SGHトピックス
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豊中高校文化祭に参加しました
9月7日(土)、本校の遠隔システム「スムーススペース」を使い、豊中高校で行われた文化祭に参加しました。昨年モンゴルで実態調査を行った3人のSG重点分野受講生徒3名が、モンゴルで訪れたNGO施設「魔法の城」やモンゴルでの貧困対策についてプレゼンテーションを行いました。「魔法の城」は虐待や貧困に苦しむ子どもたちを保護する施設です。その後、本校農場で採れたハチミツについて説明をし、豊中高校の保護者に購入を募りました。この売上金は「魔法の城」へ寄付されます。
本校でのSGHの取組みを豊中高校にも知ってもらう良い機会となりました。チャリティ商品を購入していただいた皆さま、ありがとうございました。
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1年GS課題探究基礎講座5回目《オイスカ関西 清水利春さん》
2019年9月8日(日) | SGHトピックス
9月3日(火)、1年GS課題探究基礎講座5回目を、公益財団法人オイスカ 関西研修センターの清水利春所長をお迎えして行いました。オイスカは主にアジア・太平洋地域で農村開発や環境保全活動を展開しています。オイスカ関西研修センターは豊能町にあり、主にフィリピンなどから研修生を受け入れ、さまざまな職種の研修に力を入れています。オイスカの役割や研修生の目的などを説明していただきました。
毎年本校の文化祭では、オイスカの研修生と共に模擬店を出店し、フィリピンの揚げ芋菓子「カモテQ」を作り販売しています。清水さんの講演の後、同行したフィリピンからの研修生4名とみんなでソフトバレーボールをして交流を深めました。次回は文化祭前に再度来ていただく予定です。
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能勢の里山でテレビ取材を受けました
8月29日(木)、能勢町と能勢分校が9月2日(月)~7日(土)に行うドイツ・シュタットベルケ視察が 間近に迫りました。以前より能勢分校の活動を関西テレビが取材しており、この日は学校近くの山林に入り、地主で森林組合役員でもある平岡さんから、能勢町の山林の状況、里山の保全状況などの説明を受けました。その後、カメラが回る中、生徒側から平岡さんにインタビューを行いました。能勢町で生まれ育ち山に囲まれる生活が当たり前になっていましたが、こうやって山に入って詳しい話を聞いたのは初めての体験でした。
ドイツも豊かな森林とともに生活があり、人々が自然を大切にしているそうです。この事前学習はドイツでの視察で大いに役立つはずです。テレビ放映は9月中旬を予定しているそうです。決まり次第、またホームページにてお知らせいたします。
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SGHマレーシア実態調査(5日目)
8月8日(木)、調査最終日はコタキナバルからクアラルンプールへ移動です。キナバル滞在中にお世話になったガイド兼通訳のヴィーさんと「Jumpa lagi」「また、会いましょう」と、別れのあいさつをしました。コタキナバル空港へ到着すると、悪天候のため飛行機が来ず、3時間遅れでクアラルンプール空港に到着し、急いでプトラマレーシア大学(UPM)へ向かいました。
大学が閉まる時間になっていたにもかかわらず、先生や生徒さんは待ってくれていました。ここではマレーシアにおけるパームオイル産業の学習をしました。まず、能勢高校による英語プレゼンテーション「能勢町の紹介、今回の研修報告」に続き、九州工科大学で博士号を取ったUPMの先生による講義がありました。熱帯雨林破壊が問題になっていますが、マレーシアにとってパームオイルは国を支える大切な産業であり、産業が地域を守っているという話がありました。マレーシア側の意見を聞くことのできた貴重な時間となりました。また、大学では廃油を持ち寄りバイオディーゼルを大学の電力として使うなど、いろいろな活動を行っていることも知ることができました。その後、大学を後にし帰国するためクアラルンプール空港へと向かいました。
5日間という短い期間でしたが、中身の濃い充実した調査活動となりました。日本では決して知り得なかったパームオイル産業の実情や、現地の人々の思いや考えを聞くことができました。帰国してからは中間発表会、最終発表会へ向けてさらにこの調査で学んだことを深めていくつもりです。
