1年SG基礎知識特別集中講座「コミュニケーション英語Ⅰ」
12月22日(金) 1年「コミュニケーション英語Ⅰ」の授業にて、元青年海外協力隊員の小早川勝平さんを講師に招き、1年SG基礎知識特別集中講座を行いました。小早川さんは、能勢町で育ち、バックパッカー、青年海外協力隊員としてのフィジーでの活動、南アフリカでの地雷撤去の機械操作やメンテナンス指導の仕事など、世界で活躍しました。2015年に能勢町にUターンし、現在、栗林の管理をしながら町の活性化に取組んでいます。
今回の講座は、小早川さんの海外体験から得た「サバイバルイングリッシュ」の極意と、限られた英語力での自己表現をテーマに進めました。小早川さんが10月に訪問したフランスの栗の里コロプリエール村と能勢町が、共通の特産品「栗」を通してどのような交流ができるか、どのようにして町の活性化ができるかのワークショップを行いました。「栗」という共通の話題から、言葉の壁を越えてコミュニケーションが容易になるというお話しがありました。次に、海外で、病気になって薬を買いたいとき、道に迷ってしまったとき、路上で強盗にあったときなどの場面を設定し、英語でどのように表現するかを考える「サバイバルイングリッシュ」ワークショップを行いました。
これらのワークショップを通して、限られた英語力でもコミュニケーションをとろうという強い気持ちがあれば意思を伝えることができるという体験ができました。グローバルな地域交流と地域活性化、英語でのコミュニケーションには、ともに勇気と大胆な発想力が大切であることを学んだ講座となりました。