大阪府金融・金銭教育協議会で本校石田淳二教諭が研究成果を発表しました。

平成２４年２月３日（金）、日本銀行大阪支店の大会議室で開催された、平成２３年度大阪府金融・金銭教育協議会で、社会科・商業科担当の石田淳二教諭が２年間の研究成果について発表しました。

本校は、総合学科として商業科、農業科、家庭科などの授業を充実させ、経済やビジネス・流通さらには消費者教育など幅広い取組みを行っており、平成２２年度・２３年度に、大阪府金融広報委員会から金融教育研究校の指定を受けることになりました。

この２年間、生徒たちが金融及び金銭の様々な働きを理解し、卒業後に社会を担う人材として健全な活動を行うことができる能力を育成することをめざし、多くの取組みを実践してきました。

例えば、一般では見学する機会の少ない日本銀行大阪支店の見学会や大阪ガス科学館の見学会、「ビジネス基礎」や「一般社会」での生徒発表会（プレゼン）、「産業社会と人間」や「総合的な学習の時間」では、金融アドバイザーを外部講師に招いての講演会を計４回実施しました。

さらに、「税に関する作文」に応募した生徒が「豊能税務署長賞」を受賞するなど、着実に成果を積み重ねてきました。この４月からは金融教育研究校の指定は外れますが、金銭や金融に係る教育をいっそう充実させ、全校的な取組みとして進めていきたいと考えています。（校長）