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SGHマレーシア実態調査(4日目)
8月7日(水)、農業食品工業省サバ農政局へ。代表アシスタントのChongさんによるプレゼンテーションでは、サバ州の農業全般の状況説明があり、パームオイルが全体の87.9%を占めているが、今後はドリアンやパイナップル栽培にも期待しているとのことでした。こちらからのたくさんの質問にも答えていただきました。
次に、コタキナバル市内農業省から、マレーシアパームオイル庁MPOBのアムランさんの案内で、コタキナバルから南へ車で1時間半のパパラ村にある村で小農の方々にインタビューしました。小農とは、自分の土地をオイルパームプランテーションに変えてオイルパームを収穫し工場に出荷している、個人のオイルパーム農家です。以前は公務員だったが土地を所有していたためオイルパーム農家に転向した方は、まだまだプランテーションだけでは食べていけないと語ってくれました。その中で環境保護を優先するのは難しいように見受けられました。アムランさんからは、日本でもっとパームオイルを使って小農の生活を助けてほしい、と言われました。正解のない難しい問題であり、課題です。
インタビューが終わり、市内へ戻る途中ローカルな食堂でマレー料理を堪能し、ホテルへ戻りました。3日間の充実した調査にやや疲労が見えたため、体力の残っている3人だけ市場見学やキナバル市の観光スポット“ウォーターフロント”を楽しんできました。
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SGHマレーシア実態調査(3日目)
8月6日(火)、8時にホテルを出発し、コタキナバルを130キロ南へ下ったところにある、Sawit Kinabalu工場へ向かいました。ここではアブラヤシの畑見学、オイルプランテーション見学と工場での聞き取り調査を行います。この調査に同行した現地ガイド、マレーシア人のヴィーさんはキナバル山麓の山岳農家出身のルスン族で、日本語が堪能でした。聞くと19年前に福岡で農業研修を受けていたそうです。10時半、工場のあるボーフォート村に到着。Sawit Kinabalu工場は半官半民のオイルプランテーションです。まずはナーサリー(アブラヤシの苗場)での見学。年間8万本の苗木を売って1200万円の利益だそうです。従業員は18人で全員地元住民です。
次にプランテーションへ移動し、オイルパームの収穫作業を見せてもらいました。高い枝から切り落としたヤシの実1個の重さは30~40kgもあり、容易には運べません。かなりの重労働です。ここでは160人の従業員が働いていて、95%がインドネシア人だそうです。プランテーションの広さは1729haで、周辺の契約農家を含めると3000ha以上という広大な面積です。ドローンで空撮を試みると、その大きさを肌で感じることができました。ここが以前は熱帯雨林だったのです。
このプランテーションから1knほど離れたところにあるオイルパーム工場へ移動しました。会議室で社員より会社概要のプレゼンテーションがありました。巨大な工場内の見学では残念ながら写真撮影は禁止でした。残ったアブラヤシの搾りかすからガスを作るバイオガス発電も行っており、工場で使われているそうです。また、プランテーションでは下草を家畜に食べさせることで除草剤の使用を減らすなど、環境にやさしいことを強調していました。環境保全と経済活動について考える一日となりました。
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SGHマレーシア実態調査(2日目)
2019年8月27日(火) | SGHトピックス, 新着情報
8月5日(月)、ホテルを7時に出発し、世界遺産であり、マレーシア最高峰であるキナバル山に向かいます。標高4095mと富士山より高い山です。ここで祖田先生のお知り合いである、インドネシア専門の地理学者 小泉さんとも合流しました。心強い助っ人です。キナバル山へ向かう途中、朝市が開かれている村に立ち寄り、雄大な山の全景を見ながらランブータン、ドリアン、マンゴスチンなど東南アジアのフルーツを堪能しました。
いよいよ、キナバル山中腹標高1500mにあるキナバル植物園に着きました。ここはすでに世界遺産の一部です。熱帯雨林の生態を自然の姿のまま保護し展示しています。ガイドの説明を聞きながら、様々な熱帯雨林の植生を見ることができました。植物園をあとにし、Mount Borneo Restaurantで美味しい中華の昼食をとりました。
