SGHトピックス

2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座5

5月16日(火)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第5回2年SG重点分野講座を行いました。今回は、大阪市立大学の祖田亮次先生をお迎えし、第2回に引き続きマレーシア ボルネオにおける熱帯雨林とパームオイルプランテーションについて講演およびワークショップを行いました。
前半は、前回の講演の内容の復習と、11月に海外実態調査を行うボルネオ島のサラワク州やサバ州のアブラヤシプランテーションについて学習しました。最初にマレーシアが辿ってきた植民地の歴史を学び、次にインターネットの地図を使って各自でプランテーションやエビの養殖場を探しました。広大なプランテーションの面積を調べて能勢町と比較し、プランテーションに併設されている搾油工場や労働者用宿舎を確認しました。そして、グループごとにアブラヤシプランテーションの問題点についてまとめ、発表しました。動植物の減少、生態系の乱れ、過酷な労働環境、水質・土壌汚染等、多方面から問題を捉えた様々な意見が出ました。
後半は、さらにマレーシアのアブラヤシプランテーションやパーム油についての知識を深めるために、インターネットを使った新聞記事の検索方法と日本やマレーシアについての統計情報を得る手順の説明があり、実際に各自で検索してみました。今後、プレゼンテーションを作成するにあたり、正確なデータをもとに独自性をもつ論理を形成することの重要性を学ぶ貴重な時間となりました。