農場このごろ

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紫黒米の苗準備

2017年5月15日(月) | 農場このごろ

今年も、柴黒米の栽培を行うための準備が始まりました。昨年の収穫時に採取しておいた種籾を袋に入れ、色々な病気の予防のため、消毒作業を行いました。

小分けされた種籾


いもち病・ばか苗病など予防のための消毒作業


育苗に使う道具も丁寧に消毒し、大切な柴黒米の種まきに備えました。

育苗箱も消毒


毎日水を交換し浸漬しておいた種籾は、一週間もすると少し白い根を伸ばしていました。こめ学の専攻生は、苗箱に規定量の培土を入れ、種籾を傷つけることなく丁寧に蒔き、そのうえに覆土を行い、30℃に設定された育苗機に入れ、生育が均一になるように管理しました。

種まき作業は27枚


機械の使用できれいな覆土


ここまでの作業で専攻生たちは、ものすごく手間のかかる米作りを改めて認識し、今後の作業に取り組むと心意気を再構築していました。
あと一ヶ月くらいもすると田植えの実習になります。