産業社会と人間
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卓球女子全日本チーム 村上恭和監督 講演会
2013年1月11日(金) | 産業社会と人間, 総合的な学習の時間
1月10日(木)本校体育館にて、全校生徒およびPTA希望者を対象に、卓球女子全日本チームの村上恭和監督の講演会を行いました。
村上監督は2012年のロンドンオリンピック卓球競技女子団体で福原愛選手らを率い、男女を通じて日本卓球初のオリンピックメダルとなる銀メダルを日本にもたらしました。
1990年から日本生命女子卓球部を率い、1996年に女子日本代表コーチ、2005年から女子日本代表ヘッドコーチ、北京五輪後の2008年10月に卓球女子日本代表監督に就任されました。
また、次のリオデジャネイロオリンピックを見据え、女子日本代表監督の続投も決まっておられるとのことです。
今回は、DVDで女子日本チームの活躍ぶりを振り返った後に、「メダル獲得の要因~戦略なくして勝利はなし ~」という演題で約1時間の講演をしていただきました。
全日本女子卓球チーム監督として、ロンドンオリンピックにてメダルを獲得するに至るまでの道のりを、ご自身の歩んでこられた人生の様々な場面でのエピソードを交えながら、熱く語ってくださいました。
生徒たちは村上監督の話に真剣に聞き入り、質疑応答の際には「トレーニング方法」や「卓球を始めたきっかけ」などについて、熱心に質問をしました。
「人生は、自分自身の考え方次第。人間万事塞翁が馬。高校生諸君、前向きな気持ちで頑張ってください。」とのメッセージを直接語りかけていただいたことで、生徒たちのみならず我々教員も元気をいただいた講演会となりました。 -
フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)の天野さんによる講演・ワークショップ
2012年12月21日(金) | 産業社会と人間
12月18日(火) フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)の天野さんから『世界の貧困そして児童労働について』と題し講演会とワークショップをしていただきました。
天野さんからは、まず自分がこの活動をするきっかけに至った経緯を国際協力や慈善活動は誰にでもできるということを交えながら話していただきました。
また、FTCJの活動は、当時12歳だったクレイグ君の活動から始まったことや世界には2億1500万人の児童労働を強いられている子ども達がいることを教えていただきました。
さらに、自分たちにもできる国際協力としてフェアトレードの商品を購入することや今回学んだことを調べて、知って、伝えることも国際協力の一つだということも伝えていただきました。 -
「人気産業活用人材育成事業」成果発表会で発表しました。
2012年12月19日(水) | 産業社会と人間
平成24年12月17日(月) エル・おおさか 南ホールで「人気産業活用人材育成事業」成果発表会が開催されました。
この事業は、工科高校や農業高校の生徒たちの職業意欲や技術・技能を高めるため、企業等との連携を進めるものとして、府教育委員会、府商工労働部、大阪労働協会などの支援のもと実施されています。
本校は、この事業の研究指定を受けていませんが、キャリアコーディネーターが配置されていること、農業・福祉などの職業系の学びができることから、今回の発表会に参加することになりました。
本校からの参加者は、2年次以降、「人間・環境系列」を選択する、1年次生の苅田萌衣さん、山田悠さん、西勇人君、山中茜さんの4名です。
4人は、山川真砂敦先生の指導のもと、パワーポイントを利用し、「産業社会と人間」での関西社会福祉大学との交流や三恵園での体験をもとに「社会福祉の実践からコミュニケーションを学ぶ~産業社会と人間での取組~」をテーマで発表しました。
教育関係者や企業関係者、高校生など200名以上の聴衆の前で、1年生ながら堂々と発表しました。
4名にとり、とても貴重な経験となり、今後の福祉に係る学習に向けての大きな励みになったことと思います。また本校の教育成果をしっかりと発信することできた有意義な発表会となりました。 -
総合学科系列による町内の施設への訪問学習を実施しました。
2012年12月10日(月) | 産業社会と人間
12月3日(月) これまでの「産業社会と人間」の授業における学習を発展、応用させるために所属予定の系列ごとに訪問学習を行いました。
2年次より国際情報系列に所属する生徒は、「オイスカ関西研修センター」へ、人間環境系列に所属する生徒は「救護施設『三恵園』」へ、食花交流系列に所属する生徒は「能勢町観光物産センター(道の駅能勢くりの郷)」へ訪問し講演や見学、実習を実施させていただきました。「オイスカ関西研修センター」では、オイスカの活動について説明を受け、施設内を見学させていただきました。
国際社会における日本の役割や慈善活動の在り方について考えさせられました。「救護施設『三恵園』」では、施設の概要について説明を受け施設内を見学した後、利用者の方々とコミュニケーションをとらせていただきました。積極的に会話をする姿が見られコミュニケーションや福祉の重要性について考えることができました。
「能勢町観光物産センター(道の駅能勢くりの郷)」では、施設の概要と流通について詳しい説明を受け、施設内を見学、調査させていただきました。実際に販売している農産物や特産品を目の当たりにし、能勢の観光や産業の発展について考える必要性を感じたようです。
今後はこれらの学習をまとめ、所属する系列ごとにプレゼンテーションを実施したいと考えています。
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ヤッサン一座のだん丸さんによる紙芝居
2012年11月27日(火) | 産業社会と人間
11月20日(火) ヤッサン一座のだん丸さんを迎え、紙芝居を披露していただきました。
