校長室だより

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  • 大阪府人権作文コンクールで3名が優秀賞を受賞

    2015年12月24日(木) | 校長室だより

    平成27年度大阪府人権作文コンクールで、応募総数5,607作品(府教育委員会提出77作品)のなか、本校生3名(1年生2名、2年生1名)が優秀賞に輝きました。
    本校では、人権教育を啓発しており、人権に係る作文を手がけ、このコンクールに応募しています。その結果、ほぼ毎年、賞の受賞につながっています。
    本年度は、1学期に、全員が映画「遺体 明日への十日間」を鑑賞し、その感想文を書きました。そして、そのなかの優れた5作品を選び、コンクールに応募しました。
    来年2月6日(土)大阪府教育センター大ホールで開催される大阪府人権文化交流会で3名の生徒に賞状が授与されます。

     

  • 日中ESD学び合い交流会2015

    2015年12月22日(火) | 校長室だより

    平成27年12月19日(土)・20日(日) 難波にある大阪府立大学アイサイトで大阪ユネスコスクール(ASPnet)ネットワーク主催の日中ESD学び合い交流会2015が開催されました。
    大阪ユネスコスクールネットワークとは、大阪を中心とした関西のユネスコスクール(小・中・高・大)で組織され、昨年度は、岡山市で開催された「高校生世界フォーラム」で中心的な役割を果たしました。
    このネットワークに本校も加盟しており、本年度は、幹事校長を務めています。
    また、この両日はSGHの重点分野講座や総合学科研究発表会などと重なったことで、本校の生徒たちは参加することがきませんでした。
    さて、今回の交流会は、中国から子どもたちを招くことで、国を超え、小・中・高の垣根を超え、交流し、お互いが学び合うためのものです。
    この2日間、約10名ごとでファミリーを形成し、共通の課題を見つけ、解決に向けての話し合いを深めていきました。
    最終的には、ファミリーごとに、課題や解決の方法をダンスの振り付けにより表現しました。
    その時の子どもたちの満面の笑顔と一生懸命のパフォーマンスから、この2日間の取組が成功裏に終わったことを確信させられました。

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  • 農業での起業家 古荘貴司さんの講演会に参加

    2015年12月22日(火) | 校長室だより

    平成27年12月19日(土) 大阪市中央区の内田洋行 大阪 未来の教室で 「起業という進路についての向き不向き~農業を事業に選んだ理由~」をテーマに講演会が開催され、参加しました。
    講師は、(株)日本情報化農業研究所 代表取締役の古荘貴司(ふるしょうたかし)さんです。
    古荘さんは、京都大学大学院情報学研究科在学中に農作物の流通事業に係り、2005年に会社を設立(起業)し、ビジネス向け情報共有ツールの開発とともに、京都府で農業に従事されています。
    古荘さんは、もともと情報管理や分析が専門で、多くの無農薬栽培の農家等に出向き、栽培に係るあらゆる情報を収集し、分析することにより、栽培方法のデータ化・マニュアル化に成功されました。
    その結果、農薬や化学肥料を一切使わずに、品質の高い野菜の栽培を可能とし、採算性の高い農業経営を実現されています。今後、さらに事業を拡大することを検討されています。
    また、古荘さんからは、自分が起業できたのは、自分の周りで起業する人が多くいたことが最大の理由であり、起業することに対するストレスがなかったためということでした。
    全国で不耕作地が増加する中、若手起業家の古荘さんの取組は大いに注目されます。

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  • 渡邉美樹参議院議員の訪問

    2015年12月10日(木) | 校長室だより

    平成27年12月10日(木) 渡邉美樹参議院議員が本校を訪問されました。
    ご存知のように渡邉議員は、ワタミグループの創業者で、現在、東京の郁文館夢学園の理事長を努められています。
    このたびの訪問は、文部科学省のSGHの研究指定を受けるなど、小規模校ながらも魅力ある教育を進めている本校について、渡邉議員から高く評価していただき、能勢町教育アドバイザーの藤岡慎二さんの調整により実現しました。
    渡邉議員には、SGHをはじめとする本校の様々な取組や再編整備の状況等について説明させていただきました。
    また、学校理事長の立場から、本校の教室などの施設をも視察されました。
    本校の強力な応援団が、またひとり増えました。

