校長室だより

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  • 二次選抜合格発表・合格者説明会

    2016年3月25日(金) | 校長室だより

    平成28年3月25日(金) 午前10時から二次選抜の合格者発表を行いました。
    今回の選抜での合格者は4名です。
    また、10時30分からは、会議室で合格者説明会を行い、引き続き、写真撮影、制服の採寸、教科書の購入などを行いました。
    今年度の入学者選抜では、合格者総数は、54名となりました。80名定員ですので、定員割れについては、依然厳しいものがあります。
    一方、連携中学校である能勢町立の東中学校と西中学校からの合格者数は40名となりました。両中学校3年生の合計が80名ですので、能勢町内の中学生の50%が本校に入学することになります。
    平成16年度に総合学科に改編し、連携型中高一貫教育をスタートさせて以来、50%を超えるのは初めてとなります。
    今年度は、再編整備の対象校となり、本校の将来の不透明さを懸念する中学生や保護者が多い中、生徒一人ひとりを大切にした丁寧な指導、スーパーグローバルハイスクールの研究指定や高い進路実績などが徐々に地域に浸透していったことがその理由ではないかと思います。
    今後もいっそうの教育力の向上と、教育成果の発信に努めてまいります。
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  • 一般選抜(総合学科)の合格者発表会・説明会

    2016年3月18日(金) | 校長室だより

    平成28年3月18日(金) 平成28年度一般選抜(全日制総合学科選抜)の合格者発表を行いました。
    本校玄関前の扉のガラスに、10時ちょうど、合格者番号を掲示し、受験生や保護者たちは、それぞれ、受験番号を確認しました。今回の合格者は、15名です。
    また、12時からは、特別選抜(中高一貫選抜)合格者とともに、体育館において、学校生活全般における諸注意や必要書類の説明など、合格者説明会を行い、その後、教科書や体操服などの購入を行ってもらいました。
    4月8日(金)に合格者の皆さんに会えることを楽しみにしています。

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  • 広島県立加計高等学校 芸北分校を訪問

    2016年3月16日(水) | 校長室だより

    平成28年2月29日(月) 広島県立加計(かけ)高等学校 芸北(げいほく)分校を訪問しました。
    芸北分校を訪問したのは、広島県の過疎地に、地域と一体となり、1人ひとりの子どもたちの力を着実に伸ばしている、素晴らしい高校があると聞き、訪問し、頑張っている生徒たちや先生方 の姿を実際に見たかったためです。
    この高校は、島根県との県境近くの山間地にあり、周辺にはスキー場があります。広島駅からバスを利用すると2時間半かかります。
    また、北広島町立芸北中学校との連携型中高一貫教育校(能勢高校と同じ)でもあります。
    芸北分校の細川洋校長に訪問の依頼をしたところ、芸北分校の真の教育を知ってもらうには、2月29日(月)に隣接する文化センターで開催する「3年生を送る会」を見に来るのが一番良いということで、訪問の日が決まりました。
    この高校は、普通科でありながら、2年生で「文理」「農業」「体育」の類型に分かれます。1学年1クラス(40名定員)で、全校生徒が74名しかいませんが、全員が運動クラブもしくは農業クラブに入部し、第2クラブとして、地域の伝統芸能である神楽部への入部を勧めています。
    クラブ活動では、スキー部が毎年インターハイに出場、数年前には野球部が県大会ベスト16、その他バレー部、卓球部、テニスなどクラブ数を絞り、少ない人数ながら素晴らしい成績を収めています。進学実績においては、ほぼ毎年、国公立大学大学に5名以上の合格者を輩出しており(大学進学者の4割以上が国公立大学は、県内でもトップクラス)、就職においても公務員試験の合格など著しい成果をあげています。、
    県の教育委員会も芸北分校の教育力を高く評価しており、今後地元の子どもの数が大きく減少していくことから、全国から生徒を募集することを認めました。そして地元の北広島町は、閉校した小学校の校舎を3500万円かけて改築し寮を提供しました。当然、寮費の補助もあります。
    さて、実際に「3年生を送る会」に参加させていただいて驚いたのは、生徒たち全員が、明るく大きな声であいさつができること、生徒たちが自主的に会を運営していること、チームワークや堂々としている態度、人前で自分の考えをはっきりと言えること等々、まさにこれからの社会を生き抜いていく力の数々。また、歌やパフォーマンスなど、各学年からの出し物のレベルがとても高いこと。そして、何よりも生徒数が少ないことによるハンディや悲観などはまったく感じられませんでした。教員と生徒との信頼関係、お互いが刺激し合って、お互いのモチベーションを高めているようにも感じました。
    卒業生24名からは、本当に芸北分校に入学して良かったという率直な思いを自分の言葉で述べる場面もあり、3時間ほどの間、驚きと感動の連続でした。このような高校が過疎地にあったのです。
    「3年生を送る会」の最後の出し物は、神楽の披露でした。約30分の内容でしたが、太鼓や笛の音色に加え、スケールの大きさと舞いの迫力は高校のクラブのレベルからはるかにかけ離れたものでした。
    この会の最後には、細川校長の計らいで、私から訪問のお礼の言葉を述べる機会も作っていただきました。
    地元の中学生たちは、芸北分校に入学すれば、広島市内などの高校に通うより、クラブ活動を十分できること、進学・就職が保障されていることをよく理解しています。また、中高連携の行事を通じ、芸北分校で頑張っている高校生たちの姿をかっこよく思うことから、意欲の高い生徒の入学にもつながっています。
    芸北分校の訪問を通じ、高校を選ぶ際、スケールメリットや利便性をうたわれることがよくありますが、教員と地域住民とが、ともに子どもたちを育て上げていく思いと、小規模校のメリットを逆に活かすなどの工夫次第で、子どもたちのニーズに応える、素晴らしい教育を提供できることを実感しました。これからの能勢高校の教育、能勢町小中高一貫教育もやり方次第です。

