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東中学校「先輩に学ぶ会」で本校3年生が発表
2015年6月11日(木) | 校長室だより
平成27年6月11日(木) 能勢町立東中学校で3年生を対象とした「先輩に学ぶ会」が開催され、本校3年生で東中学校卒業生の3人(濱田理生君、原田穂波さん、矢田愛世さん)が能勢高校を選んだ理由、能勢高校での活動、東中学校の良さなどについて発表しました。
3人とも後輩たちの前で、緊張を隠すことはできませんでしたが、わかりやすい言葉で、的確に考えを伝えることができていました。
ユネスコクラブの活動や国際交流の経験など能勢高校ならではの話も多く出ました。
中学生たちは、高校選択の理由や、特に英語についての学習をしっかりとやっておくことなど、中学時代になすべきことを教えてもらうことができ、とても有意義な場面となりました。 -
全国農業高等学校長会に参加
2015年5月20日(水) | 校長室だより
平成27年5月18日(月)19日(火) 国立オリンピック記念青少年センター小ホールで開催された全国農業高等学校長会総会に参加しました。
総会では、「ローソンの再建事例に学ぶ農業(企業)経営」というテーマで、都築経営研究所代表取締役の都築冨士男さんによる講演を聴くことができました。
都築さんは、元ローソン・ジャパン社長で、倒産寸前のローソンを再建し、全国展開のコンビニエンス・チェーンに成長させた人物です。
現在は、内閣官房地域活性化伝道師、6次産業化プランナーとしてなど、幅広く活躍され、全日本農商工連携推進協議会では、農業・農村サポーターズマガジン「農業応援隊」を年4回発行し、全国の農業に係る企業や生産者の情報を広く発信しておられます。
講演の中で最も感銘を受けたのが、経営課題を解決し時代の変化に対応するには、「マーケッティング」「コラボレーション」「ベンチマーキング」の3つの機能が必要であることでした。
また、地域を活性化するには、地域ブランドを開発・育成することが重要で、地域ブランドは、「観光ブランド」「特産品ブランド」「暮らしブランド」の3つ要素で構成されることでした。
さらに、これからの経営者やリーダーには、「情報収集力」「洞察力」「意思決定力」「統率力」が求められるといったことなど、学校の活性化にも応用できる有意義な講演内容でした。 -
第24回大阪府立能勢高等学校同窓会 定例総会を開催
2015年5月20日(水) | 校長室だより
平成27年5月16日(土) 14時から本校会議室におきまして、第24回本校同窓会定例総会を開催しました。
この定例総会は、2年ごとで開催されています。
今回は、議事としまして、平成25・26年度事業報告・決算報告及び平成27・28年度事業・予算計画を審議・承認していただきました。
さらに、規約を改正することにより、役員(副会長・書記)の数を増やした上で、平成27・28年度の役員の決定を行いました。詳細は、今後、同窓会のページで報告します。
また、夜には19名(役員12名・職員7名)の参加のもと、汐の湯温泉で懇親会を開催し、大いに盛り上がりました。 -
「週刊朝日」からの取材
2015年5月14日(木) | 校長室だより
平成27年5月11日(月) 雑誌「週刊朝日」の記者の方が東京から来られ、「よのなか科」の授業について、取材がありました。
本校では、昨年度、土曜日講習会で本校生と連携中学生とが藤岡慎二さんによる「よのなか科」を受講したことが、雑誌「アエラ」の特集記事で取り上げられました。
現在、子どもたちに付けさせたい学力(21世紀型スキル)を育むためにアクティブラーニング(課題発見・解決型の学習、子どもたちの自主的・能動的学習)の導入が望まれており、「よのなか科」の授業は、まさにアクティブラーニングの手法を用いたものと言えます。
今回の取材では、昨年度高校生として、「よのなか科」の授業に参加した3年次生の濱田理生くん、中学生として参加した1年次生の小林航大くん、池田佳菜子さんが記者さんからのインタビューに応えました。
3人の生徒たちは、質問に対し、的確にさわやかに答えてくれました。
「制服の必要性、スマホの必要性についてなど、興味あるテーマが多かった。」
「人前で自分の意見を言えるようになった。」
「他の人の意見をまとめて伝えられるようになった。」
「能勢高校への進学を決めることにつながった。」などの言葉が伺え、「よのなか科」の成果を十分確認することができました。
今後の記事の掲載を楽しみにしています。 -
大阪国際大学 高大連携推進懇談会に参加
2015年5月13日(水) | 校長室だより
平成27年5月8日(金) 本校と高大連携協定を締結している大阪国際大学の高大連携推進懇談会に内田教頭、英語科の先生2名と参加しました。
大阪国際大学は、本校の宿泊勉強会の受け入れに加え、留学生とのイングリッシュデイキャンプなどの共催など、スーパーグローバルハイスクールの取組を支援していただいています。
今回の懇談会では、同大学と連携協定を締結している高校の先生方が集まり、弁護士の峯本耕治さんを迎え、「教育と法ーリスクマネジメントについてー」をテーマとした講演を聴くことができました。
