2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座7
6月6日(火)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第7回2年SG重点分野講座を実施しました。今回はフェアトレード雑貨「エスペーロ能勢」オーナーの斎藤和子さん、テリーさんご夫妻をお迎えし、『フェアトレードってなに?』、『エスペーロ能勢の軌跡』をテーマに講演を行いました。斎藤さんご夫妻はインドネシア在住経験を活かし箕面市で5年間フェアトレードショップを営み、2017年1月能勢町地黄に店舗移転し、築100年以上の古民家を改装したフェアトレードショップ&カフェ「エスペーロ能勢」をオープンしました。
和子さんからフェアトレードとは何かについて、特にコーヒーのフェアトレードの仕組みについての説明がありました。実際にフェアトレード商品に触れ、フェアトレードの意味を実感しました。また、6月17日に「エスペーロ能勢」で開かれるバングラデシュ支援の国際NGO「シャプラニール」の講演会に2年SG重点分野講座生が参加するため、事前学習として「シャプラニール=市民による国際協力の会」の活動やバングラデシュの基礎知識について学びました。
最後にテリーさんから、荒廃していた築100年以上の古民家を店舗として再生させるまでの様子についてのお話がありました。古民家の活用が能勢町への移住促進の一つの方法であり、能勢地域の活性化のためには重要なポイントであることを学びました。
地元にフェアトレードショップができたことによって、能勢で世界の貧困問題解決や児童労働削減に貢献できることを知り、今後の課題研究に活かす良い機会となりました。