SGHトピックス

2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座35,36

12月16日(土)1~4限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第35回、36回2年SG重点分野講座を行いました。今回は大阪教育大学准教授の乾陽子先生をお迎えして、来年2月のSGH発表会に向けて3つのプレゼンテーション「震災復興から考えるふるさと創生」、「エビ養殖とマングローブ林破壊」、「オイルパームプランテーションと熱帯雨林の伐採」について、アドバイスをいただきました。前半は、先日行われたSGSの期末考査の結果を踏まえ、SGHの研究テーマである「自然破壊と経済発展」について、再確認とまとめをお話がありました。「まず、根本的に人間の活動が自然破壊につながっており、生産活動と消費によって今の人間の富が生まれている。今それぞれの班に分かれ各研究テーマは異なるが、それらを自分の消費活動と結びつけて考えることが必要である」と、説明がありました。後半は話の内容を踏まえそれぞれの班で個別にアドバイスを受けながら、プレゼンテーションの内容を見直しました。そのあと、国内組の発表を聞き、疑問点や改善点を出し合いました。また、気仙沼のカキ養殖場と上流の森の関係性をうたう「森は海の恋人」の観点を、いかに能勢地域の自然環境保全の課題に繋ぐかを考えてみました。グローバルな課題解決をローカルな課題解決に活かす方向性が見えてきました。