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  • PTA人権啓発研修に参加

    2015年12月7日(月) | 校長室だより

    平成27年12月4日(金) ホテルアウィーナ大阪で開催された、大阪府立高等学校PTA協議会主催の人権啓発研修に、本校PTA会長、書記、会計の3名の役員の方々とともに参加しました。
    まず、なにわ生野病院心療内科部長の生野照子先生から「ダイエットの弊害と摂食障害」についての講演を聴きました。
    生野先生は、大阪府教育委員長を務められた方で、教育に対する見識も高く、子どもたちのダイエットへの間違った認識や危険性などについてわかりやすく話していただきました。
    続いて、大阪府商工労働部雇用推進室長の乾俊人氏から「職業観の醸成とその先にある職業訓練について~現在の職業状況を踏まえて~」をテーマとした講演を聴きました。
    乾氏によりますと、この23年間で、大学卒業者数は13万.7人増加しているにもかかわらず、就職者数は2.4万人しか増加していないほぼ横ばいということでした。
    その結果、全国で10.5万人が安定した職に就かずに卒業し、うち6.8万人は非正規の職にも就いていないということで、大阪では、今年3月に府内の大学を卒業した若者の5人に1人が就職も進学もしていないということです。
    また、大阪を例にあげると、従業員1000人以上のいわゆる大企業が388社(全体の0.1%)しかないことから、保護者は、自分の子どもの大企業への就職は極めて難しいことを認識しておくとともに、逆に規模が小さくとも専門性の高い優秀な企業あるいはやりがいの見いだせる企業も多くあることなどを知った上で、子どもの就職活動を支援していく大切さについて述べられていました。
    最後に、大阪府では、ものづくりに係る専門技能を身につけるために、高等職業技術専門校を設置しており、卒業生の95%が就職できていることを教えていただきました。

    生野照子先生の講演

    生野照子先生の講演

  • 第1回学校説明会を実施

    2015年12月5日(土) | 校長室だより

    平成27年12月5日(金) 能勢らしい朝の厳しい冷え込みの中、朝9時から第1回目となる学校説明会を実施しました。
    まず、会議室で中学生と付添いの保護者の方々に、映像を用い、子どもたち一人ひとりの力をしっかりと伸ばしていく本校の魅力について、総合学科、教育課程、進路指導、スーパーグローバルハイスクールや高校生活の視点から、しっかりと説明しました。
    その後、教室や校内施設を見学した後、農場に移動し、果樹園、養蜂園などの見学を行いました。中学生たちの多くが、農場の広さとウサギやニワトリなどの動物が飼育されていることに驚きと魅力を感じていました。
    第2回は、年明けの1月16日(土) 9:00~11:00に予定しています。
    中学生、保護者、先生方の多くの参加をお待ちしています。
    また、随時、お越しいただいてもけっこうです。

    校長あて依頼文   参加申込書

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  • 広島県立油木(ゆき)高校・神石(じんせき)高原町を訪問

    2015年11月30日(月) | 校長室だより

    平成27年11月27日(金) 広島県神石高原町内の2中学校との連携型中高一貫教育校である広島県立油木高校を訪問、また、町内の三和公民館で地元の方々に本校の取組みや中高一貫教育についての話をさせていただきました。
    広島県の最東(福山市の北部)にある神石高原町は、能勢町と同じく、中山間地にあり、人口が1万人前後で、若者人口の流出などの課題を抱えています。
    また、油木高校は、連携型中高一貫教育校(平成26年度から)、1学年2クラス規模で、普通科と農業科(産業ビジネス科)を設置するなど、本校との共通点があります。
    一方、神石高原町との連携関係では、お手本にできることが多くあります。
    神石高原町では、連携型中高一貫教育支援会議が設置され、町の施策として地元高校を支援していることです。
    例えば、教育活動においては、大手予備校の衛星通信授業の受信補助、クラブ活動での遠征費や外部指導者の補助、校外学習でのバスの借上げ補助、高校生のため公営塾の開設、海外研修への支援、英検受験料の補助、さらには町外からのバス通学者への定期券購入補助など、年間1千万円以上が油木高校及び高校生への支援となっています。
    そして、何よりも大きいのが、中高一貫教育コーディネーターの存在です。このコーディネーターの活躍により、地元中学生の60%程度が油木高校入学、地域と一体となって地域の課題を解決する取組みである「ミツバチプロジェクト」や「ナマズプロジェクト」などを実践し、高校と地域とを太いパイプでつないでいます。
    これらの成果として、今年度の農業クラブ全国大会(群馬大会)では、プロジェクト発表2部門、意見発表1部門で中国ブロック代表として出場し、プロジェクト発表「文化・生活」では、優秀賞を受賞しました。平成22年度からは、国公立大学への合格者を毎年3~7名輩出しています。
    そして、広島県教育委員会からも高い評価を受け、今年度は35名収容できる生徒寮の新築工事が進められているとのことです。今後も神石高原町と油木高校の動向に大注目です。

    油木高校農場

    油木高校農場

    実習で製作したナマズ養殖池

    実習で製作したナマズ養殖池

    養蜂の巣箱

    養蜂の巣箱

    牛舎

    牛舎

    校長室の水槽で飼われているナマズ

    校長室の水槽で飼われているナマズ

    ナマズの粉末の入ったクッキー

    ナマズの粉末の入ったクッキー(キャラクターはナマッシー)

    中高一貫教育講演会

    中高一貫教育講演会

    農業クラブ全国大会優秀賞のプロジェクト発表の披露

    農業クラブ全国大会優秀賞のプロジェクト発表の披露

    発表生徒と顧問の先生

    発表生徒と顧問の先生

     

