農場での6次産業化学習
付属農場は能勢分校校舎から北1.5㎞の位置にあり演習林を含めて約5.3haの面積があります。
能勢の特産品である「銀寄」グリをはじめ、ブドウ、モモなどの果樹、野菜、黒米などを栽培しており、養蜂・養鶏も行っています。
これらの農場生産物を用いた加工品の販売や、生産と加工品の販売実習も授業で取り組んでおり、栽培・飼育から加工、商品開発、販売までといった農の6次産業化について体験的に学ぶ場となっています。
豊中高校能勢分校農業クラブ(単位クラブ)
農業クラブとは、主に農業を学ぶ生徒が加入する組織のことです。
全国の農業高校や農業関連学科などには、各学校単位の農業クラブ(単位クラブという)がほとんど設置され、それぞれの集まりとして、「大阪府学校農業クラブ連盟」「近畿学校農業クラブ連盟」「日本学校農業クラブ連盟」が組織されています。
また、学校農業クラブ活動は高等学校学習指導要領「農業」の科目内に示されている教育活動の一つです。授業と連動し基礎的な栽培・飼育等の技術を学び、培った基礎を発展させプロジェクト活動等を通して、科学性・社会性・指導性を身につけることを目標としています。
日々、学んだ成果を発表する場として、日本学校農業クラブ連盟全国大会が毎年各都道府県で開催されています。
本校は総合学科ではありますが、古くは園芸科が設置されており、現在も意欲を持って農業科目を選択する生徒が多いため、「豊中高校能勢分校農業クラブ」を継続して設置し、果樹・畜産・野菜の栽培やそれら生産物の加工を基礎として、小高交流や地域生産者等との連携など、学んだことを発展させるようなプロジェクト学習を行い、各種大会で優秀な成績を修めています。
現在は1年生全員と2、3年生の農業科目選択者が加入しています。
今後の活動は、豊中高校能勢分校公式Facebook等でお伝えします。