学校紹介

学校教育自己診断

学校教育自己診断とは、学校の教育活動が児童生徒の実態や保護者の学校教育に対するニーズ等に対応しているかどうかについて、学校自らが診断票(診断基準)に基づいて学校教育計画の達成度を点検し、学校教育改善のための方策を明らかにするものです。
本校では、生徒、保護者、教職員を対象としたアンケートの実施により、自己診断を図っています。

平成29年度 実施結果

多様な取り組みの成果は定着しつつある一方で、重点的に力を注ぐ方向性が分散してしまっており、教職員等がその成果を実感しづらくなっている。また、保護者や地域の方々に対する、取り組み成果の周知にも課題が残っており、業務等の優先順位の確認と、ホームページをはじめとした広報体制の充実が求められる。
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【生徒結果】
「担任の先生以外にも、気軽に相談できる先生がいる」(60%→68%)、「能勢高校に入学して良かったと思う」(63%→71%)と向上が見られ、「学校に行くのが楽しい」(72%)、「学習する目標があるなど、学ぶことに対する意欲がある」(70%)、「校則や生活指導上のルールを守ることができている」(84%)等も、昨年同様の数字で安定しており、学校生活や学びへのモチベーションもある。
一方、「ホームページを見ることがある」(25%→34%)と、多少向上したものの、まだまだ課題がある。
生徒結果のレーダーチャート 

【保護者結果】
「家庭での学習を十分行っている」(35%→44%)と多少向上したが、「子どもの将来について話し合うことがある」(82%→78%)と減少しており、今後も継続して、教育活動への協力体制の充実が求められる。
一方「能勢地域小中校一貫教育は、能勢町の将来を担う人材育成に役立っている」(63%→66%)、「能勢高校に入学させて良かったと思う」(82%→89%)と、これまでの教育活動の取り組みには、一定の理解を得られている。
また、「ホームページを通じ学校の出来事や諸連絡等の情報を得ている」(39%)と横ばいであり、相変わらず課題を残している。
保護者結果のレーダーチャート

【教職員結果】
「学習到達度の低い生徒や学習意欲の低い生徒への適切な指導を行っている」(79%→83%)、「頭髪・服装、言葉使いなど基本的生活習慣を身につけている」(67%→83%)、「地域から信頼される学校づくりを進めている」(44%→54%)と、成果が確認できている。
一方で、「教科や学年等により家庭での学習を充実させる工夫をしている」(52%→41%)、「中学生やその保護者等からの本校理解を促す取り組みを行っている」(71%→59%)、「能勢地域小中高一貫教育は、能勢町の将来を担う人材教育に役立っている」(45%→32%)、「教育活動に必要な情報について、生徒・保護者や地域への周知に努めている」(85%→69%)等、取り組みと成果や周知等に課題を感じている。
教職員結果のレーダーチャート

平成28年度 実施結果

学習意欲や学力向上感は高まってきているが、家庭学習への取組みへの意識付けがまだまだ不足している。引き続き、キャリア教育の充実、基本的生活習慣の定着、人権教育の充実、学習意欲の向上に取り組まなければならない。また、ホームページの更新等、教育活動の広報面において大きな課題がある。
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【生徒結果】
「学校に行くのが楽しい」(60%→70%)、「学習する目標があるなど、学ぶことに対する意欲がある」(57%→68%)、「入学してから、学力が向上している」(53%→72%)
「校則や生徒指導上のルールを守ることができている」(80%→87%)など、学校生活や学びについてはモチベーションの向上がみられた。
「命の大切さや人権、社会のルールについて学ぶ機会がある」、「働くことの大切さや進学することの意義を理解している」では、80%以上を維持している。
「ホームページを見ることがある」(30%→25%)では、大幅な減少となり広報活動の周知には大きな課題を残した。
生徒結果のレーダーチャート 

【保護者結果】
「学校の指導方針に共感できる」(67%→71%)、「生命を大切にする心や人権、社会のルールを守る態度を育てようとしている」(72%→77%)など、学校の取り組みのねらいは伝わりつつある。
「授業が分かりやすく楽しいと言っている」(41%→46%)となる一方で、「学校に行くのを楽しみにしている」(74%→69%)、「家庭での学習を十分行っている」(37%→35%)と、その不均衡の原因を検討する必要がある。
「子どもの様子などについて、保護者への連絡をきめ細やかに行っている」(58%→64%)となる一方で、「ホームページを通じて学校での出来事や諸連絡等の情報を得ている」(43%→37%)となっており、学校から情報を伝達する方法等を精査する必要がある。
保護者結果のレーダーチャート

【教職員結果】
「放課後や長期休暇中の講習等で学習意欲を高めている」(89%→74%)、「生徒一人ひとりの人権を守れる教育体制を整備している」(89%→81%)、「国際理解や異文化理解を深めている」(95%→86%)、「中学生やその保護者から本校の理解を促す取り組みを行っている」(82%→71%)、「クラブ活動のシステムづくりを行っている」(30%→20%)、
「地域から信頼される学校である」(57%→44%)となる一方、「遅刻や私語がない等、授業規律を身に着けている」(59%→64%)、「環境問題に対する関心・意欲を高めている」(64%→69%)、「教育活動に必要な情報を、生徒・保護者や地域への周知に努めている」(80%→85%)、「プレゼンテーション能力を高めている」(70%→78%)となった。
教職員結果のレーダーチャート