峯本弁護士は、スクールソーシャルワーカーとして大阪府の教育に深く係ってこられ、不登校、いじめ、虐待、学校事故などにおいて、教育現場をサポートしていただいています。
このたびの講演では、高校教育が抱える課題とリスクマネジメントについて論理的に説明していただき、課題を抱える生徒に対するアセスメントや重大ケースになる前のリスク要因を見逃さないことの重要性などを学ぶことができました。
特に若い先生方に聴いていただきたい内容であったと感じました。 -
オイスカ関西研修センターでの花見参加
2015年4月15日(水) | 校長室だより
平成27年4月12日(日) 豊能町吉川にあるオイスカ関西研修センター恒例の花見に参加しました。
今年は、オイスカとの連携窓口となっている内田教頭、国際交流を担当する英語科の望月先生、富樫先生、井田先生と私の5名が参加しました。
この花見は、オイスカ関西研修センターが、研修生への日本語指導者などへの感謝の気持ちをあらわすともに、地域住民、交流のある学校の関係者などとの親睦を深めるために催されています。
すでに企業で研修を行っている海外からの研修生たちも集合し、研修の状況の報告や習得した日本語を披露する機会にもなりました。
現在、関西研修センターでは、フィリピンとインドネシアからの6名が、企業での研修に備え、日本の生活に慣れるためのトレーニングをしています。
彼らは、日本での3年間の研修期間で、農業や建築などの技能を習得し、母国に戻り活躍することになります。
本校は、10年前から国際NGOであるオイスカと連携し、国際理解教育を進めています。
今年度から研究指定された、スーパーグローバルハイスクールSGHでは、オイスカマレーシアの支援を受け、マングローブ林の植林など、マレーシアでの活動を11月に実施します。
また、この6月初めには、マレーシアの高校生21名が本校を訪れ、交流会を行う予定です。 -
平成27年度 離任式を行いました。
2015年4月9日(木) | 校長室だより
平成27年4月9日(木) この4月に本校から転出された、4名の先生方を迎え、離任式を行いました。
先生方からのあいさつでは、各々の能勢高校での経験や生徒とのエピソードなどを話していただきました。
そして、4名とも、本校での勤務を通じ、生徒たちとのふれあい、出会いにより自分たちも成長し、頑張ってこれたことに対して、生徒たちに心から感謝の言葉を述べられていました。
また、生徒たちには、自信を持って前に踏み出せるよう、最後のエールを送っていただきました。
最後に生徒たちが、先生方を拍手で送り、感動的なセレモニーとなりました。
転出された先生方の新しい職場(学校)での一層の活躍を祈念します。 -
連携中学校入学式に臨席しました。
2015年4月9日(木) | 校長室だより
平成27年4月8日(水) 連携中学校である能勢町立東中学校、西中学校の入学式に臨席しました。とてもさわやかな入学式でした。
今年の、入学生は、東中学、西中学では、1年間の中学校生活となり、来年4月には、新校「能勢中学校」の2年生となります。両中学校の有終の美を飾る、有意義な中学校生活を送ってください。
入学式で気になったのは、やはり子どもの数の減少です。
人口減少が能勢町の大きな課題であるとあらためて感じました。 -
平成27年度 入学式を挙行
2015年4月9日(木) | 校長室だより
平成27年4月8日(水) 本校体育館におきまして、第64期生57名を迎え、入学式を行いました。
この日は、冬の寒さが戻る肌寒い日となりましたが、校庭の桜は凛として花を咲かせていました。
大阪府教育委員会代表、本校PTA会長、同窓会会長、能友会会長、能勢高校を応援する会会長の皆様に来賓としてご臨席いただき、祝福していただきました。
新入生の皆さんには、各々に無限の可能性があり、人それぞれに違った能力があるはずですので、自分の能力を決めつけずに、可能性を開花させ、充実した高校生活を送れるように激励の言葉を送りました。
また、今年度から5年間の研究指定が決まったスーパーグローバルハイスクールの主人公になり、グローバル・リーダーとしての素養、あるいは、地域社会で活躍できる実践力を身に付けて欲しいと期待の言葉を伝えました。
また、入学式終了後は、この4月から新たに迎えた先生方を紹介する着任式、1学期の始業式を続けて行いました。 -
3月27日(金)朝日新聞に「よのなか科」の取組が掲載されました。
2015年3月28日(土) | 校長室だより
3月27日(金) 朝日新聞全国版朝刊に、本校の「よのなか科」の取組が掲載されました。 これは、『「覚える」から「考える」授業』と題し、今後の大学入試改革先取りの動きについての特集記事です。 すでにご存知のように、土曜日講習会で、リクルートの「受験サプリ」での映像授業を活用した「よのなか科」を中高生たちがともに学んでいます。 「AERA」でも紹介されました。 この「よのなか科」は、まさに、これからの社会で必要とされる、思考力、判断力、表現力や人と協力して答えを探る姿勢を養っていくものです。 本校および能勢町教育委員会では、能勢地域の子どもたちに対し、学力に加え、このような力をしっかりと身に付けていけるよう取り組みを進めています。 また、このような取組を能勢の小中高一貫教育の柱の一つとしていきたいと考えています。