1年GS基礎講座『イラクミッション報告』《国境なき医師団 佐藤真司さん》
10月24日(木)5,6限、1年GS基礎講座として、国境なき医師団の看護師、佐藤真司さんをお迎えして講演いただきました。佐藤さんは2017年に国境なき医師団(MSF)に参加し、2018年5月~6月にパレスチナのガザへ、その後イラクのモスルに派遣され活動されました。佐藤さんがガザとモスルより帰国した際には能勢町のカフェで講演会が行われ、SG・GS受講生徒が聴講に行っています。
国境なき医師団は1971年にフランスで作られた非政府組織で、世界各地で医療・人道援助活動を行っています。活動資金のほとんどを民間からの寄付でまかなっていて、そうすることで中立の立場を守ることが出来ているそうです。講演では佐藤さんがなぜMSFに参加しようと思ったか、ガザやモスルでの医療活動について生々しい現状をお話いただきました。日本のニュースからは知り得なかった悲惨な状況がそこにはありました。日本にいる私達が出来ることは何か、考えさせられる時間となりました。