SGHトピックス
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2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座スタート
2016年4月13日(水) | SGHトピックス
今年度の2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座は、水曜日1・2時間目の授業「スーパーグローバルスタディ(SGS)」を中心に展開されます。授業担当は、富樫先生(英語科)と齋藤先生(家庭科)です。
4月13日(水)SGSにおいて、第1回2年SG重点分野講座を行いました。内田教頭先生からSGHの目的、1年間の予定、講座や活動内容について詳しい説明などのオリエンテーションがありました。また、英語プレゼンテーションの準備として、英語での自己紹介を行いました。
今年度の2年SG重点分野講座は、「モンゴル 貧困とストリートチルドレン~母親の自立と子どもたちの教育~」をテーマに、ウランバートルのマンホールチルドレンやモンゴル最北部のセレンゲ県シャーマルでの養蜂について課題研究を進めていきます。また、モンゴル国立教育大学でのプレゼンテーションを見据え、大阪大学准教授の今岡良子先生をはじめとする外部講師の方々の講義やワークショップを展開していきます。
グローバルな課題に目を向け、ローカルな視点で捉える力を養い、チームワークやリーダーシップなどグローバル人材として欠かせない素養を高めることを目標としています。
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平成27年度研究発表会を開催
2016年3月13日(日) | SGHトピックス
3月12日(土)、地元能勢町淨るりシアターホールにて、「平成27年度SGH研究発表会」を開催しました。
本校は、「国際協力の現場で判断力と実践力を培うグローバル人材育成」をテーマに掲げ、研究開発に取り組んでいます。
特に、SG重点分野を専攻する2年生の12名の生徒たちは、「マレーシアの経済発展と自然破壊~木炭製造の中で消えゆく森林」をテーマに課題研究を進めてきました。
今回の発表会では、主に大阪教育大学乾陽子准教授の指導による前期の課題研究の成果を英語で、主に地域再生マネージャー斉藤俊幸氏の指導による後期の課題研究の成果を日本語で発表しました。
生徒たちにとっては、人前で英語で発表する度胸がつくとともに、グローバルな視点から地域の課題を発見し、解決してくための道筋を学ぶことができ、有意義な発表会となりました。また、運営指導委員の岡田尚美氏(国際開発機構)、平岡光生氏(能勢町商工会)、 片寄俊秀氏(みつや交流亭)、平田篤州氏(産経新聞厚生文化事業団)、 吉年匠子氏(大阪府教育委員会)から、生徒たちの英語力と、グローバルな視点から地域の課題を解決していく研究テーマの設定について、お褒めの言葉と心温まる指導講評をいただきました。
さらに、来賓としてお越しいただきました、池嶋伸晃大阪府教育委員会主任指導主事、 上島一彦大阪府議会議員、 山口禎能勢町長、 森田雅彦能勢町教育長からは、本校やSGHの取組に対しまして大きな期待と熱いエールを送っていただきました。
今後も地域と一体となってSGH課題研究に取り組んでいきますので、ご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。また、ご多用の中、約150名もの多くの皆様にご来場いただきましたことに厚くお礼申しげます。
当日のプログラムとその内容を報告します。
14:00 開会 学校長挨拶(真鍋政明校長)
14:10 1年間の活動説明(井田周子教諭)
14:15 前期課題研究プレゼンテーション(英語)
GroupA Mangrove is connected to forests, rivers, and the sea
2年 小路昌秀 中植健太 畑朝飛 発表の資料はこちらですGroupB People, Economy and Mangrove
2年 田中美貴 村北亜衣沙 村上美咲 発表の資料はこちらですGroupC The change in the use of “Satoyama”
2年 安部輝幸 上北佳凛 大西梨衣奈 発表の資料はこちらですGroupD “Kiku-Sumi”
2年 倉脇直哉 山田寛 松田くるみ 発表の資料はこちらです14:50 後期課題研究プレゼンテーション(日本語)
グループA 環境保全に及ぼす植林の効果
2年 中植健太 村北亜衣沙 田中美貴 松田くるみ 発表の資料はこちらですグループB 炭から見えた地域課題~地域再生のための新しいライフスタイル~
2年 安部輝幸 山田寛 上北佳凛 発表の資料はこちらですグループC レッテンバッハ村に学ぶ能勢町復活の鍵
2年 小路昌秀 畑朝飛 倉脇直哉 村上美咲 大西梨衣奈 発表の資料はこちらです15:30 生徒感想発表
15:35 運営指導員、来賓等指導講評
16:00 学校長謝辞 閉会(真鍋政明校長)
*SGHの取組み展示公開(会場ロビー)
*司会(1年 小林航大君、池田佳菜子さん、内田千秋教頭)
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2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座35・36
