SGHトピックス

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  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座⑦

    2015年7月16日(木) | SGHトピックス

    7月14日(火)NPO法人共存の森ネットワーク事務局長の吉野奈保子氏をお迎えし、2年SG重点分野講座第7回を行いました。吉野さんは、農山村地域の現状を記録する中で、記録するだけで終わりたくないという思いを抱くようになり、高校生が農山村に住む高齢者に対して聞き書きを行う「聞き書き甲子園」を立ち上げました。その参加者が後に、「人と人 人と自然 世代と世代をつなぐ」をコンセプトとする「共存の森ネットワーク」を立ち上げました。現在、「聞き書き甲子園」は第10回を迎え、農林水産省、文部科学省、国土緑化推進機構などと共に同NPO法人が主催しています。
    これらの活動をもとに、「地球と持続の新しい価値観を求めて」と題して講演とワークショップが展開されました。事例として、豊かな自然と共生してきた岡山県真庭市の日本初となる試み「バイオマスタウン構想」をご紹介いただきました。処分に困っていた製材業で出る木屑を利用し、バイオマス発電や温水供給を行うなど、エネルギーの地域内循環についてご説明いただききました。その後のグループワークでは、「自給」「自足」「自立」「自律」についてグループで例をあげ、それぞれの意味を考え、発表しました。テーマにもとづく地域内のエネルギー循環の創造から、地域でお互いを大事にするあたたかい人間関係が生まれる様子を知ることができました。
    地域内でのエネルギー循環が地域の人と人を繋ぎ、地域が活性化するということを学ぶことができ、有意義な講演・ワークショップとなりました。
    吉野先生

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座⑤⑥ 乾先生課題研究講座

    2015年7月13日(月) | SGHトピックス

    7月11日(土)午前、第5・6回目となる2年SG重点分野講座を行いました。大阪教育大学の乾陽子先生による課題研究のための講座です。今回は課題研究を進めるに当たって、伝わりやすいパワーポイントの作り方を指導していただきました。パワーポイントの良い例、悪い例を示しながら、文章構成、デザイン、色使い、写真の使い方まで含めて、伝わる画面の構成を考えながら、実際に作ってみました。課題研究テーマ「マレーシア 経済発展と自然破壊」について、より良い発表に繋げていくことができるようご指導いただきました。
    乾先生2

  • 1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座③

    2015年7月11日(土) | SGHトピックス

    7月9日(木)視聴覚教室にて、1年SG基礎知識講座第3回を行いました。オイスカ(OISCA)関西研修センター所長の清水利春さんを講師に迎え、「OISCAの役割と仕事」と題してご講演をいただきました。環境保護、技術支援、貧困救済など、国際NGOオイスカの国内外での幅広い活動を紹介していただきました。生徒は、世界の現状を知り、国際ボランティアの意義を学ぶことができました。
    本校とオイスカ関西研修センターの関わりは深く、毎年、文化祭ではこの講演を受けた1年生がオイスカについて調べ学習を行うとともに、清水さんの指導によりフィリピンの伝統菓子である「あげいも“カモテQ”」を調理販売しています。その収益金は、フィリピンでのオイスカの植林活動に活かされています。
    図1

  • 西中学校「能勢高校の先輩に学ぶ会」でSGHについて英語で発表

    2015年7月9日(木) | SGHトピックス


    7月8日(水)、西中学で行われた「能勢高校の先輩に学ぶ会」に、西中学出身の本校3年生3名(大成こころさん、木下渚彩さん、松村裕太さん)と同じく西中学出身のスーパーグローバル重点分野講座選択者4名(中植健太さん、畑朝飛さん、松田くるみさん、村上美咲さん)が、出席し発表しました。
    3年生は、能勢高校を選んだ理由、自分自身のこれからの進路、高校生活、能勢高校の良さ、土曜講習のことなどを、発表しました。3人とも大勢の後輩たちの前で緊張しながらも、わかりやすい言葉で、丁寧に自分の考えを伝えていました。授業のこと・クラブのこと・生徒会のことなど、高校で取り組んだ様々な活動についても話しました。いかに集中力を高めて、やりたいことだけでなく、やらなければならないことをしっかりとすることも、中学生に伝え、残りの中学生生活を充実して過ごせるよう励まし、中学生にとって、有意義なものとなりました。
    2年生は、スーパーグローバル重点分野講座が3回・英語特別講座が4回とまだ始まったばかりですが、パワーポイントを使って、SGHについて、わかりやすい英語で説明しました。英語での初めてのプレゼンテーションです。スーパーグローバルでは学んだことの活動報告を英語で発表することになっています。さらにスーパーグローバルで、どのような活動や学習をするのかといった詳しい話は、日本語で説明をしました。またスーパーグローバル重点分野講座を選択した思いや、これからの社会に役立ちたいという思いを語りました。年齢は2歳しか変わりませんが、そのしっかりした、深い考えは、中学生にとって、驚きであったと思われます。
    能勢高生も、後輩の前で発表することにより、より自分の考えを深め、さらに成長できました。

