SGHトピックス

3年SG基礎知識特別集中講座(現代社会)

9月20日(月)1~2限、3年生「現代社会」において、SG基礎知識特別集中講座を行いました。今回は、9月4日に立命館大学公共政策大学院 教授 久保田崇さんより講義して頂いたことを受け、その振り返りと受講内容をさらに深めるということを「現代社会」の授業の中で2回に分けて行いました。 
振り返りでは、久保田先生の講義の中でどのような話がされたのかの復習をグループごとで行い、久保田先生からのお話のポイントを再確認しました。その振り返りを受けて、被災地の実態や意見や価値観の対立をどう回避するかを考えました。
授業の前半では、東日本大震災の後、日本や陸前高田と世界はどのような結びつきができたのかということ、そして、久保田先生の講義の感想から被災地の実態や現状を考えることの重要性を学習しました。後半では、能勢町で大規模な災害が発生したと仮定し、自分自身が町長だった場合、災害の影響を受けて壊滅した施設を「保存するか、解体するか」をどう判断するかのロールプレイとグループワークを行いました。各グループともどう判断するかについて、活発な議論が行われました。先日の久保田先生の講義の中でも触れられていた、「さまざまな立場の人に配慮」しながら決断しなければならないということの難しさを体感する貴重な経験となりました。
当日は、文部科学省の学校訪問がありSGH講座の授業見学が行われ、SGHとしての普段の学習成果を見ていただく機会となりました。