2016年3月7日(月) | SGHトピックス
3月7日(土)午前、第35・36回目となる2年SG重点分野講座を行いました。大阪教育大学の乾陽子先生による今年度最後の課題研究講座です。
今回は来週3月12日(土)に浄るりシアターホールで行われるSGH研究発表会のプレゼンテーションの完成をめざして、3グループでプレゼン制作に臨みました。乾先生から各グループに内容を深めるための細かな指示が出され、各グループで資料を練り直し、より内容を充実させました。また、今回は、昨年11月マレーシアにてクアラルンプール大学での発表の時に助言いただいたマラヤ大学研究生の宇仁和人さんが、日本に一時帰国していたため、お手伝いに来ていただきました。
後半は、実際に3グループが順番にプレゼンテーションを行い、所要時間の計測と内容の確認を行いました。各グループとも本番の発表に向けて、乾先生から最後の貴重なアドバイスをいただきました。
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1年スーパーグローバル(SG)基礎知識講座⑯
2016年2月19日(金) | SGHトピックス
2月18日(木)元青年海外協力隊員の小早川勝平氏をお迎えし、1年SG基礎知識講座第16回を行いました。
小早川氏は能勢町で育ち、高校生のころから海外に行くことに憧れを持っていました。車の整備士の仕事を辞し、バックパッカーとして世界を放浪したことから始まるグローバル体験を語っていただきました。世界放浪のあと、青年海外協力隊員としてフィジーで2年間、車の整備技術を指導し、協力隊任務終了後は地雷撤去の会社に就職、モザンビークやアンゴラで地雷撤去機械の操作指導やメンテナンスを行った経験をお話いただきました。
片言の英語から始まった世界放浪の旅がやがて世界の地雷撤去を仕事とするようになったという海外での経験や、その経験を能勢町にUターンして生かすアイデアなどを聞くことができ、グローバルかつローカルな活動への意欲を高めることができた貴重な講演の時間となりました。
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平成27年度 研究発表会の開催について(ご案内)
2016年2月9日(火) | SGHトピックス
本校は、今年度文部科学省よりスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受け、「国際協力の現場で判断力と実践力を培うグローバル人材研究」をテーマに様々な取組みを実践してまいりました。
このたび、下記の通り、平成27年度SGH研究発表会を開催し、生徒の活動や取組みの成果をご紹介することといたしました。ぜひ多くの皆様にご参加いただきたく、ご案内申し上げます。1 日時 平成28年3月12日(土)14:00~16:00(受付13:30~)
2 会場 淨るりシアターホール
大阪府豊能郡能勢町宿野30 Tel 072-734-3241
能勢電鉄山下駅から阪急バスで能勢町役場前下車すぐ(開催要項地図参照)3 内容
(1)あいさつ
(2)本校SGH構想の説明
(3)課題研究生徒発表
・マレーシアクアラルンプール大学ワークショップでの発表(4グループ)
A Mangrove is connected to forests, rivers, and the sea
B People, Economy and Mangrove
C The change in the use of “Satoyama”
D “Kiku-Sumi”
・グローバルな視点からの地域課題の解決に向けての発表(3グループ)
A 環境保全に及ぼす植林の効果
B 炭から見えた地域課題~地域再生のための新しいライフスタイル~
C レッテンバッハ村に学ぶ能勢町復活の鍵
・質疑応答
(4)運営指導委員等による講評4 参加申込
開催要項はこちらです。
座席を十分確保していますので、多くの参加をお待ちしています。
なお、準備等のため、3月9日(木)までに開催要項別紙1によりFAX(072-737-1046)にてお申込みください。5 お問合せ
大阪府立能勢高等学校 教頭 内田千秋
【TEL】072-737-0666
【FAX】072―737―1046
【E-mail】 T-UchidaC@.medu.pref.osakajp -
2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座32
2016年2月4日(木) | SGHトピックス
2月2日(土) 第32回目2年SG重点分野講座を行いました。11月の中間発表会以来となる、大阪教育大学の乾陽子先生による課題研究の講座です。
中間発表以降、マレーシアでの実態調査を地域活性化へつなぐ内容で新たな課題研究を進めてきましたが、最終の研究発表会に向けて、課題研究の内容のまとめ作業に入りました。最初に乾先生から、新たな課題研究内容の改善点の指導があり、各グループでそれぞれ修正し、内容を深めました。最終の研究発表会は、4グループによる英語のプレゼンテーション、3グループによる日本語のプレゼンテーションがあり、今年度SGHの集大成となるものです。乾先生のご指導により、最終の研究発表会に向けてグローバルな課題解決策をローカルでの課題解決に繋ぐ研究内容について確認することができま した。