だん丸さんは、本校の卒業生であり、能勢に住みながらも全国各地を回り、紙芝居師として活躍されておられます。
また、今年、これまで紙芝居一座を支えてきた師匠のヤッサンが亡くなり、座長の重責を担っておられます。
この日は、近々、テレビの番組でだん丸さんの特集が予定されているということで、テレビ局からの取材がありました。
だん丸さんからは、いつもの名調子で、紙芝居の伝統文化としての奥深さと紙芝居を通じたコミュニケーションの大切さについて教えていただきました。
また、弟子のぼんまるさんから、紙芝居師になるための志や思いについて話していただくなど、生徒たちが今後、自分らしさを考え、職業を選択していく上でも、大いに役に立つものとなりました。 -
鳥取環境大学の中橋文夫先生による「環境設計/都市計画」についての講演会
2012年11月17日(土) | 産業社会と人間
11月13日(火) 鳥取環境大学の中橋文夫先生による『プロが語る「環境設計/都市計画」の仕事~ランドスケープデザインの射程、清渓川(チョンゲチョン)の復元~』の講演会を開催しました。
中橋先生からは、流域環境の充実、都市環境の充実、人・生き物生息環境の充実と持続性の高い大地の創造というランドスケープデザインの目的を現存するデザインを挙げながら専門的な見地で説明して頂きました。
また、韓国ソウルを流れる清渓川(チョンゲチョン)の復元事業について映像を見ながら説明をしていただきました。 -
「社会福祉について考える~コミュニケーションと利用者理解~」の講演会
2012年11月5日(月) | 産業社会と人間
10月30日(火) 関西福祉科学大学准教授の一村小百合先生と能勢町にある障がい者支援施設「第2三恵園」の榎並美奈子さんによる『「社会福祉」について考える~コミュニケーションと利用者理解~』の講演会を開催しました。
一村先生からは、「福祉」や「社会福祉」の捉え方と生活とのつながりについて、他者理解において必要なこと、コミュニケーションの方法などについてワークショップも取り入れながら講演をいただきました。
また、榎並さんからは、施設利用者の方々とのかかわりについて実体験を交えながらお話をいただきました。
11月27日には、関西福祉科学大学の学生と第2三恵園の施設利用者の方々との交流活動を予定しています。
また12月3日には、人間・環境系列を希望している生徒が第2三恵園を訪問し実習を行う予定です。 -
1年生(61期生)『先輩は語る』を実施しました!
2012年9月19日(水) | 産業社会と人間
9月11日(火) 1年生の「産業社会と人間」の第15回目の授業において、今春卒業した58期生の先輩6名に来校してもらい、現在の状況や高校生活の過ごし方、進路実現に向けて話をしてもらいました。
前半は、高校時代の体験談や進路実現に向け努力したこと、現在の大学生活や就職後の体験談などについて語ってもらい、後半はパネルディスカッション形式で1年生からの質問に答えてもらいました。大学生活を送っている先輩からは、「高校時代のクラブ活動や生徒会活動での経験が大きかった」「高校時代にレポートなどをしっかり書くことに慣れていたので大学に入ってから苦労していない」などの体験談を聞くことができました。
また就職し社会人として働いている先輩からは「就職する際に何回も面接練習などをしてもらいしっかり指導してもらった」「今は失敗の方が多いけど、その積み重ねで成長できている」など粘り強く頑張ることの大切さを伝えてもらいました。1年生は、普段の授業以上に先輩方の話にくぎ付けとなり、プリントにしっかり記録を取る様子から、今後の高校生活や進路実現に向けて、先輩方からのアドバイスを活かしていこうという姿勢を見ることができました。
〈生徒の感想の一部を紹介〉
・自分の夢に向けてどんなことが必要か改めてわかりました。
・大きな壁があると思うけどあきらめずに頑張ろうと思いました。
・まずはキャリア教育とかでやりたいことを調べていきたい。
・日々コツコツ頑張っていこうと思いました。自分も当たり前のことを当たり前にしたい。
・先輩たちは自信を持っていた。自分も自信をもって行動したい。
・色々な大学のオープンキャンパスに行ってみたいと思った。
・科目選択に対しての取り方や大学、専門学校の選び方がわかった。
・先輩も夢に向かって頑張っているから自分ももっと今できることを頑張ろうと思った。
・ボランティアやクラブ活動を積極的にやっていく。 -
1年生 農業クラブ意見発表会
2012年7月3日(火) | 産業社会と人間
7月3日(火) 「産業社会と人間」の時間に、意見発表会を行いました。
毎年、「環境科学基礎」の授業の一環として、また農業クラブ活動の一環として、農業や環境に係る体験や意見、考えをまとめて発表することとしています。
この日は、各クラスで選ばれた生徒10名が発表しました。
発表した生徒のほとんどが、能勢に住んでおり、農業の体験があり、環境に対しての自分なりの考えを持っていることが十分伺えました。
中でも「環境について考えたこと」をテーマに発表した3組の廣瀬舞桜さんが最優秀に選ばれました。
廣瀬さんは、7月26日にクレオ大阪中央で開催される大阪府農業クラブ研究発表大会の1年生意見発表の部に、本校代表として出場します。廣瀬さんの活躍を大いに期待しています。 -
NPO法人 ハートブレイクの前田智子さんによる性教育講演会
2012年6月27日(水) | 産業社会と人間
6月26日(火) 1年次生の「産業社会と人間」で、NPO法人 ハートブレイクの前田智子さんによる性教育講演会を行いました。
男女のからだのしくみや、妊娠・出産・性感染症についての内容で、出産の様子など、人形を使ってとても分かりやすく説明していただきました。
生徒たちは、性について正しい知識を持つことや、自分の意思をしっかりも持つこと・責任ある行動とは何かを考えることができました。生徒の事後アンケートでも、「普段人にあまり聞けないことが分かって良かった」等の意見が多く寄せられ、有意義な講演になりました。