SGHトピックス
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プトラマレーシア大学生との交流
2015年12月19日(土) | SGHトピックス
平成27年12月16日(水)、オイスカマレーシア主催の研修を通じ、プトラマレーシア大学の学生20名と教員3名が来校しました。
今年度は、6月にマレーシアから高校生が来校しましたので、第2回目となる交流です。
この日、マレーシアの学生たちは、色彩豊かな民族衣装で訪れてくれました。
午前中は、本校2年生の生徒全員で歓迎セレモニー・交流会を行いました。
両校代表者の挨拶から始まり、記念品の交換、学校紹介、また留学生からマレーシアの武道・ダンス・歌の披露、能勢高校からは空手道・ダンスの披露を行いました。
セレモニーが終わった後の交流会では、マレーシアの伝統的な遊び「チョンカ」を教えてもらいました。
全体の交流会後は、2年SG重点分野講座生徒が中心となり、昼食交流や農場案内、また淨るりシアターへも同行し、人形浄瑠璃を実際に体験しました。大学生にとっても本校生徒にとっても、充実した一日となりました。
2年生は、マレーシア修学旅行に向けて、すばらしい事前体験になりました。留学生の代表挨拶 チョンカで交流 淨るりシアター館長による人形浄瑠璃の説明 -
2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座24
2015年11月30日(月) | SGHトピックス
11月28日(土)地域再生マネージャー 斉藤俊幸氏を講師としてお迎えし、第24回2年SG重点分野講座を実施しました。斉藤氏には、今まで行ってきた「マレーシア 経済発展と自然破壊」の課題研究を、地域課題研究と繋げるための講座を4回シリーズで実施していただきます。今回はその1回目として「SGHと地方創生~課題研究を地域に生かす~」をテーマとして、新たな課題研究の導入編の講演とワークショップを行いました。講義では、「経済×自然×地域再生」をいかに課題研究に持ち込むかの具体的な方法を学ぶ内容でした。今までの課題研究に新たな方向性を加え、深化させる手法にチャレンジする有意義な講座となりました。
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GLOBAL TIMES グローバルタイムズ(SGHニュースレター)
2015年11月25日(水) | SGHトピックス, SGH~スーパーグローバルハイスクール, 新着情報
GLOBAL TIMES VOL.15(2020年4月1日発行)
・能勢高校SGH研究発表会
・SGHを終えて今思うこと・・・生徒の感想
・講座と講師紹介
・校外活動と国際交流
・マレーシア サラワク州実態調査報告
・能勢高校5年間のSGHの取組み
・SGH継承事業~今後の取組み~GLOBAL TIMES VOL.14(2019年12月23日発行)
・能勢高校SGH中間発表会 ドイツ視察報告会開催
・校外活動と国際交流
・2019年に来た留学生紹介GLOBAL TIMES VOL.13(2019年10月10日発行)
・ドイツ・ブリロン海外実態調査報告
・能勢町からの報告
・テレビ放映について
・マレーシア サバ州実態調査報告GLOBAL TIMES VOL.12(2019年3月31日発行)
・SGH研究発表会
・SGHを終えて~生徒の感想
・講座と講師の紹介
・校外学習・国際交流GLOBAL TIMES VOL.11(2019年1月20日発行)
・SGH中間発表会
・講座と講師の紹介
・校外学習・国際交流
・スムーススペース交流
・SGH研究発表会予告GLOBAL TIMES VOL.10(2018年10月1日発行)
・モンゴル海外実態調査報告
・鳥取国内実態調査報告
・講座と講師の紹介
・校外学習・国際交流
・マレーシアへの留学生の便りGLOBAL TIMES VOL.9(2018年3月31日発行)
・平成29年度SGH研究発表会報告
・講座と講師の紹介
・校外学習・国際交流
・平成30年度のSGH活動概要GLOBAL TIMES VOL.8(2018年1月1日発行)
・マレーシア・東北研修旅行報告
・講座と講師の紹介
・校外学習・国際交流
・SGH中間発表会GLOBAL TIMES VOL.7(2017年10月4日発行)
・平成29度能勢高校SGH活動の概要
・講座と講師の紹介
・校外学習・国際交流
・マレーシアの高校生の来校/モンゴル民族博物館訪問GLOBAL TIMES VOL.6(2017年3月30日発行)
・平成28年度能勢高校SGH最終発表会
・講座と講師の紹介
・校外学習・国際交流
・箕面市国際交流協会訪問/里山保全フィールドワーク
・感謝状の授与/農業高校HPコンテスト特別賞GLOBAL TIMES VOL.5(2017年2月4日発行)
