農場このごろ
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ブドウ棚のビニール掛け
2013年3月29日(金) | 農場このごろ
能勢高校の農場も暖かくなり、ブドウも少しずつ活動を開始してきました。
そこで、冬の間、雪の重みで棚が破損することを考え、取り外しているビニールの張り直す作業を農場職員総出で行いました。
ブドウは雨に濡れると、病気に罹りやすく、雨避けは必要不可欠なものになっています。
新学期に入ると、「果樹作り」や「果樹と食の文化」の専攻生達が実習を通して管理し、栽培の技術を習得していきます。
農場ではブドウはじめとする果樹たちが、良い物になるためへの、大きな手入れは、今後、次々と続いていきます。 -
能勢高校農業クラブ 春の研修会
2013年3月22日(金) | 農場このごろ
3月21日(木)、能勢高校農業クラブ毎年恒例の、春の研修会を開催しました。
今年は西宮市にある甲子園短期大学に訪問し、生活環境学科教授の土橋豊先生に講義を行っていただきました。
土橋先生は、「ムラサキ科エキウム属」の植物を主に研究をされており、エキウム属を蜜源としたハチミツの生産を通して、地域コミュニティの形成を確立しておられます。
ハチミツを生産する本校でも、参考になる事例ばかりでした。また、ハチミツの試食もさせていただき、生徒・職員ともその食味に舌鼓をうっていました。
さらに、園芸療法の研究についても講義をしていただき、生徒は興味深く、講義内容に聞き入っていました。この講義を機に、今後の生徒活動の幅が広がりそうです。
午後からは伊丹市にある昆虫館に見学に行き、チョウ温室でのチョウ多さに驚き、また昆虫の生態などさまざまなことを学び、実りある一日となりました。 -
農場で能勢栗栽培研修会を実施
2013年3月18日(月) | 農場このごろ
かすかに春の足音が聞こえてくるようになった、3月8日の午後、能勢高校農場のクリ栽培圃場を使用し、JA大阪北部主催で能勢栗振興会(能勢、豊能地区、止々呂美地域の方々で構成)の方々を対象に、「栗栽培研修会」が行われました。
講師をされた、普及所の嶋野さんからは、「クリの品種について」「果樹におけるクリの位置付け」などをお話しされ、高木先生からは、「能勢高校農場のクリの歴史について」のお話をお聞きしました。
その後、能勢栗振興会の方々は、生徒と教職員が管理しているクリ栽培圃場を見学され、個々のポイントや処理方法等について、農場職員から説明をさせていただきました。
少し、歩くと汗ばむ陽気の中、生徒と教職員は研修会で本校の農場を使用していただけることに感謝し、胸躍る一日となりました。 -
ミツロウでろうそく作り(小高交流)
2013年2月21日(木) | 農場このごろ
2月8日(金)、歌垣小学校の3年生(9名)が、ミツロウでのろうそくつくりに挑戦しました。
鍋に入れて、湯煎でミツロウを溶かす間、塊だったミツロウがとけていく様子を興味深そうに観察しながら、作業に取り組んでいました。紙コップで、ろうそくの形を決めるときには、各々好きな形を作り、友達と自分の作った形の違いを比べていました。
ミツロウが固まるまでの時間、圃場に出て、メンヨウ(ヒツジ)やウサギ、ニワトリの餌やりや採卵体験も行いました。メンヨウは力が強く、児童の持っていたキャベツを奪うようにして食べていました。その様子に驚きながらも、初めての体験である餌やりを楽しんでいました。
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野菜の畑と温室の準備
2013年1月24日(木) | 農場このごろ
まだまだ寒さの厳しい農場で、食用作物部の春準備が始まりました。
温室では、ベッドと呼ばれる作付けスペースの土を一度外へ出し、一斉に隅々まで丁寧に掃除を行い、消毒作業を行いました。
その後、きれいになった温室に一昨年前から有機物などを混入し、休ませておいた土を丁寧にベッドへ入れました。
また、畑でも発酵させておいた、バーク堆肥や牛糞堆肥を均一に施し、専攻生たちが、順番に交代しながら耕運機や管理機を使って丁寧にすき込みました。
専攻生たちは、「夏の豊作は冬の土作りから」と改めて認識していました。