平成27年度 実施結果

全体的に家庭学習への取組みへの意識付けが効果をあげつつある。
また、HPでの広報活動が少しずつ、効果を現してきている。
キャリア教育の充実、基本的生活習慣の定着、学習意欲の向上に一層取り組まなければならない。
各項目で減少傾向が目立ち、学校生活への意欲の低下が見られる。
今後、更なる創意工夫を重ね、学校全体の活気ある取組みを推進していく必要がある。
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【生徒結果】
「遅刻や私語がない等、集中して授業を受けることができている」(68%→69%)
「命の大切さや人権、社会のルールについて学ぶ機会がある」(78%→80%)
など、少しではあるが授業に対する意識、人権意識が高まっている。
「ホームページを見ることがある」(26%→30%)と、HPでの広報活動の効果が上がっている。逆に、「学校に行くのが楽しい」(75%→60%)
「能勢高校に入学してよかったと思う」(72%→61%)など、
学校生活全般に対して意識の低下が見られ、それらの原因の究明と対応を検討していく必要がある。
生徒結果のレーダーチャート 

【保護者結果】
「家庭での学習を十分行っている」(31%→37%)と、家庭学習への取組みが少し向上している。
「不必要なアルバイトをさせないようにしている」(63%→65%)、「ホームページを通じ学校での出来事や諸連絡等についての情報を得ている」(37%→43%),「体育祭、文化祭、公開授業等の学校行事に参加したことがある」(71%→74%)、「能勢高校は地域から信頼される学校である」(70%→74%)など、学校への関わりを強める傾向がある。
また、「学校に行くのを楽しみにしている」(82%→74%)が減少しており、生徒結果に同じく学校生活全般に対して意識の低下が見られ、本校の取組み方を考える必要がある。
「学校は、将来の進路や職業について適切な指導を行っている」(80%→72%)「能勢地域小中高一貫教育は、能勢町の将来を担う人材育成に役立っている」(70%→64%)など、キャリア教育、中高一貫教育についても、取組方法を検討する必要がある。
保護者結果のレーダーチャート

【教職員結果】
「教科や学年等により家庭での学習を充実させる工夫をしている」(47%→57%)
「心のケアを大切にし、一人一人の人権を守れるよう教育体制を整備している」(83%→88%)
「能勢地域小中高一貫教育は、能勢町の将来を担う人材育成に役立っている」(28%→43%)と、家庭学習、人権教育、人材育成への意識が高まってきている。
「頭髪・服装、言葉遣いなど基本的生活習慣を身につけさせている」(81%→66%)
「遅刻や私語がない等、集中して授業を受ける態度(授業規律)を身につけさせている」(69%→59%)
「望ましい職業観や進学意識を育成する指導を継続的に行っている」(86%→77%)
「学校協議会や学校関係者評価を有効に活用し、教育活動の充実や向上に反映させている」(83%→64%)
教職員結果のレーダーチャート

平成26年度 実施結果

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【生徒結果】
すべての質問項目で向上している。
「働くことの大切さや進学することの意義を理解できている」(76%→83%)等によりキャリア教育の成果が見られる。
「遅刻・頭髪・服装等、校則や生徒指導上のルールを守ることができている」(77%→81%)等により、基本的生活習慣での意識の向上が見られる。
「能勢高校に入学してから、学力が向上していると思う。」(58%→62%)
「遅刻や私語がない等、集中して授業を受けることができている」(64%→68%)
学習に取り組む姿勢をなお一層、育成する必要がある。
「学校に行くのが楽しい」(66%→75%)、「能勢高校に入学して良かったと思う」(61%→72%)により学校生活での満足度、充実度の向上が確認できる。
生徒結果のレーダーチャート 

【保護者結果】
全般的に向上している。
「学校は、将来の進路や職業などについて適切な指導を行っている」(76%→80%)
「子どもは学校に行くのを楽しみにしている」(73%→82%)
「子どもを能勢高校に入学させて良かったと思う」(86%→89%)等により、本校への満足度の向上が見られる。
一方、「子どもは家庭での学習を十分に行っている」(31%→31%)家庭での学習習慣の定着をより進める必要が認められる。
保護者結果のレーダーチャート

【教職員結果】
 「学習への取組み」「キャリア教育、進路指導」「人権教育」で高い数値を示している。「本校は国際交流を推進し、生徒の国際理解や異文化理解を深めている」(92%→97%)、「本校が学校協議会や学校関係者評価を有効に活用し、教育活動の充実や向上に反映させている」(73%→83%)で著しい向上が見られる。一方、「教科や学年等により家庭での学習を充実させる工夫をしている」(55%→47%)ことから、家庭での学習の充実が課題として浮き彫りになった。
教職員結果のレーダーチャート