学校の特色

地域との連携教育

平成13年度から能勢町立の東中学校と西中学校とともに中高一貫教育推進校の指定を受け、実践的な研究を開始し、3年間の研究を経て、平成16年度に大阪府の公立学校では初の連携型中高一貫教育をスタートさせました。
このことを受け、能勢町では、「小中高一貫教育」を柱にすえ、「能勢の宝である子どもたちを学校・家庭・地域・行政が一体となって育てよう」を理念に「能勢地域小中高一貫教育・連携型中高一貫教育」を進めています。

豊中高等学校能勢分校は、能勢高校の小中高一貫教育を継承し、連携型中高一貫教育校として能勢町との連携で、ささゆり学園能勢小学校、能勢中学校とともに、小中高一貫教育を推進しています。

小中高一貫教育の研究体制としては、能勢町教育委員会と大阪府教育庁の指導のもと、連携推進校3校(本校、能勢中学校、能勢小学校)からなる小中高一貫教育事務局を構成し、言語活動、グローバル英語、自主活動、環境、情報とICT、グローバル能勢、食と農業、健康と運動、支援教育の9つのテーマ別グループ部会とし、グループ部会ごとに小中高一貫教育の改善充実に向けての研究を進めています。

主な取組みとして、毎年、年度はじめに町内の全教職員が集まる小中高一貫教育総会、秋には研究発表会、研究発表会での主中高生の合同公開授業、小学校とは、農場で高校生が教えたり、小学校で高校生が環境の授業を行ったりする交流授業、中学校とは、中高教員を相互派遣し、授業を行っています。

また、毎年、中学1年生2年生全員は能勢分校での体験入学会に参加しており、中学3年生は、高校生とともに土曜講習を受けています。教職員間においては、各部会での研究中高合同職員会議やワークショップを開催するなど、連携・交流を深めています。