国際交流・ユネスコスクール

文科省スーパーグローバルハイスクール アソシエイト

文部科学省スーパーグローバルハイスクールSGH事業は、高等学校においてグローバルリーダーを育成するため、平成26年度から5年間の指定期間で、カリキュラム開発をするものです。大阪府からは、北野高校、三国丘高校、関西大学高等部の3校が選ばれました。  本校は、今後の学科の改編と能勢町でのグローバル人材育成につなげていくことを目的に、町づくりの専門家からの協力をいただき、申請書を作成し応募したところ、1次選考である書類選考を突破することができました。残念ながら指定を得ることができませんでしたが、本校のように、選外とはなりましたが、計画の内容がすぐれていた学校54校(大阪府では、本校、豊中高校、四条畷高校、千里高校、関西創価高校、大教大附属平野校舎の6校)については、「SGHアソシエイト」として、SGH指定校とともにSGHコミュニティを形成し、1年間取組を進めていくこととなりました。

研究開発の概要

 国際社会の中で大きな課題である「貧困軽減」「ジェンダー」「コミュニティ強化」の3分野に着目し、年度ごとに具体的なテーマを設定し研究を積み重ねる。

特徴  国際理解・国際交流に力を注いできた能勢高校の経験、関係を活かした研究開発とすること 農業科が前身の能勢高校の蓄積を活かした研究開発とすること グローバルな社会課題を発見・解決する糸口を見いだせる研究開発とすること 能勢町住民とともに進める研究開発とすること 研究開発項目 (1) スーパーグローバル基礎知識講座 → 平成26年度実施 (2) 重点分野講座 (3) 英語合宿(高大連携) → 平成26年度実施 (4) 英語版高校HPの創設 (5) 能勢町共同事業 (6) 講座成果発表会、パネル展示、商品販売支援会

本校の研究開発の全体構想図はこちらです。

文部科学省 スーパーグローバルハイスクールにリンク

平成26年度 スーパーグローバル基礎知識講座(外部講師による講座)

国際協力分野の研究を始める前段階としてカリキュラム全体像の把握と基礎知識の共有を図る必要がある。このためスーパーグローバル基礎知識講座を開催することにより、段階的に前に進みながら研究の道筋を示す。また国内、国外の現場を訪れ、メモをとり実態を把握すること、それを他者に伝えることができるような基礎的な能力を如何に養うことができるか等を研究する。

 5月28日(水) 大阪教育大学 乾陽子准教授  「マレーシアの熱帯雨林について」

 6月 4日(水) 兵庫県立大学 服部保名誉教授 「地黄湿地の再生に向けて」

 6月26日(木) 大阪大学 今岡良子准教授 「モンゴルの今を生きる」

 6月26日(木) フリー・ザ・チルドレン 天野フェイス氏 「世界を変えるには私から」

 6月30日(月) 奈良教育大学 池島徳大教授 「自分のことを話してみよう」

 7月10日(木) OISKA関西研修センター 清水利春所長 「発展途上国への支援と環境保護」

 7月16日(水) 箕面市国際交流協会 河合大輔氏 「外国文化を知る・国際理解のために」

 9月 3日(水) JICA関西 赤嶺結衣氏 「海外青年協力隊の活動を通して」

  9月11日(水) 地域再生マネージャー斉藤俊幸氏 「6次産業化とグローバル人材」

  9月11日(水) OISKA研修生との交流

11月12日(水) 鳥取環境大学 中橋文夫教授 「環境設計と都市設計」

11月28日(金) フリーザチルドレン 中島早苗元代表「児童労働と子どもの権利条約」

12月17日(水) 箕面市国際交流協会 荻野克彦理事長 「アメリカの人権問題と人権」

12月18日(木) ECC外国語学院 「グローバル体験プログラム」

平成26年度 高大連携(英語合宿等)

 英語を使うことの飛躍的増大をめざし、またプレゼンテーション能力を高めるために高大連携による英語合宿を実施する。大阪国際大学をはじめ多くの大学との連携を図り、留学生と生徒との交流、学生を講師に迎えた合宿等を実施する。重点分野講座等で集めた情報をもとに英語のプレゼンテーション技術を磨くことがねらいであり、講座成果発表会等の成果を発揮する場と位置づける。

 大阪国際大学での外国人講師による特別講義 ”English Time”

平成26年12月25日(木)・25日(金)1泊2日の日程で、大阪国際大学(守口キャンパス)において、1年次生希望者を対象に特別講義”English Time”をまじえた冬季宿泊勉強会を実施しました。男子5名女子1名の6名が参加しました。
初日の12月25日に、大阪国際大学のイギリス人講師John Smith氏により特別講義”English Time”を実施していただきました。
参加した生徒たちは、外国人の大学の先生による講義による刺激を受け、今後の英語学習の動機づけとすることができました。
また、夏の勉強合宿に引き続いての本校の教員による、国語・数学・英語の講習では、基礎を定着させ難易度の高い教材を用い、集中的に学習することができました。

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 ユネスコスクール交流イベント~Let’s Sing Christmas Songs in English~

12月20日(土)、岡山県和気郡和気町のJR和気駅前にある旧中国銀行にて、「ユネスコスクール交流イベント~Let’s Sing Christmas Songs in English~」を実施しました。このイベントは、本校と同様にユネスコスクールである岡山県立和気閑谷高等学校と連携し、英語の歌を通じて英語学習の動機付けを行うことを目的としたイベントです。

当日は、本校生徒11名が高大連携を行っている大阪国際大学の外国人留学生8名とともに参加しました。横浜インターナショナルスクール音楽科教員のSheryl Bridgewater先生の指導による英語の歌の合唱と、和気閑谷高校の生徒や外国人留学生との交流を通じて、英語でのコミュニケーション力を身につけることをめざしました。

初めは少し照れくさそうにしていた生徒たちも、Sheryl先生の巧みな指導と留学生たちの活発な参加姿勢に影響されて、徐々に積極的な参加態度に変わっていきました。リズムに合わせて簡単な英語のフレーズを歌うことや、グループに分かれて歌の歌詞をフレーズ単位で作って歌うことからスタートし、最後には全員でクリスマスソングを大合唱しました。半日という短い時間でしたが、内容の濃い交流イベントとなりました。

交流会の様子

交流会の様子

全員で記念写真撮影

全員で記念写真撮影

 

大阪国際大学との英語研修ツアー

1.日 時  平成26年8月23日(土) 8時30分出発 17時解散

2.内 容  簡単な挨拶と清水寺の説明内容についての英語を事前に学習し、外国人観光客が多く訪れる京都清水寺で、大学のESS部員と共に少人数のグループを作り、英語外国人観光客に話しかけて案内をする。

3.目 的  現在知っている簡単な英語でも、外国人とコミュニケーションが取れることを体験し、今後の英語学習の動機付けおよび高校卒業後の進路検討の材料とする。

4.参加者  能勢高校生徒6名 (1年生5名、3年生1名) 付き添い(校長、教頭、内山)       大阪国際大学ESS部員11名  ネイティブ教員1名 大学職員3名

5.費 用  1,000円 (昼食 700円、 清水寺拝観料 300円)

6.時 程   8:30  能勢高校集合、出発 (大阪国際大学スクールバス) 9:20  大阪国際大学到着(枚方キャンパス)  9:30  学内見学 10:00  開講式、英会話学習 11:00  昼食 11:30 大阪国際大学出発 12:30 清水寺着、外国人観光客に英語で案内 15:00 まとめ(近隣の喫茶店で各グループの案内の様子を共有) 16:00 清水寺出発 17:15 能勢高校着、解散

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