SGHトピックス

2年スーパーグローバル(SG)重点分野講座2

4月20日(水)1、2限「スーパーグローバルスタディー(SGS)」にて、第2回2年SG重点分野講座を行いました。この講座では、大阪大学言語文化研究科 言語社会専攻准教授の今岡良子先生のご指導のもと、課題研究を進めていきます。2年SG重点分野講座生徒11名が授業を受けています。
今岡先生の授業では、モンゴル語でのあいさつから始まり、『モンゴルの自然の普遍性、日本の自然の特殊性』と題する内容で講義とワークショップが展開されました。
世界の気候区分で日本とモンゴルとの気候の違いや、遊牧と気温・降水量の関係などについて学びました。ウランバートルと能勢町の1年間の降水量と気温について、クライモグラフを作成して視覚化し、比較しました。世界地図で家畜を飼う地域を色分けすることによって、家畜は世界的に見て主流であり日本は家畜の恵みに頼らないマイノリティーの文化であることを学びました。また、人類の誕生から乾燥地帯で四大文明が興り、大麦などの穀類を栽培しながら家畜の恵みを受けて発展してきた歴史を学習しました。
この授業では、自然条件によって文明や文化が如何に異なるのか、また人類がどのように発展してきたのかを学ぶことが出来ました。最後はモンゴル語のお別れの挨拶で締めくくりました。