SGHトピックス

3年SG基礎知識特別集中講座(現代社会)

9月4日(月)1~2限、3年生の選択授業「現代社会」において、SG基礎知識特別集中講座を行いました。今回は、立命館大学公共政策大学院 教授 久保田崇さんをお招きし、『内閣府から東日本大震災後の陸前高田市副市長へ ~復興の取り組みをグローバルな視点から捉えて~ 』というテーマで講演して頂きました。
講演は大学時代の地球温暖化防止京都会議(COP3)参観、内閣府勤務、ケンブリッジ大学留学、陸前高田市副市長など、国の政策作りからグローバル経験、そして、東日本大震災復興に至るまで、多岐に渡る充実した内容でした。
久保田先生の高校時代のお話から始まり、内閣府に就職されるまでの経緯や内閣府でのお仕事、東日本大震災を受けてどう行動されたのか、また陸前高田市副市長としてどのような仕事をされていたのかなど、具体的な内容でした。そして、震災発生前と発生後の陸前高田市の写真や現状についても、様々なエピソードを交えて紹介して頂き、改めて震災の悲惨さや影響の大きさを考える機会となりました。
復興に向けてシンガポールやフィリピンと連携するなど、グローバルなかかわりも大きく、震災においてもまさしくグローバルな視点で捉えることの重要性を学びました。
最後に、「グローバルな視点」とは、英語を話すことができるということではなく、様々な立場の人のことを配慮できることであることを伝えていただきました。