農場このごろ
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今年も発見!
2017年7月27日(木) | 農場このごろ
梅雨が明け、能勢高校農場も暑さが厳しくなってきました。職員が農場を移動中にふと上を見上げると、今年もキイロスズメバチ巣を発見しました。しかも農場の車庫で、すぐに気づきそうなところに作っていました。
今回は大きさもソフトボールくらいの大きさだったので、早速の駆除になりました。
スズメバチに気づかれてしまうとややこしくなるので、少し離れたところで準備を行い、簡単なシミュレーションで作業の確認後、一気に駆除作業を行いました。ビニール袋で巣全体を覆い、切り取った後に薬剤を注入して作業は終わりました。
幼虫の入った巣板の数も3枚ほどで極々小さなものでした。
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農場も避難訓練を行いました
2017年7月20日(木) | 農場このごろ
九州北部での豪雨災害により,甚大な被害を受けられた皆さまに対して,心よりお見舞い申し上げます。
農場の地理的状況をパネルで説明[/caption]能勢高校の農場では、7月19日12時10分に緊急地震速報を受信した想定の下、避難訓練を行いました。『草花』・『果樹』の授業中に避難訓練のアナウンスがあり、次の指示があるまで机の下などの安全なところで待機しました。その後、農場東屋前に集合する指示で生徒・職員は急いで集まりました。農場長から講評がありました。付け加えて農場特有の危険個所などの説明もしていただきました。改めて、予期しないときに災害起こるかもしれないことを認識しました。
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タマネギでスイミー?
2017年6月26日(月) | 農場このごろ
能勢高校の農場では、時折、人を和ます現象が起こります。今回は、実習室の後方で陰干しておいたタマネギが、魚のような形になって整列していました。大きなタマネギから小さなタマネギに並び、小さなタマネギで尾を表現しているように見えます。目は4号ポリポットで表現し、口からはタマネギの皮で表現した泡まで出ています。
今回は生産物の取扱いに厳しい職員も、少し笑顔でした。 -
田植えが無事に終了しました
2017年6月7日(水) | 農場このごろ
春の晴天に恵まれた日に『こめ学』の専攻生が田植えを行いました。専攻生は、手植えのグループと機械植えのグループに分かれての作業になりました。
手植えのグループは、水面に張った目印のついた紐に合わせて、それぞれ規則正しく植えつけを行いました。ぬかるんだ足元にバランスをとりながらの作業は、腰も痛くなる大変な作業でした。
機械植えのグループでは、想定以上の植え付け速度に、驚くと共に農業技術の進化に感動していました。
専攻生たちは、少しずつの作業でしたが、機械植えの作業にもすぐに慣れ実習時間内に作業を終えることが出来ました。心地よい日差しと涼しい風に吹かれての作業で、気分も晴れ晴れしたようでした。 -
ブドウ(デラウェア)のジベレリン処理一回目
2017年5月29日(月) | 農場このごろ
系列科目「果樹」を専攻している2年生15名が、ジベレリン処理を行いました。
専攻生は、ジベレリン処理予定している前日に、担当しているデラウェアの結果枝(花芽がついて開花・結実する果樹の枝)に生育している花穂(長い花軸に群がってつく花序)を、それぞれの成長度合いに合わせて1~2個に調整する摘房作業を行いました。
翌日、専攻生は『種なし』を目的とする1回目のジベレリン処理を行いました。ジベレリン処理に使われる色付けされたホルモン剤に驚きながら、丁寧に処理残しが無いよう作業を行いました。1回目の処理の目安となるブドウの花の満開14日前の判断としては、展葉数10枚や第2花穂と結果枝の角度が90度など色々あります。専攻生は本当に14日後に開花するか少し不安な気持ちでもありました。
次回はブドウの花の満開10日後に、『果粒の肥大化』を目的としたに2回目のジベレリン処理が行われます。 -
紫黒米の苗準備
2017年5月15日(月) | 農場このごろ
今年も、柴黒米の栽培を行うための準備が始まりました。昨年の収穫時に採取しておいた種籾を袋に入れ、色々な病気の予防のため、消毒作業を行いました。
育苗に使う道具も丁寧に消毒し、大切な柴黒米の種まきに備えました。
毎日水を交換し浸漬しておいた種籾は、一週間もすると少し白い根を伸ばしていました。こめ学の専攻生は、苗箱に規定量の培土を入れ、種籾を傷つけることなく丁寧に蒔き、そのうえに覆土を行い、30℃に設定された育苗機に入れ、生育が均一になるように管理しました。
ここまでの作業で専攻生たちは、ものすごく手間のかかる米作りを改めて認識し、今後の作業に取り組むと心意気を再構築していました。
あと一ヶ月くらいもすると田植えの実習になります。 -
ミツバチのご馳走満開
2017年5月10日(水) | 農場このごろ
ようやく暖かい日が続き、ミツバチも活発に活動しています。動物管理の栽培しているナバナは花を咲かせていましたが、食用作物の栽培しているレンゲは気候の影響かなかなか花が咲かず、ここにきて満開を迎えました。
ミツバチは、今までの欲求不満を満たすかのように、巣箱と花畑を慌ただしく行きかっています。
花畑で見かけるミツバチは、健気で愛らしく命の素晴らしさを感じることができます。農場の主力ミツバチ群は、既に継箱を継いでの管理になっており、採蜜と分蜂をさせない管理がメインとなってきました。
春の採蜜が終わると、能勢高校名物のクリ蜜に採蜜のターゲットが移っていきます。