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  • 特別選抜(中高一貫選抜)の合格者発表

    2016年3月7日(月) | 校長室だより

    平成28年3月1日(火) 平成28年度入学者特別選抜(中高一貫選抜)の合格者発表会を行いました。受験生たちのほとんどが、合格者発表時刻の午後2時までに集まり、合格発表を待ちました。今回の合格者は、能勢町立東中学校と西中学校の35名です。
    合格者には、学習課題などを配布しました。高校入学まで、ペースを崩すことなく、過ごして欲しいものです。
    なお、能勢の2中学出身の合格者には、3月22日(火)に、例年と同じく、中学校までの学力状況を調査するためのテストを実施します。

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  • 冨井隆春さんの講演会とドローン贈呈式を行いました。

    2016年3月7日(月) | 校長室だより

    平成28年3月2日(水) 株式会社アミューズワンセルフのCTO(最高技術責任者)の冨井隆春さんを講師に迎え、1・2年生対象のキャリア学習を行いました。
    冨井さんからは、「ドローンの実用化に向けて」というテーマで、現在のドローンの利用状況や今後の無限大の可能性について詳しく教えていただきました。
    また、「10年後、空をドローンが飛びまくっていると思いますか?」「ドローンの活用のアイディアを考えてみてください」「ドローンが安全な道具だと認知されるには何が必要だと思う?」などについて、ワークショップを行い、実際に生徒たちから具体的な意見や感想などが発表する場面もありました。
    その後、能勢マルチコプター倶楽部の方々も加わり、本校ドローン同好会に対し、ドローンを1機贈呈していただきました。贈呈式はグラウンドで行われ、さっそくいただいたドローンを飛行させました。

    冨井隆春さんの講演

    冨井隆春さんの講演

    冨井隆春さんの講演

    冨井隆春さんの講演

    ドローンの贈呈式

    ドローンの贈呈式

    いただいたドローンの飛行

    いただいたドローンの飛行

    ドローン同好会による飛行

    ドローン同好会による飛行

     

  • 第62回卒業証書授与式を行いました。

    2016年3月7日(月) | 校長室だより

    平成28年2月26日(金) 来賓として、大阪府教育委員会 浅川又一 主任指導主事、大阪府議会 上島一彦議員、原田亮議員、能勢町議会 長尾義和議長(本校同窓会長)、能勢町教育委員会 森田雅彦教育長、中植重治 PTA会長、西田彦次 応援する会長、加堂裕規 学校協議会会長、和辻保 東中学校長、畑鉄也 西中学校長、淺井隆志 吉川中学校長をお迎えし、多くの保護者の皆さまの臨席のもと、第62回卒業証書授与式を行うことができました。
    今年の卒業生は56名で、各クラスの代表者である生徒諸君(1組福西美乃さん、2組中井智晶さん)に卒業証書を授与しました。
    私からは、これからの社会は、驚くべきスピードで変化しています。特にグローバル化と情報化の急速な進展が社会に大きな変革を生んでいます。そのために必要な2つの力をつけて欲しいことを伝えました。
    1つには、「何が問題かを自分の頭で考え、気づくことのできる力」。さらには、試行錯誤を重ねながらも、「自分の手で問題を解決する力」です。
    2つには、周りの人間とのつながり、社会に参加し、社会をより良い方向に変えていく力である「社会性」です。
    皆さんは、この能勢高校での三年間で、大きく成長し、着実にこのような力を付けてきました。どうか自信をもってください。そして、能勢高校の卒業生としての誇りを持って、大きく前に踏み出してください。
    卒業生の皆さんの前途が洋々たるものとなり、幸多かれと祈念し、私のはなむけの言葉とさせていただきました。

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    卒業生たちの文化祭での作品

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    卒業生入場

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    来賓席

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    卒業証書授与

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    卒業証書授与される徒たちの様子

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    卒業生に送る言葉

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    卒業の言葉

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    卒業生退場

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    卒業生退場

                                       

        

     

     