・SGH中間発表会
・講座と講師の紹介
・校外学習・国際交流
東大寺で観光ガイド/インバウンドモニタリングツアー/モンゴル祭GLOBAL TIMES VOL.4(2016年10月1日発行)
・今年度のSGH取組概要
・モンゴル研修報告
・講座と講師の紹介
・校外学習・国際交流GLOBAL TIMES VOL.3(2016年3月24日発行)
・平成27年度SGH研究発表会
・第10回大阪府高等学校総合学科研究大会での発表
・講座と講師の紹介
・来年度のモンゴル課題研究
・校外学習、国際交流GLOBAL TIMES VOL.2(2015年12月24日発行)
・SGHマレーシア研修報告
・講座と講師の紹介
・大学訪問WS
・能勢高校SGH中間発表会GLOBAL TIMES VOL.1(2015年8月24日発行)
・講座と講師の紹介
・マレーシア高校生の訪問と交流
・マレーシア海外実態調査の下見・打合せ -
2年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑨を行いました(総合的な学習の時間)
2015年11月20日(金) | SGHトピックス
11月18日(水)5・6時間目の総合的な学習の時間に、公益財団法人箕面市国際交流協会理事長の荻野克彦さんをお招きし、「アメリカの人種問題と人権~多民族国家での人権~」と題して講演いただきました。
アメリカ駐在経験をもとに、多民族国家の中でのものの考え方や、人権問題などを自らの体験談をもとにお話いただきました。
また、6時間目にはグループに分けワークショップも行い「日本人は空気を読む」ことが多いが、文化の異なる人と接する際には、「論理的に物事を伝える」ことが大切であることを学びました。
修学旅行はマレーシアのアスンタ高校生との交流が主体で、メールなどを通してすでに交流を深めつつあるところです。多民族、多宗教、異文化の方々との接し方について考える良い機会となりました。講演 グループの代表生徒発表 -
1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑭
2015年11月16日(月) | SGHトピックス
11月16日(月)鳥取環境大学中橋文夫教授をお迎えして、1年生SG基礎知識講座第14回を行いました。「都市再生のランドスケープ」と題して、日本と世界の都市再生について講演していただきました。
前半は、都市再生に視点を当てた河川流域から見たランドスケープについて、教えていただきました。森林と河川と海洋をひとつながりと捉え、森の循環能力の強さを活かした環境保全について、わかりやすく説明されました。講演のなかで、「どのように都市はつくられるのか?」や「どのように人間と自然が共存することができるのか?」という課題が呈されました。
後半は、これらの課題解決に対するヒントを考えました。韓国ソウルの河川チョンゲチョンの復元プロジェクトのVTRを鑑賞し、河川と都市の共存する社会環境を実現した方法について学びました。また、ワークショップでは「都市計画としては、これで正しかったのか?」「地域住民の立場から何が言えるか?」「物流経済を担う産業界の言い分は?」について、メリット、デメリットについて議論しました。
まちづくりには、様々な視点をもって物事を考えることが大切であることを学ぶことができ、有意義な講演とワークショップとなりました。
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2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座21
2015年11月16日(月) | SGHトピックス
11月14日(土)、第21回目となる2年SG重点分野講座を行いました。前回の重点分野講座に引き続き、大阪教育大学の乾陽子先生による課題研究の講座です。
今回は、中間発表会を目前に控え、それに向けての仕上げ作業に取り組みました。最初に乾先生から、前回提出した資料の改善点が指摘され、各グループで資料をそれぞれ修正していきました。クアラルンプール大学で作成した英語版プレゼンテーション資料を元に、日本語版の作成と英語版のブラッシュアップを指導していただきました。
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2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座20
2015年11月16日(月) | SGHトピックス
11月14日(土)午前、第20回目となる2年SG重点分野講座を行いました。教育ディレクターの藤岡慎二氏によるアクティブラーニング講座です。テーマは、「グローバル化がローカル化を引き起こす」です。
