農場このごろ

農場このごろ

  • 天空にそびえる

    2014年7月28日(月) | 農場このごろ

    「昆虫利用」の授業では、色々な蜜源植物の栽培を行っています。
    ミツバチによる、クリ(果樹利用)の集蜜が終わったこの時期に、蜜源と花粉源の補助的なものとして活用できるように、ロシアヒマワリを栽培しています。
    天空に突き刺さるように成長したヒマワリは、高さ2.5メートルにもなり、大きな花を付け大量の花粉を提供してくれそうな顔をしています。
    今後、畑の一面にヒマワリが咲きそろい、黄色と緑色の綺麗な景色が広がります。ミツバチにとって、花粉は、花蜜と同様、重要な栄養源になるので、ミツバチの夏バテ防止にも少しは効果があると期待しています。
    専攻生たちは、猛暑が続く日々に、ミツバチがいつでも水が飲めるようにと、巣箱近くに水の入った容器を置き、猛暑に負けるなと応援しています。
    8月の中旬にはヒマワリも終わり、ソバの播種を行います。

    開花一番のヒマワリ

    開花一番のヒマワリ

    畑一面にヒマワリ

    畑一面にヒマワリ

     

  • 花壇の装飾

    2014年7月8日(火) | 農場このごろ

    「花作り」専攻生たちの、栽培実習で育ててきたマリーゴールドなどが、花盛りになったので、植え付けを行いました。
    ビオトープ池の下、ビニールハウスの前、管理棟の石垣、クリ林の入り口などに分かれて、それぞれにデザインを考え、華やかな農場を演出しました。それぞれの季節に合った、花壇を今後も演出していきたいと思っているところです。

    石垣に植え付ける様子

    石垣に植え付ける様子

    アジサイとのコラボレーション

    アジサイとのコラボレーション

  • 歌垣小学生とともに紫黒米(古代米)の田植えを行いました。

    2014年6月23日(月) | 農場このごろ

    6月16日(月)、今年も「こめ学」の専攻生が紫黒米(古代米)の田植えを行いました。
    子どもたちは、天候に恵まれたこの日、機械による田植えと昔ながらの手作業での田植えの両方を学びました。
    機械による田植えでは、一人ずつ田植え機に乗り、すでに植え付けた苗との間隔の取り方や方向転換のタイミングにより枕地の付け方が変わる事などを学びました。
    何より、機械に慣れるのが一番の学習と専攻生も真剣に取り組んでいました。また、手作業による田植えでは、地域の歌垣小学校の5年生(9名)も一緒に作業を行い、30㎝間隔に印を付けたロープを使用して、きれいに苗を植え付ける事が出来ました。
    今後、秋に良い紫黒米が取れるよう、除草や水管理をしっかりと行い、また天候に恵まれることを期待します。

    機械による植え付け作業

    機械による植え付け作業

    一緒に作業を行う小学生と高校生

    一緒に作業を行う小学生と高校生

  • 春の百花蜜

    2014年6月17日(火) | 農場このごろ

    クリの花が咲き始めました。
    能勢高校の「昆虫利用」で管理しているミツバチがクリの蜜を貯め始める前に、春から貯めていたナバナやレンゲの蜜を百花蜜として、採蜜しました。
    専攻生たちは、蜜蓋を切るために温められた蜜刀に手間取りながらも上手に切る事に専念し、できるだけ蜂蜜の無駄がでない様に取り組んでいました。
    その後、2枚掛けの分離器に入れ、新しい巣枠の時は遠心力で壊れない様にやさしく丁寧に搾りました。
    専攻生たちは、分離器から出てきた蜂蜜に感動し、今後の活動の力になりました。
    蜂蜜の糖度も80%以上あり美味しく仕上がりました。

    満開を迎えたクリの花

    満開を迎えたクリの花

     

    難しい蜜蓋切り

    難しい蜜蓋切り

     

    今年の初搾り蜂蜜

    今年の初搾り蜂蜜

  • ニホンキジの自然卵が孵化

    2014年5月21日(水) | 農場このごろ

    能勢高校の農場で飼育管理しているニホンキジは、五月の大型連休前後から産卵を始めました。
    そんな中、5月2日の午前中に,「農作業を行っていて、ニホンキジの巣を見つけたのだが、親鳥が巣を見放したようなので、助けて欲しい。」との連絡が入りました。
    巣には、11個の卵があり、5月3日に孵卵器(フランキ)へ入卵しました。
    途中1個はダメになったものの、残りの卵は5月15日頃から孵化をはじめ、5月16日に10羽のかわいい姿を見せてくれました。
    ニホンキジの孵化日数はおよそ24日なので、4月22日頃に抱卵を始めたと予想され、11個の卵がある事を考えると、里山に生息するニホンキジは4月10日頃から産卵が開始されていると推測されます。
    今後は、農場のニホンキジの卵が孵化し、かわいい姿を見せてくれると思われます。

