SGHトピックス

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  • 令和元年度 SGH中間発表会を開催しました!

    2019年11月4日(月) | SGHトピックス, 新着情報

    11月1日(金)、第17回能勢地域小中高一貫教育・連携型中高一貫教育 研究発表会の第一部において、令和元年度 SGH中間発表会および、能勢町・能勢分校連携によるドイツ視察報告を行いました。

    まず、3年スーパーグローバルスタディー(SGS)受講者4名と2年グローカルスタディー(GS)受講者1名が8月に行った、マレーシアでの実態調査報告を英語と日本語で行いました。テーマは『経済発展と自然破壊~マレーシア オイルパームプランテーションと森林破壊~』です。次に、9月に関西テレビ「報道ランナー」で能勢分校生の取組みが特集された際のVTRを皆さまにも見てもらいました。タイトルは『バイオマスで町の活性化を 手つかずの森林利用 再生可能エネルギーに大阪の高校生が挑戦』です。最後に、9月に能勢町と連携で行ったドイツ・ブリロン市でのシュタットベルケ調査報告を行いました。まず、一緒に同行した能勢町の矢立係長より報告がありました。その後、視察に行った2年生4名が英語と日本語で発表しました。テーマは『能勢版シュタットベルケを考える~再生可能エネルギーと地方創生~』です。その後、町長をはじめお越しいただいた運営指導委員の方々、指導講師である乾先生より講評をいただき、無事に閉会しました。

    今回はマレーシアに加え、能勢町とのドイツ視察報告があり、盛り沢山の内容となりました。2月の最終発表に向け、今回の発表内容をさらに深め、能勢町の活性化へどう発展させていくかを考えていきます。ぜひ、ご期待ください。

     

  • 1年・2年GS 基礎分野講座《NPO法人箕面こどもの森学園 藤田さん》

    2019年11月2日(土) | SGHトピックス, 新着情報

    10月31日、GS課題探究基礎講座として、1年、2年生全員がNPO法人 箕面こどもの森学園 校長 藤田美保さんによる、『体験!SDGs』の授業を受けました。

    持続可能な目標(SDGs)を見かけることも多くなってきましたが、今回はこのSDGsをわかりやすく体験するため、「2030SDGsカードゲーム」を使って、持続可能なまちづくりとは、を学びました。藤田さんはこのカードゲームのファシリテーター資格を取得され、さまざまな年代の方々にSDGsを知ってもらうため活動されています。

    グループに分かれ、カードを使ってそれぞれが自分たちの目標を達成すべくアクションを起こします。カードには人脈、お金、時間、地球の環境などが書かれており、これを使って経済活動や環境保護を進めていきます。このゲームを終え、生徒からは、「経済、環境、社会をバランスよくまわすのは難しい」、「この授業を通して僕たちが世界を変えていかなければと思った」、「自分のことだけを考えて行動したら世界はうまくまわらなかった」などの感想がありました。このゲームを通し、SDGsを達成する難しさを実感できたと同時に、力を合わせてこの問題に取り組んでいく大切さも学ぶことができました。

  • 『能勢の高校を応援する会“町ぐるみ応援団”』総会が行われました

    2019年10月30日(水) | SGHトピックス, 新着情報

    2019年10月26日(土)、淨るりシアター小ホールにて、『能勢の高校を応援する会“町ぐるみ応援団”』の総会が行われ、2・3年SG・GS受講生徒が参加しました。町内外から100名ほどの方々が来られました。

    3年生は8月に行った海外実態調査マレーシア報告、2年生は能勢町・能勢分校連携ドイツ視察報告を行いました。ドイツ視察報告の前には、視察団団長の能勢町長から視察の目的や視察に至った経緯などのプレゼンテーションがあり、生徒発表がより分かりやすいものとなりました。