  • SGH英語講師を紹介します。(SGHトピックス)

    2015年7月6日(月) | SGHトピックス

    ロバート・ノーマイル 先生

    DSC03552ビートルズの故郷として有名なイギリス、リヴァプール出身の語学講師。リヴァプール大学の工学部卒業。大学卒業後、オーストラリアで勤務経験を積んだのち、来日。来日後は、全国展開する業界最王手の英会話スクールで長年、英会話講師を務め、当スクールの習いたい講師ランキングで全国一位を取得する人気講師であった。その後も、日本の公私立中学校、高等学校でのALTや専任講師、技術者対象の企業研修での英語指導講師、専門学校での英語講師を務める。日本語も堪能で、生徒の分からないポイントをすくい上げコミュニカティブで楽しい授業を展開する。

    ティモシー・カーン 先生

     DSC03535美しいカナダの大自然を堪能でき、カナダのフェスティバルの中心地であるカナダ、エドモントン出身の語学講師。両親の仕事の都合で幼少期より、日本の様々な地域とカナダを往来して育ち、日本語と英語の完璧なバイリンガルである。カナダで大学を卒業したのち、来日し、大阪大学にて日本学の修士号を取得する。修士号を修了した後は、長年、中学校、高等学校、専門学校、大学、各種語学学校などで語学講師、講義講師として勤務し、現在は、関西学院大学、大阪産業大学、専門学校で教鞭を握る。大学では英語での講義はもちろん、日本語でも文化人類学、比較文化論、平和学などを教える。文学史から社会学と多様な分野への造詣が深く、非常に流暢な日本語も交えての生徒のプレゼンテーション能力を高める授業を展開する。

     

    東條 暁之(とうじょう としゆき) 先生

    DSC03567 東京生まれ ニューヨーク育ち。生後間もなく、ニューヨークに移住し、15歳までで暮らす。ニューヨーク在住中サッカーに打ち込み、14歳のときにはアメリカ東部地域代表選手としてイタリアやアルゼンチンに遠征した。15歳で日本に戻ってからは、東京ベルディーユースでプレーし、プロサッカー選手も目指していた。日本の高校、大学を卒業後、企業でインド、ドバイ、タイ、香港で営業の仕事に携わっていた。その後独立し、英語教育に携わる。他に、翻訳、英文資料作成、企業海外展開サポートなども行っている。英語教育では「英語はゴール(目標)ではなくツール(道具)である」がモットー。英語はあくまでもコミュニケーションの道具で、英語を使って海外の人とコミュニケーションをすることが大切だと考えている。能勢高校の講座では、インターネットを使い生の英語を検索しながらの授業を展開している。

  • 2年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座②

    2015年6月26日(金) | SGHトピックス

    6月24日(水)視聴覚教室にて、2年SG基礎知識講座第2回を行いました。大阪教育大学の乾陽子先生を迎え、「マレーシア熱帯雨林の生態系について ― 日本とマレーシアの係わり」と題してご講演をいただきました。
    マレーシア・サラワク州のランビルヒルズ国立公園で行っているフィールドワーク研究の紹介をされながら、熱帯雨林から伐採される南洋材の多くが日本に輸入され消費されていることや、伐採後には、椰子プランテーションが造成され熱帯雨林が消えていくことなどを話していただきました。オイル椰子から採れるオイルは日本人の身近な食品や化粧品などに多く利用され、遠く離れた熱帯雨林の消滅と私たちの生活は直接結びついていることが良く分かりました。
    来年1月に実施されるマレーシア修学旅行の活動の中には、マレーシア森林研究所(FRIM)の訪問、ジャングルトレッキング(熱帯雨林散策)、キャノピーウォーク(熱帯雨林内の吊り橋体験)などが予定されており、今回の講座は事前学習として貴重な機会となりました。
    乾先生

