校長室だより
山口禎 能勢町長に本校職員研修会で講演していただきました。
2013年7月5日(金) | 校長室だより
平成25年7月5日(金) 山口禎能勢町長にお越しいただき、本校職員研修会で、「能勢町の活性化と能勢町の魅力化」というテーマで講演をしていただきました。
ご存知のように山口町長は、第12代の本校校長であり、中高一貫教育の導入、総合学科への改編といった大改革を実行された方です。
本校では、すでに多くの教職員が入れ替わっており、当時の小中高一貫を始めた経緯についての話は新鮮であり、能勢町では、当時から今と同じような教育の課題があったこともわかりました。
町長として人口減少と少子高齢化を最大の課題とされ、これらを克服改善するために町を活性化させたいという熱い思いを持ち町長に就任されました。
能勢町の活性化には、人形浄るりなど豊かな観光資源を活かしていくこと、野外活動センターの跡地利用や新名神などの高速道路の開通にともなう企業誘致、グリーンツーリズムや農業をやりたい若者支援などによる農業振興、土地制度の改定によるI・Uターンの推進などを具体的にあげられていました。
能勢高校の魅力化については、これまで同様学力向上に力を注いで欲しいこと、起業家精神や農業で自立する若者を育んで欲しいとのことでした。
最後に、今後統合される小中学校とのあらたな連携をふまえ、次のステージに向かっての学校改革へのエールを送っていただきました。
約1時間半の講演会でしたが、大変有意義なものとなりました。山口町長には、これからも能勢高校に対する支援を引き続きお願いしますとともに、能勢高校と能勢町とが連携し、能勢町の活性化にむけて前進していきたいと思います。