    また、SGH一期生の関西学院大学生である卒業生が、能勢高校でのSGH 経験がいかに大学生活で活かされているかを語ってくれました。後半では能勢分校とともに歩む能勢町の将来を考える「未来フォーラム」のグループディスカッションが行われました。様々な立場の人たちの中で、高校生たちも積極的に議論に加わりました。能勢に高校があることが、地方創生において大きな役割を果たす事が参加した方々の中で再度確認することが出来ました。

  • 1年GS基礎講座『イラクミッション報告』《国境なき医師団 佐藤真司さん》

    2019年10月28日(月) | SGHトピックス

    10月24日(木)5,6限、1年GS基礎講座として、国境なき医師団の看護師、佐藤真司さんをお迎えして講演いただきました。佐藤さんは2017年に国境なき医師団(MSF)に参加し、2018年5月~6月にパレスチナのガザへ、その後イラクのモスルに派遣され活動されました。佐藤さんがガザとモスルより帰国した際には能勢町のカフェで講演会が行われ、SG・GS受講生徒が聴講に行っています。

    国境なき医師団は1971年にフランスで作られた非政府組織で、世界各地で医療・人道援助活動を行っています。活動資金のほとんどを民間からの寄付でまかなっていて、そうすることで中立の立場を守ることが出来ているそうです。講演では佐藤さんがなぜMSFに参加しようと思ったか、ガザやモスルでの医療活動について生々しい現状をお話いただきました。日本のニュースからは知り得なかった悲惨な状況がそこにはありました。日本にいる私達が出来ることは何か、考えさせられる時間となりました。

     

  • 3年SG・2年GS 重点分野講座19回目《大阪教育大学 乾陽子准教授》

    2019年10月23日(水) | SGHトピックス, 新着情報

    10月21日(月)6限、大阪教育大学の乾陽子先生をお迎えして、3年SG・2年GS重点分野講座19回を行いました。8月のマレーシア、9月のドイツ実態調査を経て、久しぶりの授業となりました。現在、11月1日に行われるSGH中間発表会に向けてのプレゼンテーション作りを行っているため、その途中経過を発表し、見ていただきました。その後、乾先生より具体的なアドバイスがありました。実態調査の報告だけではなく、実際に現地で見て来たこと、聞いてきたことをもっと取り入れること。パワーポイントには文章ではなく単語を入れ、出来るだけ見やすく簡潔にすること、などでした。中間発表に向け、内容をさらに深めていきたいと思います。

     

     

  • 短期留学生がプレゼンテーションを行いました

    2019年10月23日(水) | SGHトピックス, 新着情報

    10月16日(水)1年GS課題探究基礎講座6回目、10月21日(月)2年GS課題探究基礎講座2回目の中で、タイとモンゴルからの短期留学生の二人がプレゼンテーションを行いました。

    ナダ(タイ)、フセレン(モンゴル)が、スライドを見せながらそれぞれの国について話しました。ナダはタイを代表するお祭り「ロイクラトン」の紹介の中で実際に笛を演奏したことで、祭りの雰囲気を感じ取ることができました。フセレンは4人兄弟のいちばん末っ子で、お兄さんが日本の大学に通っていたため、自分も同じように日本の大学で科学を勉強したいと話しました。二人とも流暢な日本語での発表でした。11月の初旬まで本校生徒と共に勉強します。

     

     

  • サラヤ㈱大阪工場を訪問しました(校外活動)

    2019年10月18日(金) | SGHトピックス, 新着情報

    10月15日(火)、3年生SG重点分野特別講座として、3年SG受講生徒1名が、消毒剤や洗浄剤、医薬品、食品を製造する化学・日用品メーカー、サラヤ㈱の大阪工場を訪問しました。SGH で5年間連携させていただきお世話になったおかげで、今回特別に見学させていただけました。マレーシアのパームオイルから液体洗剤や石鹸が作られ、パッキングされるまでの工程を見学しました。もともと見学会を行う施設ではないので、運搬中のフォークリフトなど周囲に気配りしながらの見学となりました。