  • 平成27年度第1回 SGH連絡協議会・連絡会に参加

    2015年6月24日(水) | SGHトピックス

    平成27年6月23日(火) 東京都文京区の筑波大学文京校舎で開催された「平成27年度第1回 スーパーグローバルハイスクール(SGH)連絡協議会・連絡会」に担当の富樫先生とともに参加しました。
    午前の「連絡協議会」では、小林万里子 国際教育課長が開会の挨拶で、特に探究的学習、3年目の中間評価、事業の実施継続・普及について言及され、続いての向後秀明 国立教育政策研究所調査官の講演では、実施成果を確認する上でCAN―DOリストの作成について指示されました。
    また、荒井忠行 国際教育課長補佐からは、事業の趣旨と予算執行の確認に加え、事業指定3年目に中間評価があることの説明を受けました。
    午後の「連絡会」では、石隈利紀 筑波大学付属学校教育局教育長の挨拶、平成26年度指定校である、金沢大学人間社会学域学校教育学類付属高等学校、立命館高等学校、宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校の3校から事例発表がありました。
    さらに、平成26年度指定校全校によるポスターセッションが行われました。
    文部科学省からの説明を受け、また他校の取組を聞かせていただくことにより、SGH事業の重さをひしひしと感じました。
    他校との情報共有を行いながらも能勢高校らしい取組を着実に進めていきたいと考えています。

    会場となった筑波大学文京校舎

    会場となった筑波大学文京校舎

    小林万里子国際教育課長あいさつ

    小林万里子国際教育課長あいさつ

    向後秀明調査官の講演

    向後秀明調査官の講演

    ポスターセッション

    ポスターセッション

    ポスターセッション

    ポスターセッション

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座③④

    2015年6月22日(月) | SGHトピックス

    6月20日(土)午前、第3・4回目となる2年SG重点分野講座を行いました。この講座は、大阪教育大学 化学生態学研究室准教授の乾陽子先生による課題研究のためのものです。今年度のテーマ「マレーシア 経済発展と自然破壊」について、乾先生のご指導のもと、2年SG重点分野講座受講者12名が1年間課題研究を進めていきます。今回の講義で、マレーシアの環境についての紹介やマレーシアの熱帯雨林や経済に関するワークショップを通して、マレーシアの現状を知ることができました。日本で暮らす私たちの生活が、マレーシアの自然環境に大きく影響を与えていることを学びました。

    乾陽子先生

    乾陽子先生

  • 2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座②

    2015年6月15日(月) | SGHトピックス

    6月13日(土)地域再生マネージャーの斉藤俊幸氏をお迎えし、2年SG重点分野講座第2回を行いました。「グローバル化と地域再生」と題してのご講演で、地域再生マネージャーとして国内外を飛び回り、地域再生事業に携わってきた経験をもとに、グローバルに生きることの意義について、ご説明いただきました。これから進んでいくSGHの学びをいかに地域に生かすかについて、様々な事例をもとにお話しいただきました。グローバルな学びをローカルで生かすことについて考える充実した時間となりました。
    また、コミュニケーションツールとしての英語の勉強方法についても、丁寧にご指導いただきました。

    斉藤俊幸氏

    斉藤俊幸氏

  • 1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座②

    2015年6月13日(土) | SGHトピックス

    6月8日(月)5・6時間目、柔剣道場で「産業社会と人間」の時間を使って、1年SG基礎知識講座第2回がありました。講師の先生はJAICA関西 赤嶺結衣さんで国際理解学習を行いました。5時間目は、「もし無人島に行ったとしたら何を持っていく?」というお題でワークショップを行い、6時間目は、赤嶺さんが青年海外協力隊として実際に訪れたベナン共和国についてクイズを交えながら楽しく紹介していただきました。