     

  • 読売新聞で地黄湿地の保全活動が紹介されました。

    2015年11月27日(金) | 校長室だより

    「能勢の湿地再生一丸 ススキ伐採や外来種駆除 高校生ら観測協力」 という見出しで、11月27日(金)の読売新聞朝刊で、公益財団法人「大阪みどりのトラスト協会」(大阪市住之江区)と連携した取組みが紹介されました。

    新聞記事から一部抜粋し、紹介します。詳しくは新聞をご覧ください。

     希少な動植物の宝庫とされながら、陸地化が進んで多様性が失われつつある能勢町の地黄じおう湿地を再生する取り組みが進んでいる。ボランティアや研究者、地元高校生らが検討会議を設置し、自然の姿を取り戻すために、水路の埋め戻しやススキの伐採などを続けており、自然環境の学習の場に活用することも目指す。

      地元の府立能勢高校の生徒たちも、水位の定点観測や植生変化を調べるなどして協力。今後はトキソウなどのバイオ増殖にも取り組む。同協会も、寄付金や府の補助金を活用し、水の流れを調節するため土のうを積んだ堤防を約10か所設置するほか、水路の埋め戻し作業などを続けるという。
    写真をクリックすると拡大します。右下の×で閉じることができます。

     

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  • 第13回能勢地域小中高一貫教育研究発表会・SGH中間発表会

    2015年11月26日(木) | 校長室だより

    平成27年11月20日(金) 第13回能勢地域小中高一貫教育・連携型中高一貫教育 研究発表会を本校において開催しました。
    この研究発表会は、能勢地域小中高一貫教育の取組みを広く公開し、教育関係者や地域・保護者の方から幅広く意見等をいただき、今後の研究の改善充実を図っていくことを目的として開催しています。
    特に、本年度から本校が文部科学省よりスーパーグローバルハイスクール(SGH)の研究指定を受けたことから、テーマを「THINK GLOBALLY, ACT LOCALLY!~世界で考え、地域で学べ~」とし、能勢高校SGH中間発表会と併せて開催させていただきました。
    第一部の公開授業では、本校と農場で、おもに高校と小学校・中学校とが連携した授業の様子を見ていただきました。多くの場面で高校生が指導的な役割を果たしてくれました。中学生たちの能勢高校への理解も深まったことでしょう。

     H271120開催要項(授業公開)

      

      

    第二部の全体会では、SGHの中間発表を行いました。
    6月以降、2年生の12名は、「経済発展と自然破壊(マレーシア)」に焦点をあて、「木炭製造の中で消えゆく森林」を課題研究のテーマとして、主体的に取組みを進めてきました。
    そして、11月1日から8日にかけて、マングローブ林の植林活動、木炭工場の見学、さらにはクアラルンプール大学でのワークショップといったマレーシアでの研修を終えたところです。
    今回の中間発表では、マレーシアでの研修内容の報告と、クアラルンプール大学で現地の教員や学生からの指導のもと飛躍的に向上した英語でのプレゼンテーションを披露してくれました。
    生徒たちの発表を受けて、指導者の大阪教育大学の乾陽子先生をはじめ、運営指導委員の方々、さらには府教育委員会の池嶋伸晃先生から指導講評をいただきました。
    また、後半は、森田雅彦 能勢町教育長のあいさつに始まり、地域再生マネージャーとして活躍されている斉藤俊幸氏により、「地方創生と教育の魅力化~SGHの研究開発を通じて~」をテーマに、記念講演をしていただきました。今後の本校の在り方を検討していく上で、大きな示唆を与えていただきました。
    その他、体育館では、ポスターでのSGHの活動紹介、能勢町小中高一貫教育のメニューコンテストを併せて行いました。

    多くの皆様にご来校いただき、こころから感謝申し上げます。

    H271120開催要項(全体会)

       

      

      

      

      

     

     

     

     

     

  • PTA第1ブロック協議会

    2015年10月31日(土) | 校長室だより

    平成27年10月31日(土) 大阪府立高等学校PTA第1ブロック協議会が豊中市のホテルアイボリーで開催され,PTA役員3名さんと参加しました。
    第1部では、①平成28年度の教育予算に対する要望書、②来年度の担当校を西淀川高校と池田北高校とすること、③来年度の春の協議会を6月18日(土)、秋の協議会を10月29日(土)に開催することが確認されました。
    第2部では、福島県立医科大学主任教授の大平哲也先生を招き、「笑いと健康について」をテーマに講演を聴かせていただきました。
    大平先生のお話では、「笑い」は、声を出して笑うことが大切で、「笑う」ことがストレスを減らすことにとどまらず、認知症や糖尿病などと深く関係があることを教えていただきました。また、実際に「笑いヨガ」を体験させていただきました。
    1時間半の講演でしたが、大平先生の巧みな話術の中で、笑いが途切れることなく「笑いと健康について」楽しく学ぶことができました。

    PTA第1ブロック協議会