文部科学省「地域と協働による高校教育改革推進事業」は、高等学校においてグローバルリーダーを育成するため、3年間の指定期間で、カリキュラム開発をするものです。昨年、文科省がSGHの後継事業として平成31年度に新たに立ちあげた事業で、昨年度は20校が指定され、アソシエイト校も指定されました。
本校は、能勢町の活性化と能勢町でのグローカル人材育成につなげていくことを目的に、SGHの実績を元に申請書を作成し応募したところ、令和2年度の指定は全国で4校という大変狭き門であり、残念ながら指定を得ることができませんでした。しかし、指定校が極めて少なかったため、本校のように選外とはなりましたが計画の内容が大変すぐれていた学校については、昨年の「アソシエイト校」より優れた計画内容であるとして、「事業特例校」(3年間指定)としての指定となりました。
本校は、事業特例校として、指定校とともに協議会や発表会に参加し、取組みを進めていきます。
研究開発の概要
能勢版シュタットベルケ(自治体運営公社)は、公社運営にとどまらず、住民参加を得た若い起業家を生むコンソーシアムです。本校はこのコンソーシアムに参加し、地域貢献の役割を担っています。能勢町でローカルな生き方をしている人たち、地方で誕生し始めている若い起業家、グローバルな世界で起業した若い起業家を訪ね、地域でグローカルに生きるための方策を研究することにより地域人材の育成をめざしています。
地域との協働による実施する学習
(1)グローカルスタディ(GS)課題探究基礎講座
(2)GS課題探究重点講座
(3)GS英語プレゼンテーション講座
(4)英語版高校HPの継続
(5)能勢町コンソーシアム
(6)課題探究成果発表会、パネル展示
(7)海外調査・ワークショップ:マレーシア調査&プトラマレーシア大学ワークショップ、フィリピンアブラ州調査&アブラ州立科学技術大学ワークショップ