SGHトピックス

2年SG基礎知識特別集中講座「世界史A」

12月22日(金) 2年「世界史A」の授業にて、勢町で農家体験民宿「みちくさ」を経営されている三上順子さんをお招きし、「インドネシア・世界の宗教」というタイトルで2年SG基礎知識特別集中講座を行いました。
世界史的観点から宗教の役割や歴史などについて授業を行い、三上さんにはバックパッカーとしての経験から感じたインドネシアの文化的特徴や宗教観のお話をしていただきました。クリスマスの由来に始まり、世界三大宗教とされるキリスト教・イスラム教・仏教の違い、世界における宗教分布、それぞれの宗教の戒律やタブーについての実例などをもとに異文化理解を深めました。インドネシアについては世界最大のイスラム教の国家であるとともに仏教やヒンドゥー教の文化を持つことも学びました。
また、三上さんから、妙心寺の僧侶の講和を実例として、宗教の究極の目的が共通のものであることや宗教を極めた人々は普遍的な見地を得ることなどについても分かりやすい解説がありました。
マレーシアへの修学旅行を翌月に控える生徒たちにとって、改めて宗教や信仰について考える良い機会となりました。