SGHトピックス

2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座2

4月25日(火)1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第2回2年SG重点分野講座を行い、受講生13名と留学生1名が授業を受けました。今回は、本年度の課題研究テーマ『マレーシア 経済発展と自然破壊』のご指導をいただく大阪市立大学大学院文学研究科地理学教室  祖田亮次教授をお迎えし、マレーシア ボルネオにおける熱帯雨林とパームオイルプランテーションに関する講演およびワークショップを行いました。
1限目は、前回学んだマレーシアの人口・宗教・地理・歴史について復習し、11月に海外実態調査を行うボルネオ島サラワク州について、さらに詳しく学習しました。サラワクにはマレー系をはじめとした40以上の民族が存在しイスラム教からアニミズムに至るまで様々な宗教が混在していること、世界最大の花ラフレシアやテングザル、ゴクラクチョウなどの写真を見てボルネオの熱帯雨林の生物多様性について学びました。
2限目は、マレーシアのプランテーションについて講義とワークショップを行いました。プランテーションで栽培されているアブラヤシの実から搾油されるパームオイルが洗剤やスナック菓子、化粧品などに利用されその生産量は年々増加していること、また、そのために広大な熱帯雨林が次々と伐採されアブラヤシが植えられている現状を学びました。その事実を踏まえ、パームオイルプランテーションの問題点について、グループディスカッションを行いました。