昼食後は再びガイドと共に公園内に戻りました。キナバル山にはサバ州唯一の温泉が湧いており、様々な国の人々が気持ちよさそうに浸かっていました。さらに奥へ歩くと、吊り橋4本を渡るキャノピー・ウォークがあります。もともとの目的は熱帯雨林を調査するためでした。高さは地上から30~50mもあります! 高所から見渡す限りの深い緑の原生林を見ると、この熱帯林がずっと残ることを強く願わずにはいられませんでした。そして、最大の見所は世界最大の花ラフレシアです。蕾から開花まで9ヶ月かかり、開花の期間は一週間から10日と言われる貴重な花に遭遇することができました。大きさは60cmで、開花して8日目だそうです。その後、市内に戻りフードコートでうどんの夕食を食べてホテルに帰りました。
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SGHマレーシア実態調査(1日目)
2019年8月27日(火) | SGHトピックス, 新着情報
8月4日(日)~8月9日(金)の6日間、マレーシアでSGH実態調査を行いました。2年GS・1年SGメンバー6人が参加しました。今年の課題研究テーマである、「『経済発展と自然破壊』~プランテーションと森林破壊~」について調べるため、クアラルンプール経由でコタキナバルを目指します。
8月4日(日)、関西国際空港では、校長先生や旅行社の方からのお見送りをいただき、地域再生マネージャー 斉藤先生とも合流して、9時55分にマレーシア航空に搭乗しました。16時にクアラルンプール空港へ到着し入国審査を終え、コタキナバル行きの出発を待ちます。ここで、課題探究授業でお世話になっている、大阪市立大学地理学 祖田先生と合流しました。祖田先生は現地の大学で講義をするためマレーシアへ来られおり、実態調査に加わっていただきました。素晴らしい偶然です。待ち時間中も先生よりミニレクチャーを受け、時間を有効に使いました。18時10分にクアラルンプールを発ち、21時にコタキナバル空港へ到着しました。ここがボルネオ島 サバ州コタキナバルです。日本を出発して10時間以上が経過していますが、みんな元気です。空港からバスで15分ほどの中心部にあるホテル『ホテルシャングリラ』に着きました。明日から始まる実態調査のために今夜はゆっくり休みます。
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能勢町共催『ドイツ語講座(全2回)』(2年GS重点講座)
2019年8月21日(水) | SGHトピックス, 新着情報
9月2日(月)~7日(土)に能勢町・能勢分校生4名がドイツ視察を行います。視察に向け、7月20日(土)と8月19日(月)、能勢町共催でドイツ語講座を開催しました。講師はドイツのノルトライン=ヴェストファーレン(NRW)州出身のドイツ人アニア・スリクさん(甲南大学講師)です。第2回目の今回は視察に参加するGS受講生徒に加え、能勢町長、能勢町総務課職員も参加しました。
ドイツ語の日常会話学習を中心に、ドイツの文化・習慣、ドイツ人の生活・気質など、多彩な内容で、授業前は遠かったドイツを身近に感じるまでになりました。2時間の充実した講義となりました。
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3年SG・2年GS 重点分野講座13回目《大阪教育大学 乾陽子准教授》
2019年7月20日(土) | SGHトピックス
7月17日(水)6限、大阪教育大学の乾陽子先生をお迎えして、3年SG・2年GS重点分野講座13回を行いました。マレーシアの実態調査を目前に控え、前半はマレーシアの熱帯雨林を中心にお話いただきました。また、後半ではマレーシアで行うプレゼンテーションについて指導いただきました。パワーポイントの作り方ではフォントの使い方や色の組み合わせ、写真の加工方法などすぐに取り入れられる具体的なアドバイスばかりでした。また、マレーシアでは英語でプレゼンテーションを行うため、その際の注意点も教わりました。海外では、プレゼンをする際に『SUSHI』にポイントをおいていて、S-self intro(事項紹介)、U-urgent(つかみ)、S-summary(概要)、H-heading(トピック)、I-info(インフォメーション)を表しています。また、「人にやさしいプレゼンを心がけて」とのアドバイスがありました。8月4日からの実態調査へ向け、プレゼン作りをさらに深めていこうと思います。