  • 第2回ドローン飛行会の実施

    2016年2月16日(火) | 校長室だより

    2月15日(月)体育館において、第2回目となるドローン(マルチコプター)飛行会を実施しました。
    冬の寒さが戻ってきた夕方の時間帯での活動となりましたが、能勢町マルチコプター倶楽部の方々の熱い指導のおかげで、あっという間に1時間半が過ぎました。
    この日、参加した約10名の生徒たちは、2回目ということで、かなり手慣れた様子で、ドローンを操作していました。生徒たちの上達の速さには本当に驚かされます。
    本校では、現在、ドローン同好会設立に向けて、校内の調整を行っているところで、今回の飛行会は、ドローン同好会の活動につなげていく上でも大きな意義があります。
    また、3月2日(水)には、株式会社アミューズワンセルフの冨井隆春さんを招き、1・2年生を対象とした講演会を開催します。
    また、その後、第3回目となるドローン(マルチコプター)飛行会と、ドローン同好会にドローン数台を寄贈していただく、贈呈式を予定しています。

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  • 第1回ドローン飛行会の実施

    2016年1月16日(土) | 校長室だより

    1月14日(木)体育館において、ドローン(マルチコプター)飛行会を実施しました。
    能勢町では、野外活動センター跡地などを利用し、ドローンによる産業誘致の動きがあり、能勢町マルチコプター倶楽部が結成されました。
    今回、能勢町マルチコプター倶楽部の方々から、本校生たちに、ドローンの操作を教えていただけることになり、体育館でのドローン飛行の実現につながりました。
    この日は、体育館でのクラブ活動が終わる夕方5時頃からはじめ、ドローンを飛ばしてみたい生徒約10名が参加しました。
    ほとんどの生徒が初めてドローンの飛行体験となりましたが、いわゆるゲーム世代の子どもたちのためか、簡単に操作方法をマスターしていました。
    今後、本校では、このような機会を増やすとともに、ドローン同好会の立ち上げ、さらには、授業での導入などを通じ、町の活性化と学校としての特色づくりにつなげていきたいと考えています。
    能勢町マルチコプター倶楽部の皆さん、これからもご指導よろしくお願いします。

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  • 平成28年度能勢町成人式に列席

    2016年1月12日(火) | 校長室だより

    平成28年1月11日(月・祝) 能勢町淨るりシアターで開催された平成28年度能勢町成人式に列席させていただきました。
    私がこの成人式に臨席するのは、8回目となりますが、毎回感心するのは、新成人たちの式に臨む態度です。
    新成人たちは、ニュース等でよく報道されているように、式中に騒いだり、大きな声を出したりすることが全くなく、暖かく清楚な雰囲気を醸した式典が挙行されています。
    このことは、能勢町がこれまで培ってきた伝統・文化、教育の賜物であると言えます。
    また、能勢町に在住する中橋敏彦さんらによる和太鼓のオープニングのパフォーマンス、鹿角座による人形浄瑠璃能勢三番叟が新成人たちへの大きな祝福とエールに花を添えてくれました。
    今回、成人を迎えるのは、本校では60期生たちです。当時の担任であった、鹿嶋英滋先生、萬浪温子先生(現千里青雲高校)、入道哲大先生も列席してくれました。
    彼らの今後の活躍を大いに期待したいと思います。

    オープニング和太鼓のパフォーマンス

    オープニング和太鼓のパフォーマンス

    山口禎町長の祝辞

    山口禎町長の祝辞

    新成人への花束贈呈

    新成人への花束贈呈

    人形浄瑠璃能勢三番叟

    人形浄瑠璃能勢三番叟

  • 1月8日(金) 3学期始業式

    2016年1月8日(金) | 校長室だより

    能勢の冬にしては、比較的暖かく穏やかな朝を迎えた、1月8日(金)、体育館において、平成27年度3学期始業式を行いました。
    私からは、この一年が、生徒の皆さんにとっても能勢高校にとっても良い年になるよう、次の2点について話をさせていただきました。
    1つは、選挙権年齢の引き下げについてです。
    昨年6月に、公職選挙法が改正され、選挙権年齢が満20 歳以上から,満18 歳以上に引き下げられ、1年後となる、今年6月19日から施行されることになっています。
    今のところ、7月に参議院選挙が行われる公算が高いと言われており、ここにいる3年生の生徒は全員が、2年生の生徒では、7月の選挙の日までに18歳になる人は、選挙に臨むことになります。
    能勢高校においても、皆さんに対して、政治的教養を育むための教育を実施していきますので、「自覚」と「責任」を兼ね備えた立派な有権者となってもらえるようお願いします。

    2つ目は、これから迎える3学期の大切さについてです。
    3学期の努力や頑張りが、この1年の良い結果につながることが多いと思います。
    特に、3年生は、能勢高校に来るのは、あと30日もありません。絶対に、能勢高校での3年間が良かったと思える3学期にしてください。
    また、2年生は、高校生活で最大のイベントであるマレーシアへの修学旅行があります。しっかりと準備をして、楽しく思い出深い体験にしてください。
    そして、1年生は、中学生から高校生に完全に脱皮する時期です。これから、自分の考えや判断により行動する機会がどんどん増えてきます。自分の在り方や生き方について考えを固め、自分をもっと磨いていって欲しいと思います。

    最後に、生活指導部長の山本先生から、ホワイトボードを利用しての話があり、特に3学年の中で最も遅刻数の多い1年生に対する注意がありました。

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