進路状況

進路指導計画

キャリア教育

入学から卒業までを見通した計画的な「キャリア教育」を実施しています。
具体的には、外部講師による進路ガイダンスを中心として、様々な分野の外部人材を活用した講演会を数多く実施しています。
さらに進路指導部と担任団による進路説明会・進路HR・進路適性検査のデータを活用した個人面談を実施し、生徒一人一人が早期に自らの「進路目標」を設定するためのサポート体制を充実させています。
このことが「高い率での希望進路実現」と、「極めて少数の卒業時進路未定者」という結果につながっています。
さらにH23年度より新たな取り組みとしまして、「キャリア教育年間指導計画表」と「個別のキャリア学習ファイル」のしくみを整え、H24年度より活用できる体制を整えました。

 

進路指導年間計画表

キャリア教育・進学指導・就職指導すべての進路指導にかかわる分野にわたって全般的に行っている取り組みを、各学年における4月から3月までの1年間を、指導項目毎に一覧表にまとめています。
この表を活用して、各学年の進路指導の様々な取り組みが、計画的に行われます。

 

2年生 追手門学院大学の見学  進路発見フェスタへの参加

平成25年7月12日(金) 2年生が追手門学院大学を見学し、進路発見フェスタに参加しました。
午前中に追手門学院大学を訪問しました。学内を見学し、大学からの説明を受けました。
今年3月本校を卒業して同大学に進んだ伊藤大君が説明会場に駆けつけてくれました。
その後、学生食堂で昼食を体験しました。
午後は難波のボディメーカーコロシアム(旧大阪府立体育会館)へ移動して、進路発見フェスタに参加しました。約2時間、大学や専門学校、職業体験など、多くのブースを回って説明を聞きました。
2年生各自が、本格的に自分の進路を考えるための良い機会となりました。

駆けつけてくれた卒業生の伊藤大君(追手門学院大学)

駆けつけてくれた卒業生の伊藤大君(追手門学院大学)

進路発見フェスタ(府立体育館)

進路発見フェスタ(府立体育館)

 

キャリア教育支援コーディネーターの配置

平成23年度より、大阪府教育委員会の「実践的キャリア教育・職業教育支援事業」の一環として、本校にキャリア教育支援コーディネーターが配置され、キャリア教育のいっそうの充実を図っています。
平成25年度は、4月から松本徹夫さんを迎え、キャリア教育全般のサポートを行っていただいています。

ビジネスマナーについて伝える松本コーディネーター

ビジネスマナーについて伝える松本コーディネーター

 

進学指導

 4月に進学希望生徒の保護者を対象とした進路説明会を行い、進路指導の取り組みと卒業生の進路状況、奨学金を含めた進学に関する経済的な知識について説明をしています。

 また放課後と長期休業中の希望者講習および1年生対象の夏休み宿泊勉強会では、小規模校のメリットを最大限に生かして、一人ひとりに対するきめ細かい学習指導を実現させています。
また模擬試験を校内で実施し、その結果データを活用して、担任団および進路指導部で生徒一人ずつについて詳しく検討する会議を行い、個別の進学面談を実施しています。

平成25年度 1年生(62期生) 宿泊勉強会

7月22日(月)23日(火)の一泊二日の日程で、能勢町「ハイジの家」にて、夏期宿泊勉強会を実施しました。
この勉強会は夏休みの初めに集中的に学習を行い、これまでの授業や講習で学んだことを、夏休みの学習につなげてその効果を高めるとともに、今後の学習習慣の定着をはかり進学に向けた勉強の意欲を高めることを目的としています。
2日間で国数英3教科の合計14時間におよぶ講習を受けることになり、予習と復習を含めると、かなりの勉強量になりましたが、全ての予定を終えて解散する時に、参加した一年生たちは、「頑張ってやり切った後の開放感があります。」と感想を述べていました。

平成25年度 勉強合宿

平成25年度 勉強合宿

平成24年度 1年生(61期生) 宿泊勉強会

平成24年7月23日と24日の1泊2日 能勢温泉にて1年次生の宿泊勉強会を実施しました。
20名が参加し、2日間で国語、英語、数学の3科目について合計14時間の講習に取り組みました。
事前に課題や予習が出され、講習ではこれまでの復習から発展的な問題まで系統立てて行われました。
復習や小テストの場面では、「覚えた!」「全部あってた!」などの声が聞かれ、生徒たちは学習の成果を感じていました。
2日目は、さすがに少し疲れた様子も見られましたが、全員が意欲的に取り組むことができ、今後の講習や授業、家庭学習の取り組みに繋がる有意義な時間となりました。

 

学習風景

全員が真剣です

学習風景

【生徒の感想】
・自分が思っていたより、はるかに勉強できた。とてもわかりやすく理解が深まった。
・1日に10時間くらい勉強するのは初めてで疲れたが、充実していた。自分もこれくらいは勉強できることに気づけた。
・よくわからない問題を必死に解いたことでよく理解できた。
・1日授業を受けて、こんなにも集中できるものだなと思った。
・解き方とがわかって解けるようになり嬉しかった。これからも本を読んだり、問題をいっぱい解いていこうと思う。
・わからないところを詳しく教えていただき随分と理解することができた。
・思っていた以上に勉強したのでしんどかったけど、この勉強会でわからないところがたくさんわかったので参加してとてもよかったと思った。
・わからないことはそのままにせず、しっかり聞いて問題を何度も解くようにしたいと思った。

就職指導

就職希望者を対象とした講習会を行っています。
また、3年次には職業適性テストを実施するとともに、全10回の就職説明会を行っています。
さらに6月と9月には就職模擬面接練習会を実施し、夏休みには「応募前職場見学」に参加し、9月にスタートする就職選考試験に向けての準備をしています。
また、H23年度より新たな取り組みとして、就職希望生徒を中心に、能勢町及び近隣の事業所での「インターンシップ」に参加しています。
一人ひとりの就職希望内容をきめ細かく面談で聞き取り、個別の指導を重ねることで卒業時点での高い就職内定率を実現しています。

平成25年度 インターンシップ 

 近隣の5つの事業所の協力を得て、生徒たちに社会人職業人としての基礎的基本的資質を身につけさせるため、インターンシップを実施しました。
 本校では、H23年度から本格的なインターンシップを導入し、本年度は7月から9月にかけて実施しました。
 対象は、2・3年次生で、卒業後学校紹介で就職を希望する者と希望する進路により参加を希望する者です。

 お忙しい中、生徒たちを受け入れていただきました、各事業所の方々に感謝申し上げます。

【受け入れ事業所と内容】
・能勢町B&G海洋センター (男子1名・女子1名)
・のせ保育所 (女子1名)
・協立温泉病院 (女子1名)
・箕面神経サナトリウム(女子1名)
・谷尾(男子1名)