    国内外の工場の内容、役割などの説明、サラヤの歴史など、工場の次長さんに説明していただきました。サラヤは「いのちをつなぐSARAYA」をスローガンに、「衛生、環境、健康」を基本理念に事業を展開しています。大阪工場では、少量多品種を生産しており、全自動ではなく手作業もありました。2020年には関東工場もオープンする予定です。海外からの技能実習生も32名も働いています。マレーシアではボルネオ環境緑保全プロジェクトを、アフリカのウガンダ工場では現地での医療衛生に取り組み衛生啓発活動を行っており、多彩なアイデアとグローバルな取組みで、企業活動を広げています。

    今回参加した生徒は今年の8月にマレーシアへパームオイルプランテーションの調査に行っており、能勢町の地域活性化をテーマに研究を行っています。今回の見学を踏まえた報告を、能勢高文化祭で発表する予定です。

     

     

  • 短期留学生が来ています!

    2019年10月9日(水) | SGHトピックス, 新着情報

    10月5日(土)から11月1日(金)までの約1ヵ月間、AFSを通して留学生が2名来ています。タイのナダ・キーラティターコン(Nada Keeratitakoon)は15歳、モンゴルのフセレン・バトフー(Khuslen Batkhuu)は17歳です。それぞれ3年生と2年生の生徒の家にホームステイし、一緒に登校しています。

    初日から本校の文化祭に参加し、7日にはSG・GS選択生徒と一緒に鳥取環境大学での校外研修に行きました。1ヶ月という短い間ですが、生徒や地域との交流を積極的に行い、有意義な留学生活にしてほしいと思います。校内・校外で出会ったらぜひ声を掛けてください。

  • 公立鳥取環境大学へ行ってきました(3年SG・2年GS重点分野講座)

    2019年10月9日(水) | SGHトピックス, 新着情報

    10月7日(月)、3年SG選択生徒2名、2年GS選択生徒10名と短期留学生2名が公立鳥取環境大学にある英語村へ入村し、英語活動を行いました。

    英語村は英語コミュニュケーション力をつけるのを目的に、大学のキャンパス内に設けられており、フィリピン、スーダン、フィンランド、イギリスからの5人の講師の先生と1時間30分、オールイングリッシュで活動をしました。まず、生徒による能勢町紹介、ドイツ調査、マレーシア調査の英語プレゼンテーションを行いました。その後、フィンランドの先生から「卒業後も能勢町に住みたいか」や、スーダンの先生から「日本で栽培できず、熱帯雨林破壊に繋がるパームオイルを何故使い続けるのか。他の植物油でいいのではないか」など、プレゼンテーションに対してするどい質問が投げかけられ、これに英語で返しました。プレゼンの後は、グループトーク、1対1でインタビューをしたりと、英語漬けの充実した時間を過ごすことができました。

    午後は、中橋文夫教授による「世界のランドスケープ」の講義を受けました。マレーシア、ドイツのプレゼンテーションも見ていただき、アドバイスをいただきました。今後のSG・GS 課題研究に向けて多くを学ぶことができた一日となりました。

  • 文化祭でプレゼンテーション発表を行いました

    2019年10月8日(火) | SGHトピックス, 新着情報

    10月5日(土)、能勢高校・豊中高校分校の文化祭において、3年SG・2年GS課題研究受講生徒が体育館でのオープニングで課題研究のプレゼンテーションを行いました。3年生3名は8月に行ったマレーシアの調査報告、2年生4名は9月に行ったドイツの調査報告です。11月には中間発表会が行われるので、それに向けて今回の発表内容をさらに深めていきます。また、この日、生徒と一緒にフィリピン菓子の販売を行うオイスカからのフィリピン研修生やモンゴルの羊毛マスコット作りの阪大今岡先生の紹介・挨拶もありました。

    フィリピン菓子“カモテQ”、羊毛マスコット作り、ともにたくさんのお客さんに来ていただき、にぎわっていました。また、廊下ではSG・GSの活動報告や能勢高校に来た長期・短期留学生の紹介の掲示をしました。グローバルな能勢高校・分校の活動をみなさんに知ってもらう良い機会となりました。