    暖かい孵卵器にいるキジのヒナ

    暖かい孵卵器にいるキジのヒナ

     

  • 待っていました!レンゲ満開

    2014年5月12日(月) | 農場このごろ

    5月に入って、「こめ学」の圃場でレンゲが満開になりました。
    「昆虫利用」の授業で管理しているミツバチ達も、一斉に訪花を始め、慌ただしく集蜜に励んでいます。
    今年度の「こめ学」の授業計画では、少し遅めの田植えになる様子で、ミツバチ達も、毎年のレンゲより長い期間、訪花できそうです。
    「こめ学」の専攻生は、レンゲの根にある、窒素固定効果をもつ根粒菌に期待しつつ、今後、始まる「紫黒米」の栽培実習に向けての準備はすでに万端になっています。

    紫色の綺麗なレンゲの絨毯

    紫色の綺麗なレンゲの絨毯

    ミツバチ達もレンゲにご満悦

    ミツバチ達もレンゲにご満悦

  • 巨大ヒラタケ

    2014年5月3日(土) | 農場このごろ

    農場の交流広場にあるオブジェに、巨大なヒラタケが発生しました。
    キノコの仲間たちは、気温の寒暖差や雨の刺激などを敏感に感じている様子で、良く発生しています。
    新学期が始動し、少し目を離した隙にヒラタケがどんどん成長し、「こっちを忘れないで」と言わんばかりに、主張しています。

    新聞紙が小さく見えるほどの大きさです

    新聞紙が小さく見えるほどの大きさです

  • モモの摘花作業

    2014年5月3日(土) | 農場このごろ

    天候にも恵まれ、モモの花が満開になったので、摘花作業を行いました。
    摘花作業は、多くの花を付けたモモの木(収穫する実の20~30倍)が、余計な栄養分を使用しないように、上向きに咲いている花や将来不必要になる花を、一輪づつ丁寧に摘み取る作業です。
    専攻生たちは、脚立にも、徐々に慣れ黙々と実習を行っていました。
    ミツバチが集蜜に来ると、専攻生たちも慣れたもので、ミツバチの観察も行いながら、大きくなるモモに想いを馳せていました。

    晴天の中でのモモの摘花作業

    晴天の中でのモモの摘花作業

  • わっぱる 里山の春 オープンフェスタ(農業クラブ)

    2014年4月28日(月) | 農場このごろ

     4月26日(土)、本校農業クラブの生徒4名が、「豊中青少年自然の家 わっぱる」で開催された「里山の春 オープンフェスタ」に参加し、本校農場で飼育するヒツジやウサギとの触れ合いコーナを設けました。
     ヒツジやウサギを見ると、近づいてきて積極的に触ったりエサをあげたりする子どももいれば、自分と同じくらいの背丈のヒツジに、おっかなびっくり触ってみる子どももいました。
     クラブ員の生徒たちは、子どもたちが危なくないようにサポートしたり、参加された方々から寄せられる質問にもよく対応していました。子どもたちも普段はなかなか体験できないヒツジやウサギとのふれあいを存分に楽しんでいるようでした。 20140426FFJ_1

     

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  • 積算温度500℃をめざして

    2014年4月16日(水) | 農場このごろ

    今年は、4月10日前後に、農場のサクラが満開になりました。
    農場には、ホタルの発生する小川があり、毎年、幻想的な光景が見られています。
    このホタルの見られる時期と積算温度(500℃)が関係しているというので、積算温度が500℃になる頃に、農場にホタルが乱舞するかを、今後、確認したいと思っています。
    計算方法は、サクラの花が満開になった後の、雨天日を起点にして、平均気温から8℃を引いた温度を、毎日、積算していき500℃になる頃と言われています。
    ただ、4月16日現在で、未だ農場には雨が降っていません。

    満開のソメイヨシノ 

    満開のソメイヨシノ 

    満開のオオシマザクラ

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