最初に各班でグローバル化について藤岡氏からの質問があり、各グループで話し合い、その意見を発表しました。その後、グローバル化についての講義がありました。また、ローカルな視点からグローバリズムを考えるローカリゼーションについての講義も受け、各グループでローカリゼーションについてワークショップを行いました。
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1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑬
2015年11月14日(土) | SGHトピックス
11月12日(木)農家体験民宿「みちくさ」オーナーの三上順子さんをお迎えして、1年生SG基礎知識講座第13回を実施しました。「バックパッカーから能勢の古民家へ」と題した講演の中で、バックパッカーとして世界各国巡り、異文化に心が動かされた経験を数多く紹介していただきました。
世界各地で出会った方々に自分の名前の由来や意味、日本人が習慣としている作法の意味や由来を尋ねられ、彼らの日本文化への興味深さに驚かされた経験を話していただきました。自分のこと、そして日本のことを知ることの大切さについて学ぶことができました。また、世界を自分の目で見て肌で感じて、驚いたり疑問に思ったり心を動かされたりすることがいかに大切であるかを学習しました。
最後に、三上さんは、世界を放浪し自給自足の良さに気づかれたことがきっかけで、農家体験民宿「みちくさ」を能勢で開業されことをお話されました。自分自身と外国と能勢を見て、聞いて、知って、感じて、行動することで、「能勢のためにできることはなにか」を考えるきっかけとなるというお話で、グローバルかつローカルな内容を学ぶ有意義な機会となりました。
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1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑫
2015年11月11日(水) | SGHトピックス
11月9日(月)関西学院大学学長直属SGU招聘客員教授の久木田純先生をお迎えして、1年SG基礎知識講座第12回目を行いました。「世界のためのデザイン」と題して、長年国連職員として勤務してこられた久木田先生の経験から、国連を通して見たグローバルなお話をしていただきました。
前半は、久木田先生が18歳の頃に書いた、100歳まで生きる人生設計のお話から、「あなたは誰ですか?」、「自分はどこから来ましたか?」といった難解な問いに、生徒たちは真剣に考え、答えていました。
後半は、ワークショップ「世界のために自分でデザインする人生」を行いました。「私は誰かを簡単に説明すると」、「どんな人生を送りたいか」、「人生で最も大切なことは」といった自分自身について考えることから始まり、最後には「人類は22世紀を迎えることができるか」、「どんな世界になってほしいか」といった問いかけがありました。各グループからは想像力をフル稼働したユーモアな答えがたくさん出てきて、教室は大いに盛り上がりました。普段考えることの少ない地球規模での問いかけに、地球の未来に思いをはせる良い機会となりました。
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1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑪
2015年11月4日(水) | SGHトピックス
11月2日(月)(株)マザーハウス大阪店店長の濱口香織さんをお迎えして、1年SG基礎知識講座第11回を行いました。「フェアトレードの理念と実践」と題して、濱口さんが海外青年協力隊員・協力隊調整員として海外赴任中に実践してきたフェアトレードについて、そして、フェアトレードの先を行く新たな手法で支援活動を進めているマザーハウス社の取組みについてお話していただきました。貧困に悩んでいる国へ金銭的援助を行うだけでは世界が良くなることは難しく、「お客様が満足できるものづくりを途上国で行う」という途上国の人たちとともに作り出す持続的なモノづくり事業がマザーハウスのコンセプトです。実際にバングラデシュにある自社工場で作られたバッグを見せていただき、それらの出来の良さを実感しました。後半は「もし、あなたがインドネシアで事業を立ち上げたら・・・」というワークショップを行いました。インドネシアの彫金技術職人の例をとって問題点を探し、その解決策を考えていきました。それぞれのグループが問題点や解決策を挙げていくことで、活発な意見交換を行うことができました。現在のグローバルな貿易の仕組みは、経済的にも社会的にも途上国の人々にとって時にアンフェアで貧困を拡大させており、その解決が重要であることを学ぶ良い機会となりました。