SGH最終発表
2月4日(土) 地元能勢町淨るりシアターホールにて、「平成28年度SGH研究発表会」を開催しました。
本校は平成27年度にSGHに指定され、「国際協力の現場で判断力と実践力を培うグローバル人材育成」をテーマに掲げ、研究開発に取り組んでいます。2年目の今年度は2年生の11名のスーパーグローバルスタディ(SGS)受講生徒たちが「モンゴルの貧困とストリートチルドレン」をテーマに課題研究を進めてきました。
また、今年度の発表では、課題研究発表に加え、SGS受講生の一人であり、コスタリカに1年間留学した生徒の帰国報告や、ビジネスプランコンテストエントリー作品の発表がありました。
研究発表後に、運営指導委員の伊井直比呂氏(大阪府立大学)、片寄俊秀氏(みつや交流亭)、平田篤州氏(産経新聞厚生文化事業団)、岡本真澄氏(大阪府教育センター)、松下信之氏(大阪府教育センター)から、生徒たちの英語でのプレゼンテーションや、グローバルな視点から地域の課題を解決していく研究テーマの設定について、指導講評をいただきました。
さらに、来賓としてお越しいただきました、西田彦次氏(能勢高校を応援する会会長)からも発表に対する賛同の言葉をいただき、最後に、上島一彦大阪府議会議員より、本校やSGHの取組への期待や応援の言葉をいただきました。
本校は、来年度はSGH3年目を迎えます。この2年間の実績と積み上げた経験もとに、さらに内容を深めたSGH課題研究になるよう取組んでいきますので、ご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
◆当日のプログラムとその内容を報告します。
☆学校長挨拶・一年間の活動説明
☆発表① コスタリカ留学体験報告
“Costa Rica ~Pura Vida~”「コスタリカと私の留学生活」2年 大城 桜子
1年間の留学生活で大好きになった国、コスタリカ。そんなコスタリカという国の紹介と留学生活で目にしたもの、学んだことを報告した。
☆発表② 課題研究プレゼンテーション 2年次生(英語発表)
“Beekeeping in Shaamar”「モンゴル・シャーマルでの養蜂について」2年SG重点分野講座生11名
2016年8月6日~8月13日に海外実態調査として訪れたモンゴル国シャーマル郡の養蜂産業の調査結果や現地での体験の報告。さらに、モンゴルにおける養蜂産業の大きな可能性について分析した結果を報告した。
☆発表③ ビジネスプランコンテストエントリー作品 1年次生(日本語発表)
「ポケット冷蔵庫からグローバルがみえる」1年 稲原 龍一
第4回高校ビジネスプラングランプリに応募した作品「ポケット冷蔵庫」の再考版。新たに、イスラム教徒のハラールや世界の飢餓などのグローバルな視点を交えたプランとして発表した。
課題研究プレゼンテーション 2年次生(日本語発表)
☆発表④ グループA:「モンゴルのストリートチルドレン~その原因と取組~」
2年 向井 瑞稀、 辻 美咲、小林 航大
モンゴルのストリートチルドレンの発生原因と対策を分析し、モンゴルにおける貧困対策について考察した。貧困対策に取り組むNGOなどを訪れ現地で見聞したことを報告し、さらに、この貧困を克服するために何が必要であるかを提案した。
☆発表⑤ グループB: 「ふるさと創生~シャーマルプラン~」
2年 三谷 祐生、 中田 有咲、 堂下 桃香、池田 佳菜子
モンゴルのシャーマルにおいて、貧困対策や地域活性化のために養蜂が大きな可能性を秘めているということを報告。そこで養蜂をさらに大きな産業に育てるための3つのアイデアを提案した。
☆発表⑥ グループC:「ふるさと創生~能勢プラン~」
2年 小倉 孟、 合田 真由、 小谷 真由、 新谷 すみれ
SGHの講座やモンゴル海外実態調査で学んだことをもとに、能勢町の活性化のために何ができるかを考えた。能勢町の抱える問題点を明らかにし、「観光」と「起業」をキーワードに能勢町活性化の方策を提案した。
☆生徒感想
☆運営指導委員・課題研究指導者指導講評
☆閉会
◆SGHの取組み展示公開(会場ロビー)
◆司会(1年 服部 亮太君、 東 愛梨さん、内田 千秋教頭)