SGHトピックス

1年スーパーグローバル(SG)重点分野講座1 (モンゴル博物館訪問)

9月16日(土)、1年SG重点分野講座として、兵庫県豊岡市但東町にある「日本・モンゴル民族博物館」を訪問し、モンゴルの歴史や文化を学習しました。
1年SG重点分野講座生徒19名と文化祭1年モンゴル企画担当5名はバスで博物館に11時過ぎに到着し、昼食を挟んで館内を見学、文化祭や来年の課題研究に活かすための展示物の調査、情報収集を行いました。モンゴルの移動式住居ゲルのコーナーでは、初めて全員がゲルの中に入ったり、また、民族衣装の試着コーナーでは、説明書きを見ながら色鮮やかな民族衣装を身に着けたりで、モンゴルの衣食住を体験しながら情報を集めました。
午後は、大阪大学言語研究科モンゴル人研究生のラマーさんによる講演「野生動物の保護活動について」が行われ、豊岡市のコウノトリの保護とモンゴルの絶滅危惧動物の保護について、課題や解決方法など、多様な角度からお話しされました。
続いて、豊岡市文化振興課の水谷東洋さんによる、モンゴル文字ワークショップが行われました。「日本、モンゴル、能勢・・・」など、次々とモンゴル文字を教えていただき、墨を擦って毛筆で何度も練習し、最後は短冊にモンゴル文字を鮮やかに書き上げました。
10月1日の文化祭では、モンゴルについての展示と、羊毛フェルトで羊のマスコット製作ワークショップを展開し、モンゴルジェンダーセンターへのチャリティを行います。来年度1年SG重点分野講座生徒が、本格的にモンゴルについての課題研究を行い、モンゴル訪問を予定しています。売上金は、来年8月にモンゴルジェンダーセンターを調査訪問し、直接手渡します。
今回の博物館訪問は、文化祭展示に向けて実物に触れる事前調査となり、来年度のモンゴル課題研究に向けての良い事前学習となりました。