SGHトピックス

2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座45

12月7日(水) 1~2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」において、第45回2年SG重点分野講座を行いました。フェアトレード雑貨「エスペーロ」オーナーの斎藤和子さん、輝久さんご夫妻による『はちみつフェアトレード&コミュニティトレード』というテーマでの講演です。斎藤さんご夫妻はインドネシア在住経験を活かし2010年箕面市でフェアトレード雑貨店を開店、2015年12月に能勢町での出店のために閉店。まもなく能勢町地黄にて築100年以上の古民家を改装したフェアトレードショップ&カフェ「エスペーロ能勢」をオープンします。
授業では、グループごとに現在取り組んでいるプレゼンテーションの概要を斎藤さんご夫妻に説明しました。それを踏まえ、斎藤さんから店舗で取扱うフェアトレード商品の紹介がありました。タイのストリートチルドレンが作った手工芸品、かわいいデザインのネパールやエチオピアのハチミツ、蜜蝋を使ったキャンドルやクレヨンなど、どれもシャーマルや能勢のふるさと創生を考える際に参考になる商品ばかりです。
次に、フェアトレードとコミュニティトレードの概念を説明がありました。コミュニティトレードでは、山口県 楠クリーン村の自給自足生活やそこで栽培される無農薬のほうじ茶、インドネシアの工業デザイナー シンギーさんが手がけた特産品の竹を使った自転車やスピーカーなど、環境に配慮し且つ斬新な商品があります。
過疎、耕作放棄地などの課題を抱える能勢に新たな可能性を見出し、移住して国際協力をするというご夫婦の前向きな姿勢は、現在取組んでいる課題研究への大きな励みとなり、高校生として出来ることから実行する大切さを学びました。