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1年スーパーグローバル(SG)重点分野講座[箕面市国際交流協会訪問]
2016年2月1日(月) | SGHトピックス
1月30日(土)、1年SG重点分野講座生徒13名が箕面市国際交流協会(箕面市立多文化交流センター)を訪問しました。最初に、館長の岩城あすかさんより箕面市国際交流協会の活動について講演がありました。続いて大阪大学の今岡良子先生より、モンゴルの基礎知識を学ぶ内容で、手書きの絵を使いながら英語で講義がありました。次に、モンゴル人留学生のエネビシさんから、自分の生まれ育ったモンゴルの町の紹介や文化・伝統についてのお話がありました。最後は、場所をセンター内のcomm caféに移し、3グループに分かれcaféスタッフのアンドレイアさん(ブラジル)、金姫廷さん(韓国)、陳幸愔さん(台湾)と交流を行いました。様々な国の文化・伝統に触れる良い機会となりました。
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2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座31
2016年2月1日(月) | SGHトピックス
1月30日(土) 教育アドバイザーの藤岡慎二氏をお迎えして、第31回2年SG重点分野講座を実施しました。藤岡氏による5回連続のアクティブラーニング講座最終回です。今回は、関西学院大学から学生が2人、ワークショップを手伝いにきてくれました。
今回のテーマは、「創造力」です。創造力(Creativity)とは何かから始まり、前回講義の問題解決法では解決できない問題は創造力で解決することが必要であること学習しました。創造的なアイデアの生み出し方、9点一筆書きのケーススタディーを行い、たくさんアイデアを出すコツをつかみました。続いて「テレビ番組をつくろう」のワークショップでは3グループに別れ、「たくさん生み出す・方向性や理念を元にアイデアの選別を行う」などのプロセスを通して、新しい番組のアイデアを出し合いました。
最後に、これまでに学んできた問題発見・解決のために創造力が必要であることを知り、創造的なアイディアの生み出し方について学びました。グループ発表で、ユニークなアイディアが出され、創造力が発揮される貴重な学習となりました。
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2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座30
2016年1月18日(月) | SGHトピックス
1月16日(土)地域再生マネージャー 斉藤俊幸氏、能勢さとやま創造館代表 小谷義孝氏を講師としてお迎えし、第30回2年SG重点分野講座を実施しました。前回の課題研究講座に引き続き「SGHと地方創生~課題研究を地域に生かす~」をテーマに、新たに「植林の意義と種類」「炭の種類」「銀寄せ委員会とレッテンバッハ村」の3グループに分かれ、グループでの課題研究を進めました。
まず、それぞれのグループでの課題研究の内容を現状、課題、提案事項の3項目から考え、簡単なレポートを作成し、それをもとに、発表用パワーポイントを作成し、最終発表までに課題研究を進めるよう指導していただきました。
それぞれのグループワークでは、模造紙に課題研究内容を各項目ごとにグルーピングした表を作成し、ブレーンストーミングで表を埋めていく作業を行いました。上記2名の講師の先生が机間指導で、問題点の洗い出しや、研究の指針について的確で丁寧なアドバイスをして下さいました。講座の最後には、それぞれの班で作成した表を提示しながら、課題研究の指針を各代表者がプレゼンしました。今後も、放課後や重点分野講座の時間を使い、それぞれのグループでの課題研究を進めていきます。
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2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座29
2016年1月18日(月) | SGHトピックス
1月16日(土) 教育アドバイザーの藤岡慎二氏をお迎えして、第29回2年SG重点分野講座を実施しました。
今回のテーマは、前回に引き続き「問題発見・解決能力②」です。問題を発見するための問題整理の技術を学び、問題を発見して解決するまでに必要な過程を学習しました。問題整理のテクニックとして「カルタ」「ロジックツリー」などの手法を用いて、実際に問題発見・課題発見を行いました。具体的には、「なぜ学校でキャリア教育をするようになったのか」から始め、AO入試対策、志願者数増加、受験者数増加、中途退学者減少など各課題の解決案を考えるケーススタディーでした。
最後にまとめとして、「問題設定・問題把握・目標設定・問題解決・解決案の評価の5段階で問題解決のプロセスを学び、問題把握・問題解決の段階として[発散思考]と[収束思考]を学ぶことで、ロジックツリーの原因追求以外の使い方を知ることが大切である」として、この講演・ワークショップは締めくくられました。